ゲームの想い出ノート

ゲームはクリアしたらほぼ手放してしまいますが、ゲームの想い出が薄れていくのは寂しいものがあります。このブログはゲームの想い出が風化する前に形に残したいと考え、綴ったものです。評価やプレイ日記というより、あくまで想い出なので記述内容に偏りや、想い出補正があります(特に昔プレイした作品)。ゲーム攻略の参考にはなりません。注釈無くネタバレもありますので、ご注意下さい。

JUDGE EYES: 死神の遺言 その2(PS4・2018)

要点をギュッとしたレビュー的なものはnoteにて。

JUDGE EYES: 死神の遺言

以下、いつもの想い出語りです。

 

・キリキリやっていきましょう!

ジャッジアイズ想い出語りのその2です。

想い出というより、シナリオほぼなぞるだけで精一杯で草状態に陥ってて、

別にネタバレサイトをやってるつもりでない身としては、非常に悩ましいところなのですが、

かなりメインシナリオがしっかりしていて、削るところがなく面白いのです。

脚本書いた方は演出も担当されているようですが、とても素晴らしい仕事をしていると思います。

なんと言っても、

八神をテレビドラマでいかにもキムタクが演じてそうなキャラにしっかり描けているし、

他のたくさんのサブキャラ達をそれぞれ活かしたり、章ごとに物語としての見せ場を作りつつ、しっかり進行させていてすごい。

続編もこの人がメインシナリオの脚本担ってるみたいなので、発売すぐとはいかないかもしれませんが、出たらそのうち買おうかなと考えています。

綾部が続投するなら尚良いんですけどね!マッハで買いますけど。予約だってする。

けどまあ、俳優さんのキャラ続投はキムタクと中尾さんしかなさそうですし、新しい俳優さん達が新キャラで居るし、もう綾部の出番はなさそうかな…。

 

・Chapter6:フィクサー

さて。

前回ラストで黒岩らが、八神に任意同行を求めてきましたが、

八神はお断りしました。

「今だから任意同行で済んでるんだぞ!令状取ってきたらもうお前終わりだぞ!」と黒岩が食い下がりますが、

八神は知らんぷり。

黒岩達は去っていきました。

 

改めて八神は、生野に話を聞きたいと申し出ますが、

木戸センター長が生野に電話して「生野は何も知らないみたいだから、もう帰ってくれ」と言い、直接話もさせてくれません。 

もちろん、八神は無断で生野に話を聞きに行くことにします。

 

この段階では星野が後ろをついてきてくれるのですが、

前話で、スーツ八神と新谷が、真顔ダッシュで病棟を破壊していく姿が、超シュールで面白かったため、

今回も全力ダッシュで、病院のロビーを破壊して回らなくては気が済みません。

しかし、八神はいつものちょいワルファッションなのでシュールさに欠け、

星野も新谷先生程のインパクトは無し。つまらん。

 

生野の居る研究室へ向かうと、

そこには厚生労働省事務次官・一ノ瀬がいました。

結局、生野も「何も心当たりがない」の一点張り。

すぐ木戸センター長がやってきて、

「勝手にこういうことをされると困る。厚労省大臣である風見大臣の名で、弁護士会にクレームを入れる」と八神に文句を言います。

恐らく、

政府も絡んだ巨大な陰謀が渦巻いている、という演出なのでしょうし、最終的にこの人たち全部なんらかの悪事を働いているんでしょうが、

もしそうでないとしたら、八神は早く逮捕された方が良いレベルの非常識人です。

 

さて。先端創薬センターを無収穫で追い出された八神ですが、

全くの無収穫ではありませんでした。

厚生労働省・風見大臣の名前が出た。

 

共礼会は、資金面のバックに大手ゼネコンの梶平グループがついているのですが、

共礼会が関西から関東に進出してきた理由が、裏についてる梶平グループの意向だから、とかいう話題の時に、

梶平グループと風見大臣に繋がりがあるというような話をつい最近耳にしていた八神は、

風見大臣には何かあると踏み、

梶平グループと風見大臣のつながりを調べてみようと考えます。

 

梶平グループと言えば杉浦だぜ!と杉浦になんか知らないかと聞いてみると、

彼は、

梶平グループと風見大臣の間で、

厚生労働省が管轄している創薬センターを潰すから、その土地を再開発に使って良いよ』という密約が出来ていたという噂を話してくれます。

その密約を元に、梶平は再開発に向けて、創薬センター周りの土地を買ったり、資金を集めたりと動いていたのですが、

創薬センターの木戸と生野が画期的な新薬『アドデック9』を開発したため、

話が変わった。

風見大臣は一転、創薬センターを持ち上げだし、厚く庇護。

梶平との約束を反古にした。

梶平…共礼会と、風見大臣の間にはそれにより何らかの軋轢があるはず。

というものです。

 

そんな話をしていたら、

真冬検事が共礼会ヤクザに拉致られそうになりました。

怒りの八神は、

逃げていった共礼会ヤクザ達が、本丸園という共礼会のもう一つのアジトに逃げ込んだことを知り、

海藤、杉浦と共に乗り込みます。

 

ここは、拳銃持ちヤクザまで出てくる連続バトルの果てに、

ボスとして塩屋が控えているという、

ちょっと楽しいダンジョンになってました。

キャバレーなので、

デカいソファーやらなんやら、武器になるアイテムもたくさん落ちており、戦ってて結構楽しかったです。

 

塩屋をボコすと、

梶平会長が姿を現します。

どうやら、梶平の命令で、八神を誘い出すために共礼会ヤクザは、まず真冬を狙ったらしい。

 

・Chapter7:蝶の舞う夜

梶平会長は、

もう共礼会は八神を狙わない」と言い出します。

「その代わり、八神に依頼がある」と。

 

梶平会長は、簡単に、

自分が創薬センター周辺を土地開発する件について、風見大臣に贈賄して、話をつけたこと。

周辺の土地も買い占め、後は創薬センターに潰れて貰えばOKというところで、アドデック9の論文が完成し、

風見大臣は、一転、創薬センター存続ということにして、梶平会長との密約を反古にしたことを説明します。

それは、以前も杉浦から聞いた通りです。

 

で、梶平会長の依頼ですが、

梶平会長は、創薬センターの副センター長・端木を自分の手駒に抱き込んでいたのですが、

その副所長は、「アドデック9はなんか怪しい。裏がありそう」と言って調べていたところ、神室町で殴り殺された。

ただの喧嘩で片付けられてしまったようですが、

もしそれが、アドデック9を守る側の人間が関わっていたとしたら…。

今からでも、創薬センターは閉鎖に追い込める。

なので、それを詳しく調べてみてほしい、と。

 

というわけで早速、

星野にその事件についての情報を調べてもらうと、

端木は殺された日の夜、レインコートの男と揉めており、

翌日、意識不明となり路地裏に倒れていた。

そして3週間後に死亡。

よって、相手こそ見付からなかったものの、ただの喧嘩で死んだということにされてしまったようです。

まあ、神室町だし、しょっちゅうそういう事件、起こってそう。

星野も、「やっぱりただの喧嘩じゃないんですか?本気で殺すつもりなら、その場でとどめ刺すんじゃ?」と口にしますが、 

海藤は「殺しのプロだからこそ、殺人だとバレないように、わざとその場では殺さず意識不明にしたんだろう」と、裏社会の人ならではの鋭い見解を述べます。

案外、頭が切れるんですよね。海藤さん。

 

さて。

端木の事件について調べているうち、

事件当夜、端木はレインコートの男と揉める前、生野とキャバクラで飲んでいたことが明らかになります。

生野は木戸の部下として、共にアドデック9の開発をしていた人ですから、なんか怪しい。

でも、生野にしろ木戸にしろ、殺しのプロと思われる実行犯…レインコートの男には到底結び付かないので、

もし彼らが殺人に関わっていたとしても、プロの殺し屋に命じた、とかでしょうね。

つまりそれがモグラってことでしょうか。

 

後は、源田事務所のさおりさんをホステスに仕立て上げ、木戸が最期に飲んでいたキャバクラに潜入してもらい、

事件当夜、木戸と生野の席についていた女の子から情報を入手してもらいます。

 

その女の子によると、

端木は、

木戸はアドデック9の利権をエサに、裏社会とも繋がりがあるということを生野に話したり、

挙げ句の果てには「アドデック9は薬の効果を捏造したでっち上げだろう!」と詰めよっていた事が明らかに。

恐らく全部真実だったか、それに近いものだったんでしょう。そら消されるわ…。

とにかく、木戸を調べたいところですが、

向こうは以前から八神に冷たかったですし、この間会った時も全く拒絶される状態だったので、相手にしてくれるわけありません。

 

うまく検察に動いてもらうことは出来ないか。

折しも、

新谷殺しの件で、泉田検事から疑われており、事情を聞くために呼び出されていた八神は、己の疑いを解くついでに、泉田検事にその話をしてみようと思います。 

泉田は大久保の事件での担当検事でした。よって八神とは浅からぬ因縁があります。

 

地検に呼び出された日の朝。

八神の事務所に綾部が現れます。

綾部はここ最近、

黒岩にずっと「ついてこい」と傍に置かれる形で監視されまくっており、

汚職業務に従事することもままならず、黒岩にへーこらしてる姿しか見せてくれませんでしたが、

あれは世を忍ぶ仮の姿であり、

なんか八神と会うのはこれが最後になる予感がすると嫌なフラグを立てつつ、

「もし八神がこのまま逮捕されちゃっても、捜査情報を綾部が流していたとかチクるなよ、絶対だぞ!」などと釘を刺し、去っていきます。

 

さて。地検へ出頭します。

その場は、非公式でしたが、泉田はじめ、ずらりと検事が並び、森田検事正まで列席していました。

まるで集団リンチのようだ」とは真冬検事談。

その場で、泉田は、八神こそ新谷殺しの犯人だと決めつけるかのように畳み掛けますが、

八神は冷静に、新谷殺しの時は自分は明らかにアリバイがあることを話し、

ついでに創薬センターのキナ臭さを、端木暴行死事件から順を追って説明しはじめます。

 

泉田検事は、八神に私怨こそあれ、

案外素直に「それは初耳だ」「では端木は、計画的に殺されたのか…」などと公正に耳を傾ける姿勢はあり、

完全に腐った検事ではなくて助かりました。

つまり、『アドデック9について嗅ぎ回る者は疎まれて、消される可能性がある』と泉田検事も認識できたところで、

新谷の事件です。

新谷は、創薬センターの生野に電話をかけ、それが最後の電話となりました。

だから、「検察も、自分なんか追ってないで、創薬センターについて詳しく調べてみてほしい」と八神は結びます。

 

そこへ、その場にいた森田検事正に電話がかかってきます。

森田検事正は電話を終えると、

「実は、新谷殺害事件の犯人は別に追っていて、今、逮捕状請求を行っていた。そしてそれは無事受理されたという電話だったのだ」と話します。

森田曰く、八神を疑っているように検察が振る舞っていたのは、真の容疑者にそれを感づかせたくなかったかららしい。

そういえば、わざわざ黒岩達が、創薬センターまでやってきて八神に任意同行かけたりしてましたね。わざわざ何してんだ、こいつら。ドラマ的にチャプター間の引きかな?とか思ってましたが。

 

泉田は「よく聞けよ八神。新谷を殺したのは神室署の綾部だ」とドヤ顔で伝達してくれます。

嘘つけ、あんなに可愛い綾部が殺人事件の犯人なわけあるか!

私は全く信じる気になれませんでした。

新谷の死体から出た弾が綾部の銃で撃たれていた事が根拠らしいですが、

そ、そんなもんなんかこう…どうとでもなるでしょう!

とにかく私はおいそれとは信じません!

くっそ!早く濡れ衣を晴らしに行かなくては!こんなところで遊んでいる暇はない。

 

・Chapter8:親子盃

地検のさっきのシーンから再開です。

すぐに綾部から電話がかかってきます。

「今から逮捕されます。私ははめられました。弁護を頼みたいです。頼れるのはあんたしかいない」と綾部に言われれば、そりゃもう一も二もなく引き受けるしかないでしょう。

早く救わねば!

八神も担当検事である泉田を煽りつつ、すぐ接見に向かうことにします。何だか燃えてきましたね!

 

と言っても、もう弁護士ではない八神が直接弁護をするわけではありません。弁護自体は源田事務所の星野が請け負ってもらうことにして、裏で動くという形です。

源田事務所に行き、星野を伴って綾部との接見へ。

 

新谷殺しの時、

綾部は何者かに襲撃され、気を失っていたんだそうです。気づいた時には、公園のベンチで寝かされていた、と。

その間に銃を奪われ、その銃で新谷は殺されたわけですが、

銃はちゃんと綾部の懐に戻してあったそうです。弾もちゃんと入れ直してあり、使った痕跡すらも消してあった。

 

ぶっちゃけ、誰が信じるんだよというような話ですが、弁護士は依頼人のことを最後まで信じ抜くのが鉄則です。

これは『逆転裁判』で学んだことですが。

ともかく、八神は『綾部は真犯人にはめられた』という前提で調査を始めることにします。

綾部は確かに刑事の風上にもおけない素行の悪さですが、根っからの悪人というわけではない。頭も切れるのに、わざわざ自分の銃で殺人なんかしない。というのが八神の根拠。

そうです。

綾部は、目こぼしてやっている裏カジノを「俺の店みたいなもん」とほざくような、汚職まみれ、捜査情報だだ漏らしのアウトロー刑事ですが、

神室町では殺人にさえ手を染めなきゃOKみたいなノリがあるので、綾部は神室町の物差しでは良い奴な部類なのです。私の物差しはだいぶ歪んでしまったようです。

 

では、真犯人とは誰か。

八神はやはりモグラの仕業だろうと考えており、モグラのことを一番知ってそうな羽村に話を聞きに行こうと思います。

しかし、羽村は絶賛雲隠れ中なので、松金組長に羽村の居場所を尋ねることにします。

とはいえ組長も危険なので雲隠れ中でした。

東に松金組長との会合をセッティングしてもらいます。

 

料亭に呼び出された八神と海藤はそこで久しぶりに松金組長と会います。

松金組長は、たくさんの若衆を部屋に入れ、

「もう羽村に関わるのはやめた方が良い。羽村モグラと太く繋がっており、バックには得体の知れない連中がいる」と、八神に警告します。

もちろん、そんな警告で止まる八神ではありません。

だから松金組長は、八神を守るため『しばらく動けない体になってもらう』ため、

東にドスを手渡して、立ち去るのでした。

えっ…ドス…。

下手すりゃしばらく動けないどころか死ぬんですが…。うまいこと死なない程度にやってくれるかな、東。

というわけで、東と若衆達VS八神&海藤の死闘が料亭の庭先で繰り広げられます。

案の定、東はドスでシャキンシャキン斬ってきて危ない…のですが、

後半、ドスを落としてからの方が、えげつない蹴り技を繰り出してきて超危険人物でした。

なんでドス持ちより空手の方が脅威なの…ヤクザキック怖い。

 

ともかく、なんとかボコすと、

松金組長は諦めて、

羽村の居場所は全然知らないながらも、モグラについて知っている限りを教えてくれます。

モグラとは羽村が抱えている凄腕の殺し屋。

松金組長にもその顔や素性はわからず、

羽村にとって殺しが必要な時は必ずモグラにやらせていたそうです。

そして、彼らの背後には得体の知れない巨悪が潜んでいるのだ、と。

八神は、「松金組長は殺しを容認するような人じゃなかったのに…」と、口にします。

松金組長は全盛期を過ぎ去って老境に差し掛かった身。

羽村に組の仕切りをすべて任せている以上、現在はただのお飾りに過ぎないため、止めようがない」と、小さくうなだれるのみでした。

 

やるせない気持ちを抱え、料亭を後にする二人。

羽村の居場所に関してはわからずじまいと思われましたが、

海藤は、

羽村が現在の松金組の実質トップであるなら、組長すらも知らない場所に雲隠れ中であっても、組員と連絡をとっているはず。そうでなくては、組のシノギが回らないのでは。と予測を立てます。

そんなわけで松金組に盗聴器を仕掛けたりして、羽村がチャンピオン街にある秘密の賭場で遊んでいることを突き止めたので、

そこへずかずかと乗り込みます。

 

これまでの鬱憤を晴らすべく羽村をボコった後は、彼にモグラ事件を命じていた黒幕は誰か尋ねます。

八神は創薬センター長の木戸と考えていたので、「木戸か?」と尋ねますが、

羽村は動揺しません。違うみたい。

考え直す八神。

生前、新谷も端木も最後に生野に接触しようとしていたことから、

「生野か?」と口にします。

羽村は明らかに表情を変え…

 

その時、羽村の手下が乱入し、

賭場を燃やすと手榴弾を投げ、羽村を連れて去っていってしまいました。

八神達はなんとかカウンターの影に入り込み、

難を逃れますが、

現場の惨状を目の当たりにして、

よく無事だったなあと肝を冷やすのでした。

モグラのことは諦めて、早く神室町出た方が良いと思います。

 

・Chapter9:夢の薬

羽村が、生野の名を出すと表情を変えた。

やはり生野はなんか怪しい。

ここでアドデック9についてよく知っておくべきと言うわけで、アドデック9の記事を書いていた記者の服部に話を聞きます。

 

服部によれば、

アドデック9の論文の内容に特に突っ込まれるような問題はなく、今は動物実験を繰り返している段階。

人体を対象にした臨床試験に移行して良いと思うのに、かなり慎重だという話が聞けました。

つまり、人体実験はまだらしい。

そして木戸と生野の名前が論文には並んでいるが、

実質、生野1人の論文なのだが、

それでは世間的に注目を集められないので、箔を付けるために、その道の権威である木戸の名前は付けてあることを教えてもらいました。

 

この話を、仲間達と情報を共有し、議論し、仮説を膨らませることにする八神。

彼らは、

『まだ行われていない人体実験』というキーワードと、

『目を抉るモグラの事件』

そして、モグラの影にちらつく『生野』あるいは創薬センター』

これらを組み合わせて、

モグラの事件は、

秘密裏に行われているアドデック9の人体実験であり、被害者はその人体実験の果てに犠牲になった人達なのでは?と仮説を立て始めます。

なにか未知の副作用が起きて、死んでしまったとか…?その副作用をなくす研究のために、結果的に共礼会のヤクザを殺していったんじゃ?などと仮説を膨らませていく八神達。

かなり陰謀論めいてますが…。

ていうかなんで認知症の薬の実験にヤクザを使って、挙げ句、血祭りに…?

一番天然な海藤から、まさにそこを突っ込まれますが、

『最終的には、人体に無害か確認するために病気でもない人を対象に実験は行う』はずだと食い下がる星野。

でも、最終的にはだし、アルツハイマーの患者さん相手の臨床試験はまだなんでしょ?と議論する彼ら。

そういえば、大久保の最初の事件の被害者は、創薬センターにアルツハイマーで入院しており、犯人はわからずじまいで結局、なんで殺されたのか不明のままでした。

…もし、この被害者が、臨床試験の果てに死んだなり、未知の副作用が起きてしまい、それがバレるのが不都合だったため隠蔽されたのだとしたら?

結構的外れではなさそうです。

 

そんな感じで仮説を膨らませた結果、

まず、アドデック9の理論を完成させた生野は、木戸を筆頭執筆者に祭り上げ、すべての手柄も譲りました。

そして、木戸はドヤ顔で論文を披露。もちろん、一躍時の人となりました。

しかし、実はアドデック9には致命的な欠陥があり、生野がこっそり行った3年前の実験で、人も死んでいるような状況だと後で知らされる。

でももう後には引けない。こんな感じで生野は木戸を仲間に引き込んだ。

アドデック9のお陰で、創薬センターは厚生労働省大臣からも庇護されているため、

木戸は、大金を動かすこともでき、また、ヤクザとも繋がりがあるため、

それを使って、生野は羽村&モグラを雇った。

羽村達は、共礼会ヤクザを実験台にして、結果、殺害した。

それが、神室町モグラ事件だと。

 

筋は通ってますし、たぶん概ねそれで確定なんでしょうが、

でも、杉浦は「それはいくらなんでも八神に都合が良すぎる仮説であり、ほいほいそう思い込むのは危険」だと警鐘を鳴らします。

なぜなら、3年前の事件は大久保の事件であり、

八神の『大久保は無実であってほしい』という願望が入ってしまいがちで、真実を見る目が濁ってしまう可能性があるから。

だからまず、3年前の事件をしっかり洗い直さなくてはいけない、と。

その為に大久保に会うべきだと杉浦は勧めますが、

八神は、

「3年前の事件のわずか1ヶ月後に起きた恋人の絵美殺しで捕まった時にも、大久保は自分に弁護を依頼し、無実を訴えていたが、正直全く信じられず、吐きそうになりながら弁護してたため、大久保には恨まれているだろう」と気が重い態度を示します。

依頼人を信じてやれよ!ナルホドくんなら信じていただろうに…。

 

とにかくまあ、星野にセッティングしてもらって、大久保に会いに行きます。

創薬センターの事件はもちろん、絵美の事件も殺ってないのに、誰も信じてくれなかった」と涙ながらに訴える大久保。

創薬センターの事件はともかく、絵美の事件は検察に大久保が犯人だと示す証拠が揃っており、

八神ですらも、大久保が犯人では?だから創薬センターも本当は殺ってたのかも…と考えてしまっていたので、

まさに大久保は誰も信じてくれない状態でした。

ともかく、創薬センターの事件は、

生野が苦し紛れに大久保のトラックに死体を隠したのを、

パニックになった大久保が、わざわざ山中に死体を埋めてしまったがために、

警察は生野を疑う機会を持つことなく、大久保に疑惑を向ける羽目になったのだと大久保に伝え、

大久保の態度からして、やはりそれが真実だったのだろうと八神も考え、その場を去ろうとします。

でも大久保としては、それで話は終わってほしくない。

彼にとって大切なのは、絵美殺しも無実なのだということ。

しかし、八神は「あの時やれるだけのことはやった。今さら新しい証拠とかも出てこないだろうし」と、その件についてはお茶を濁すと立ち去ります。

星野は「あの世で絵美に会わす顔がない」と悲痛な叫びをあげる大久保を見つめていました。

 

立ち去った後で、

「今夜は飲みたい気分だ」とBARテンダーに寄ることにする八神。

テンダーの前で黒岩が現れ、

「綾部の弁護するんだって?殺人犯を無罪にされると迷惑なんですけど」とか言って、絡んできます。

ただのウザ絡みでしょうか?出番が少なすぎるので出番を作っただけ?

すると、すぐ刀を持った男・ステッキ男が襲撃をかけてきて、バトルへ。

えっ?ステッキ?仕込み杖ということですか?どうみてもただの刀なんですけど…。

これを羽村がけしかけた手下とみる八神。

 

かなり神室町は危険ですが、

この緊迫した状況下、八神達にとって割と安全な場所はどこか…?

それは共礼会のアジト。

なんといっても、八神は梶平会長から創薬センターを調べるよう頼まれているのですから。

というわけで、KJアートへ行ってみると、

先に来ていた海藤が村瀬から肩を揉まれていました。別に肩揉んでもらわんで良いだろ…。

 

作戦会議を行い、

創薬センターの生野と直接ぶつかってみることにします。

生野は毎朝、病棟の患者を巡視するという情報を入手した八神…ていうか、3年前もやってましたが。

夜、病棟に出入り出来る搬入口に侵入し、そこで夜を明かし、翌朝、生野と接触しようと試みます。

一緒に侵入していた杉浦と、暇潰しトークタイム。

 

杉浦とのトークタイム。

3年前の創薬センターの事件で、八神に弁護された大久保は一旦無実となった。

では、真犯人は誰か。

もちろん警察はその後、探したはずだが、

ほどなく大久保が絵美殺しを行ったとなり、

一転、創薬センターも結局大久保が殺ったんだろという流れになり、

結局、事件はろくに調べられることはなくなった。

つまり、『己に捜査の手が及ばぬように』という動機で、絵美殺しを企む理由が生野には存在したのではないか?と杉浦が指摘します。

「確かに」と得心した八神は、ますます生野との対決に力を入れることにするのでした。

 

翌朝。

病棟で生野を待ち伏せした八神達。

もちろん守衛を呼ばれたり、騒動を起こしますが、なんとか空いてる病室に生野を連れ込み、一対一で話をします。

 

八神は推測で生野を追求します。

3年前の創薬センターの殺人は、

アドデック9のために生野が秘密裏に行った実験のせいで死んでしまった被害者を、

大久保のトラックに苦し紛れに積んだところ、

大久保が勝手に死体を埋めてしまい、結果、大久保に殺人の嫌疑がかかったという、全く偶然の幸運だったこと。

でも、八神の弁護で一転、大久保は無罪。

これで創薬センターの事件を警察が調べ始めたため、

再度自分に疑いの目を向けられることを恐れた生野は、

大久保に嫌疑がかかるように絵美を殺したのだろう、と。

もちろん、その確たる証拠を掴んだわけではないのですが、

生野の反応から、どうやらそうだったらしい。

八神は、そう確信すると、創薬センターを後にし、その足で大久保の元へ再訪。

「君は無実だ。今まで誰も殺していない。遅くなってすまなかった」と告げます。

 

・Chapter10:デコイ トラップ

源田事務所。

星野が一人で綾部との接見に行こうとしていました。

八神は源田事務所の星野達とはしばらく距離を置くことにしたそうです。

モグラに狙われて、巻き添えを食う恐れがあるから、とのこと。

なんとも今さらな気もしますが…。

とにかく、アドデック9絡みの事件の真相を追うことで、

綾部も大久保もまとめて無罪に出来る!

弁護士でなく、今や探偵である八神の役割はまさにそれなのです。

 

八神と海藤、杉浦で松金組を張り込み。

羽村に話を聞くためですが、

ドローンで中を探ってみたところ、当然、羽村は不在のようです。

でも東が居ました。

ちょうど出てきたので尾行することにします。

複数人の舎弟を連れ、歩いていく東の尾行はかなり困難を極め、

見つからないように高所に上がったところ、そのまま舎弟の前に派手に転落したりして、即見つかってゲームオーバーになったりしましたが、

尾行を続けて、舎弟が誰も居なくなったところで、コンタクトを取ると、

東は人目のつかないところへ八神を誘導。

東にも立場があり、誰も見てない所じゃないと話せなかったとのことで、話をしてくれます。

羽村が本腰入れて八神を探しているので気を付けろ」と警告する東に対し、

「こっちも羽村に用がある」と八神。

 

というわけで、

わざと松金組がケツモチをしている店に顔を出したりして、襲撃されるのを待ちます。

で、いざ襲撃されるわけですが、

人気のないところで、現れた羽村達。

その場にはまたヤキを入れられたらしい東と、なぜか組長まで連れてこられていました。

羽村は「何度も手を引くチャンスは与えたし、組長の顔も立てられるだけ立てた。でももう限界。こいつはやりすぎた」と言い、銃を取り出します。

それでも組長は、羽村を止めようと声をかけますが、

羽村は組長に銃口を向ける始末。

それにカッとなった海藤が、「組長に銃を向けるんじゃない!」と組長の前に出ます。

その様子がムカついたのか、羽村は海藤に発砲するのでした。さらば、海藤…。

 

八神は直後、乱入した杉浦に促され、その場を脱しますが、

海藤は羽村のアジトに連れていかれたようで乗り込むしかないと決意します。

松金組の盗聴を続けていた杉浦は、

『ソレイユ』という最近潰れたビルの名前が、彼らの口から頻繁に出ていたと言い、

そこを当たってみることにします。

 

果たしてソレイユには松金組組員が多数詰めていました。ステッキ男も。

何度も何度も得物を変え、立ち塞がってくるステッキ男をボコりながら突き進み、

遂に羽村とご対面です。

そこには死にかけの海藤も居ました。

が、一応、応急手当みたいなのはしてもらってるみたいです。

羽村とタイマンバトルへ。

特に脅威ではなく、セオリー通りにボコります。

本作で圧倒的にムズいというか、面倒なのは尾行ですね。

 

羽村をボコると、松金組長が銃を八神に差し出します。

羽村に銃を向けて、

モグラを庇って死ぬか、モグラの正体を明かすか迫る八神。

羽村は、「今、八神を始末しなければ、この場の全員が死ぬ」と松金組長に訴えます…どんだけ背後に蠢くものはヤバいんだろう…。

なかなか口を割りそうにない羽村

落ち着いてゆっくり口を割って貰うため、八神達は羽村を連れて、

本丸園へ移動します。

ついでに腹をくくった松金組長もついてきてくれました。

 

共礼会のもう1つのアジトである本丸園へ連れ込まれては、さすがの羽村も借りてきた猫のようにならざるをえません。

共礼会ナンバー2の塩屋に「ちょっとお邪魔しまーす」と挨拶します。

塩屋は「用事が終わったら羽村はこっちにください」と言うのでした。

 

長くなりましたので、

ここで一旦区切ります。

13章構成でしたので、次回で終わります。