ゲームの想い出ノート

ゲームはクリアしたらほぼ手放してしまいますが、ゲームの想い出が薄れていくのは寂しいものがあります。このブログはゲームの想い出が風化する前に形に残したいと考え、綴ったものです。評価やプレイ日記というより、あくまで想い出なので記述内容に偏りや、想い出補正があります(特に昔プレイした作品)。ゲーム攻略の参考にはなりません。注釈無くネタバレもありますので、ご注意下さい。

魔界戦記ディスガイア3 その2(PS3・2008)

・その2ですが、その前に少し。

おめでたいことに、ディスガイアシリーズ累計500万突破だそうで、

Switch、PS4などでディスガイアシリーズのセールが開催されているそうです。(2021年7/21開始)

なるほど…Switchで4returnでも買って、備えておけば、いつでもどこでもマオ様を愛で回すことが出来るぞ!主人公達の育成もそこそこにゴリゴリに鍛えなくてはならない強迫観念が押し寄せてくる予感に胸が震えます。

4はその強迫観念により、シナリオの覚え書きすらままならず、一気に駆け抜けた記憶しか残っていないので、これを機にまたやってみたいです。

だって、『マオが降りてこないとディスガイアが始まらないなあ…なに?ギグも居るじゃないか!これは大変だ!本編どころじゃない!』という感じで、4returnの想い出語りは終わらせていました。これはひどい…。

なんかいい話だったという記憶はさすがにありますが。ていうかゲームとしてもとっても面白かったんですが。

 

ちなみに5はPSNowでダウンロード可能であるため、ちょっとどんなだったか久しぶりに覗いてみたところ、

セーブアイコンは当たり前のようにマオと化し、拠点はマオを操作、当然のように例のあの歌が流れ、

ゴリゴリに鍛えた装備はマオに全部くれ。後の人は有り合わせのものを装備しといてください状態になっていたので、

あんまり5のこと覚えてなかったけど大体自分なりにやれるだけのことはやっていたんだな…と、一切ぶれない自分の断固たる意志を垣間見て一安心しました。

ちょっとは ぶれろよという気もしますが。

 

それにしても5は、

4までと比べたらゲームデザインが大人しい感じかな、とプレイしてた当時は思ってましたが、

6と比べたら非常に面白みがありましたし、

まだまだやりこむ余地もあったみたいで、

素晴らしいですね。

6のお陰で相対的に5の印象が、ものすごく好印象になりました。ディスガイア最新作はむしろこっちなのでは?ちょろっと触りながらなんだかワクワクしてきちゃいました。

 

なによりグラフィックが3D化しつつも2D的でとても綺麗。

6の後に見て、

どう見ても5の方がバトル演出グラフィック綺麗。どういうことだ…?と困惑。

いや技術的には6の方が上なのでしょうけど…すいません。素人なので難しいことはよくわかりません。さすがに退化したわけじゃないと思います。

個人の好み(2D的なグラフィックが好き)も関係するとは思いますが。

なぜこの路線で6はいけなかったのでしょうか…?

ぶっちゃけ6のバトルグラフィックは、

ディスガイアでそれはやめてくださいお願いします。なんでもしますから』と懇願したくなるレベルでした。

もちろん好きな方もいるんでしょうし、これは私の好みの問題でしょうね。

最新作…6の事はもう忘れよう。あれはDLCでお賽銭を払っただけです。

次にディスガイアシリーズがまたしたくなったとしたら4returnか5を触りまくることでしょう。

もし7が出たら?

もちろんマオが降りてくるなら、そりゃ買いますよね(震え声)。

 

・というわけでその2です。

ディスガイア3が如何に名作であるかを再認識しつつ、

6ではいまいち満たされなかった心を満タンにしたいだけの再プレイ。その想い出語り。

 

前回は第四話まででした。

 

・第五話 大戦争

冒頭。

マオにひたすら謝るアルマース。

ばぶー状態の時の記憶が定かではないマオは、

「お前は一体、我の体に何をしたのか?」と興味津々。

いいですか、

なんの因果か、いきなりここを読んでしまったみなさん!慌てないでください、決して変な意味ではありません。

宇宙人と結託して脳にマイクロチップを埋め込んだのか、それとも?などなど、自分が研究対象にされる妄想で勝手に興奮しだすマオ。自分が対象でもいける口らしいので仕方ないですね。

 

そこへじいや登場。

邪悪学園にかつてない異変が起こっているようです。

「長年恐れていた事だが、遂に、学園で七三分けが流行し始めたのか?」と考え込むマオ…別に流行っても良いのでは…と思ってましたが、これは不良のヘアースタイルなのです。

邪悪指数180万の頭脳は相変わらず健在なようで何よりです。

とにかく見に行ってみれば、と去ろうとするじいやに、

マオは、自分の体に勝手に人体実験してくれてたみたいだねと、

いつぞやマオの心の中で見かけた、じいやがマオの体に何か施していたシーンについて本人に直接、問いかけます。

「全てはぼっちゃまの為」と言い、去っていくじいや。

じいやは、

マオが自分を疑いだしたのは良い兆候。このまま、自分を殺せるレベルの優等生に育って欲しい、と胸中で呟くのでした。

別に信じてはいない、としつつも、恐らく唯一信じていたはずの、じいやへの不信感の芽生え。

それは、ちょこちょこと苛立ちや嫌悪感で表現されます。

マオの心はまたしても頑なに閉ざされようとしていました。

 

学園へ行ってみると、

学園の一号生生屠達が唐突に、不良化してしまい、

清掃活動が横行し、募金やボランティアがのさばっているようです

そしてその不良化した一号生達は、打倒魔王を目標に掲げているらしい。

それを聞き、

「魔王を倒すのは我なの!」とおかんむりのマオ様。

アルマースもその様子を見て、

やはりマオが自らの手で魔王を倒すことが、マオの心を開くことに繋がるのか?と思案します。

 

そのアルマースの思案の中に、

チャンプル先生がズカズカと登場。

食材とココロを通わせることが出来るチャンプル先生ならば可能です。気にしないでください。

マオの心はアクが強く、濁っているので、変化には注意が必要らしいですが、

とにかく、

ココロさえよこしまでなければ、ココロのおもむくままに行動してOKらしいので、マオの心を開くためには、とにかくマオと行動を共にするのが一番だろう、ということで、

前向きに行動することにします。

一号生達は死聴覚室で洗脳セミナーを受けてから不良になってしまったらしいので、

死聴覚室へ向かうことに。

 

道すがら、アタック兄弟と出会いますが、

絵に描いたような不良言動を行います…まさに洗脳です!

見事な洗脳ぶりに、頭を開いて洗脳のメカニズムを解明してやりたいと興奮するマオでしたが、

とにかくまずは洗脳を施した首謀者を見つけようということで、ボコり倒して先へ。

 

アルマースは、

サファイアに、魔王はマオと自分で倒すから、姫様は人間界に帰った方が良いと勧めますが、

サファイアは、

アルマースを勇者にすると約束したので、それまではずっと一緒だと、軽やかに告げます。

そんな嬉しい言葉を聞けるなんて、と浮かれるアルマースですが、

どうしてサファイアはそんなに親身になってくれるのか?と少し疑問にも思うのでした。

 

さて。死聴覚室では今まさに洗脳が行われていました。

それはただ超勇者オーラムの昔話を語り聞かせるというもの。

そんなので洗脳される悪魔達って一体…。

改造して元に戻してやろう、ついでに左腕に銃でも仕込んでやろうとするマオでしたが、

ラズベリルさんが、

「思い出すんだ!凶科書に載ってる歴史上の偉人たちにヒゲを描いたあの日々を!」などと熱い説教を行います。

優等生の所作もご存知とはさすがラズベリルさんだぜ!

 

しかし洗脳は解けない。

…なんでだよ、ただ昔話を聞いただけなのになんて強固な洗脳…。

洗脳を施している人物の方に着目すると、

彼は自らを「三号生。首狩り拳法のゴールドナックルだ」と名乗ります。

伝説の三号生だって?!と狼狽するラズベリルさん達。

三号生は謎のベールに包まれているらしいです。この学園、そんなのばっかり…。

三号生は優等生の中の優等生。

ゴールドナックルは明らかに雑魚くさいというかモブくさいのに、

倒したはずなのにピンピンしており、しぶといです。

 

そこへチャンプル先生が唐突に登場。

三号生の相手はお前達だけでは手に余るだろう、と勝手に仲間に加わってくれます。

すっかりチャンプル先生に心酔しているアルマースは、

さすが師匠と歓迎ムード。

マオは、別に助けとかいらないし!と、意地を張りますが、

「同じ意地なら食い意地を張れ」の一言で片付けられてしまいます。これは名言。頂きました。

 

ゴールドナックルを倒すと、

三号生はまだまだこんなもんじゃない的な捨て台詞を吐いて去ってしまいますが、

一号生の洗脳は解けていない。

一体どうすれば、洗脳は解けるのか?

チャンプル先生は、

一号生達のココロは言わば凍った状態であり、熱きココロがあれば解けるが、

いまだ熱していないお前達の生焼けのココロでは無理だろうと教えてくれます。

生焼けのココロ…?

なんだかよくわかりませんが、ラズベリルさんは早速熱くなってます。

マオは、別に一号生達の洗脳解くとかどうでも良いと知らんぷり。

とにかく三号生を叩きに行くことに決めますが、

肝心の三号生校舎は誰もその所在を知りません。

チャンプル先生や、じいやも知らないようです。

三号生の洗脳になんとか抵抗している二号生達ならあるいは知っているかも?ということで、

まずは二号生との接触を図ることにするマオ。

 

二号生校舎へ向かうと、

そこは三号生との戦争真っ只中。

そこにいた二号生のリーダー・ビッグスター様。ちなみに、この人は様までが名前なので、マオですらビッグスター様と様呼びします。律儀な子なので…。

彼はマオを一目見るなり、

「配下の一号生を丸ごと洗脳されておいて、放置している間抜けなリーダーだ。魔王の後継者ならもうちょっとちゃんとリーダーしなきゃ」などと嘲笑って去っていきます。

なんだかよくわからないですが、リーダーの度量抜群のビッグスター様は、

とてつもない大物感を醸し出していました。

 

マオは憤慨しますが、

他のみんなはビッグスター様のただならぬリーダーぶりを見て、

あれが噂のビッグスター様か!いやー噂通りの立派なリーダーだ。だから二号生は洗脳されずに三号生と渡り合えているのだ、と得心しています。

プレイヤーとマオだけ完全に置いてけぼり。

 

とにかくビッグスター様から三号生校舎の場所を聞くため、後を追うことにします。

そこで唐突に業を煮やしたサファイア姫が、

そろそろいい加減、マオの心を開かせようとなぜかチェーンソーを手に迫りますが、

マオは逃走します。当たり前だ。

 

なぜ、縁もゆかりもないアルマースを勇者にするためにそんなにサファイアが体を張ってくれるのか全くもって理解不能なアルマース。

ところがサファイアは、実は国にいた頃からアルマースのことを見知っていたことをさらっと明かします。母親の葬儀の時からアルマースのことは既知であったと。

アルマースが近衛兵であり、ヘタレなのに勇者になろうとするのをみんなから、からかわれていたことも知っていたと話します。

ただのモブに過ぎないような自分のことをサファイアが知っていた?知っているはずがない…。王妃の葬儀の時にも、サファイアの目に止まるような事をしたわけではない。

戸惑い、舞い上がるアルマース。

 

さて。二号生と三号生の戦争は熾烈を極めています。

強大かつ恐ろしい不良のふるまいをしてくる三号生は、ボランティアやら献血さわやかなあいさつなどを激しく迫ってきており、二号生達は常に劣勢です。

 

しかし二号生達は戦意を失いません。

それは自分達を信じ、鼓舞してくれる立派なリーダー・ビッグスター様がいるから。

ビッグスター様が部下であるみんなを信じる発言をするたびに、

マオは、子分に感情移入する必要はない、と頑なになるのでした。

 

なんやかんやでこのビッグスター様率いる二号生の加勢をしていくわけですが、

そんな最中、じいやから今回の事件の首謀者が『十紳士』であり、今いる場所も判明したと知らされます。

十紳士は、あまりにも伝説過ぎて、要するに嘘なのだと、生屠達の中で答えが出ていた存在です。

なんか知りませんが、実在してしまうならとうに魔界は滅びているレベルの存在なんだとか。

どういうことだよ。

 

ともあれ、

首謀者の居る場所がわかったならもう二号生に協力して、三号生の校舎の場所を聞くくだりは必要ない、と判断したマオは、

十紳士が出た場所へ向かうことにします。

そこは戦場と化している二号生校舎のとある場所でした。

極上のサルバトーレなる女性が、

「なぜあのお方はこんな回りくどい真似をさせるのか…一晩あれば私一人で二号生など壊滅出来るのに…」と、イラつきながらそこら辺にいた雑魚二号生をいたぶっているところでした。

彼女は、十紳士の一人だと自己紹介します。

女なのに十紳士なんだとかいうツッコミをすると、サルバトーレは桁違いの闘気を見せつけ、一行を圧倒します。

 

当然の如くサルバトーレに戦いを挑もうとするマオ。

そこへビッグスター様が加勢に現れます。

マオは、

部下である二号生達の為に、危険を顧みず先陣をきって戦おうとするビッグスター様の姿を見て、

なぜ子分どものために自らを犠牲にする必要があるのか疑問を口にすると、

ビッグスター様は、「彼らの信頼が自分に力を与えてくれるのだ」と解答します。

マオはそれを聞き、元気玉的なやつかと納得しますが、

アルマースが「ビッグスター様が言う力の源は勇者の力と同じようなもの。仲間同士で力を合わせて助け合うことこそ勇者の基本なのだ」と補足します。

 

サルバトーレはマオ達の攻撃を食らっても涼しい顔です。全く本気ではないらしい。

適当にあしらった後、マオを殺そうと攻撃を放ちますが、

じいやが身を呈して庇います。

己の為に血を流すこともいとわないじいやの献身的行動に動揺するマオ。

その様子を冷たく見ていたサルバトーレは、「老人の血で手が汚れた」などとのたまいます。

その一言が引き金となり、サルバトーレに対して激しく怒り狂うマオは、明らかにヤバそうな感じのオーラを出し始めます。

なんか今にもヤバい覚醒をしそうなマオの様子に不安を覚える一同。

「まだ早すぎる!」と慌てる瀕死のじいや。

チャンプル先生が止めました。

我にかえるマオ…しかしサルバトーレの危機は去っていませんので、結果まだピンチなのですが。

そこへ始業のベルが鳴り、サルバトーレは「あの方の命令とはいえ、不良の真似は窮屈だな」と言いつつ去っていきました。

 

ひとまずこの場の危機は去りましたが、

ラズベリルさんが、

三号生の脅威は変わらないし、ビッグスター様に今後も共闘をしないか、と持ちかけますが、

ビッグスター様は、

「マオが仲間というものを理解し、真のリーダーとなったとき、私は喜んでキミたちの戦場に駆けつけるだろう」と告げ、去っていくのでした。

 

アルマースの悪魔化が進み、『悪魔オタク』になりました。

 

・第六話 大逆転

一旦お部屋に帰ったマオは、

三号生の脅威に対応するには、手軽にパパッとレベルアップするしかないと考えていました。6の世界に行けば、放置してプレイヤーは飯食ったり風呂入ったり寝たりするだけでマオ様のレベル、えぐい桁に到達してましたが…マオ様のこの時の願望が6に届いてしまったのか。

ぐずぐずしていては三号生に魔王を倒されてしまう。

ズルやインチキは駄目だと嗜めるアルマースでしたが、

「お前も悪魔化が進み、もはや時間がないのでは?」と指摘されると、

途端にインチキしようと同意するアルマース。

しかし、インチキでパワーアップする方法なんてあるのか?

 

「ございますよ」と、先程の話の終盤、いかにも死にます的な演出をなされていたじいやが何事もなかったかのように登場。防弾チョッキを着ていたそうです。もはやなにも言うまい。

ココロの中に入り、潜在能力を引き出せばよいと言うじいや。

潜在能力は無意識のココロが制御しているため、その無意識を駆除すれば良いという理屈。

 

でも、

ココロを弄るのはいかがなものか?

じいやは、そもそもマオのココロを下手に弄るのは反対していたはずでは?と懸念を口にするアルマースに対して、

「状況がかわったということです。いまは、いいんじゃないでしょうか」とじいや。

マオの心は成長しているようだから、とじいやに聞かされ、

アルマースは、

自分達と共にいることで、少しずつでもマオの心の傷が癒え和らいでいるのなら、それは喜ばしいことだと感じていました。

 

早速、マオのココロの中の無意識を退治しにマオのココロの中へ。

道すがら、アルマースは気になっていたことをサファイアに尋ねます。

どうしてサファイアはアルマースを既知だったのか。

彼女は、直接アルマースと面識は無いが、

慰められた事があると明かします。

母である王妃の葬儀の最中でも、その後の自室でも涙を流さなかったサファイアに対し、

冷血で可愛げがない姫だとみんなは陰口を叩きました。

眠れずに城をうろついていたサファイアは、兵の控え室から、その噂を耳にします。

しかしそれに対して、

ココロの中をのぞいたわけでもないのに、本当に悲しんでいないかどうかなどわかるはずがない!姫様は姫様なりに悲しんでおられるのだと、一人反論していた者がいた…。

それ以来、サファイアはその者の声を忘れることはなかったのだとか。

アルマースとサファイアが、ほんのりとラブシーンを繰り広げているのを見て、ラズベリル達も「これが参考書に載っていたラブシーンだ!」と興奮しています。参考書にラブシーンが…?

 

さて、そこへマオのココロの中の無意識達が現れました。

自分達を倒せば確かに強くなる、と無意識達は言い、

「でも、あのときのことを忘れないで。怖いよ怖いよ…」となにかをひどく恐れている無意識達。

マオは、これを倒せば自分の意識にはない無意識が無となるだけで、自分には全く知ったことではない、とそれらを倒していきます。

無意識はマンガ本を落としていきました。

 

それは超勇者のマンガ。

拾うと、

魔王にゲーム機を踏み壊されて憤慨するマオが、シルエットの人物と出くわして会話をしている回想シーンが流れます。

シルエットの人物の顔を見るなり、回想シーンの幼いマオは、

その人物が超勇者オーラム本人であることに気付きます。

研究のため、超勇者のマンガやゲーム等はコンプリート済だったからです。

遂に父親の番か、と彼は思いますが、特に危機感を抱いている様子はありません。

魔王はどこにいるのか、と尋ねる超勇者に対し、マオは、

「我の夢は、お前のような立派な宿敵を迎え撃てる偉大なる魔王になることだ!」

とキラキラした夢を語ります。なんて無垢な魔王の息子さん…。

無邪気な魔王の息子さんは、超勇者にサインをせがみ、気前よくサインしてくれる超勇者。

マオは超勇者に魔王のいる場所を教えます。

今度の冒険が最後となるだろうという、超勇者。

超勇者の知る限り、マオの父親である魔王こそ最強の魔王であり、ゆえにこれが最後の冒険となるのだと。

マオは、父親が最強と言われ、その通りだと素直に同意。

超勇者がこれを最後に引退すると聞いて、マオは、

ちょうど親父をこらしめたかった所だし、弱点を教えると提案します。

その代わり、

何かを約束するようにと持ちかけるマオに対して、超勇者は「キミはもう私の友のひとりだ。友は決して裏切らない」とそれを約束します。

果たして幼少のマオは、超勇者と何を約束したのか。

このシーンの回想を見て、アルマースとチャンプル先生は、

マオの心に暗い影を落としていた元凶の正体を予感します。

 

その後、ココロの無意識をボコりまくった甲斐もあり、

わかりやすくマオが新しい技『ヴァサ・アエグルン』が使えるようになりました。

巨大悪魔がどこからともなく現れる大技です。

全くの余談ですが、5のヴァサ・アエグルンの演出、鼻血出そうな程、格好良かったです。

 

あと、

なんか不良を貫くラズベリルの事を、ひねくれつつも認めるような発言をしたことで、

これはマオの心に好影響を与えているのでは。もしかしてココロが開いているかも?!と、

ちょっぴり期待しつつ、一同はココロの大金庫前へ。

そこには超勇者オーラムがいました。

超勇者が何故マオのココロの中にいるのか?と不思議に思う一同。

「最強の魔王はどこにいる?」とうわ言のように繰り返す超勇者。

マオはイライラします。

そして、超勇者は「最強の魔王はお前だー!」と、なんかの怖い話のように突如、マオに接近してくるのです。

 

ラズベリルは呆れながら、

「マオはただの魔王の息子で、人望もなく、研究対象を見るとすぐに発情する変態であり、とてもじゃないが魔王の器ではない」と断言しますが、

6の魔王の尋常ではない小物ぶりを見れば、ラズベリルも魔王の器関連の認識を改めざるをえないでしょう。

うちのマオちゃんこそが最強の魔王だったんだ!と。

 

超勇者オーラムとバトル。

基本的にアイテム界などでそこそこ鍛えておいてシナリオ一気読み(途中で止まりたくない)方針なので、

特に本編バトルで苦戦する場面はないのですが、

オーラムが固有技使う時の顔が、

生気がない人形のような顔をしていて実にホラーテイストであることだけお伝えいたします。

 

戦闘後、

オーラムは戦意を失い、

「最強の魔王はもういない。魔王がいなければ…次の魔王は、強き魔王は…最強の魔王はどこにいる?」と呟くだけになります。

アルマースは、

魔王なら、マオのお父さんならいるじゃないか。ねぇ?」とマオに話を振りますが、

マオは一人深刻な顔をして、

やはり信じる者や、友や約束などは不要だと、超勇者の姿が我を戒める」と言い放ち、

心を固く閉ざしてしまいました。

 

さっきまでうまくいきかけていたのに…。

一体、マオと超勇者にはどんな関わりがあるのか?

マオとは長い付き合いであるラズベリルですら、そんな話は聞いたことがないと言います。

「超勇者とは、マオの心を傷つけるような奴なのか?さっき見かけた超勇者はなんだか変な奴で、とても不良のお手本となるような人物には見えなかったけど…」と、アルマースに尋ねるラズベリル。

アルマースとサファイアは、

超勇者は人間界でトップクラスの偉人であり、強くて優しくて賢くて、ユーモアのセンスもある完璧な人だと伝わっている、と語ります。

200年前に、最強の魔王を退治すると冒険に出て、それを最後に消息は不明ですが。

さっきの変なオーラムは、ココロの中だからあんな風に何か歪んでいたのだと考えるアルマースに対し、

マオの視点からは、ああ見えたのではないのかとラズベリル。

何故、マオの目にはあんな風に歪んで見えていたのか。

 

ココロの中から出てきたマオは、三号生校舎を攻めることにします。

じいやによって三号生校舎は既に発見済み。

というのも、三号生校舎は空を飛び、すぐそこの上空に出現したのです。

なんと、これにより三号生達は授業に出ながら戦えるようになったそうです。なんのこっちゃ。

「三号生校舎内には、洗脳された一号生達がいるのを忘れるな」と釘を刺すチャンプル先生。

ああ…居ましたねそんなの。

すっかり一号生というものの存在を忘れていたプレイヤーとサファイアディスガイア3は考えること一杯です。

マオは「忘れてかまわん、あんな連中!潜在能力を引き出した我にはもう子分ですら必要ない!」と自信満々で出かけます。

 

三号生校舎は、一件普通の校舎ですが、ラズベリルさんの目には誤魔化されず、

これは不良向けに急遽改造したもので、本来彼らは超優等生だったのだ…と察します。

優等生向けの校舎とは、さぞいろいろ…禍々しそうですね。

そんな折、洗脳されたアタック兄弟が折り目正しく登場。

元オヤビン達も洗脳されて、楽に生きないか?と誘ってくる彼らに、

「悪巧みをやめた貴様らに、悪魔として明日を生きる資格はない!!」と優等生らしくお説教するマオ。

 

アタック兄弟を適当にボコると、

アルマースやサファイアは彼らの洗脳を解こうと、アタック兄弟にトークを仕掛けます。

マオにも一号生のリーダーとして何か説得をするように促しますが、

マオは知らんぷり。

アタック兄弟達は洗脳が解けないまま逃げ去ってしまいました。

アルマースは、マオの頑なで独りよがりな態度に改めて失望します。

やはり悪魔とは解り合うことは出来ないのか。

 

さて、全く余談ですが、この後のバトルエリアにしれっと出てくるサヨナラパネル

うっかり踏んでターンエンドすると次のターン開始時、そのキャラは問答無用でサヨナラ…爆発します。怖い。

マップには火薬樽も置いてあり、敵がためらいなく自爆して、樽に誘爆したりもします。かなり怖い。

そんなパネルがみっちり敷いてあります。レベルとか関係無しに楽しめる仕掛けなので、恐れ入りますね。やっぱり3は良いなあ。

 

戦闘後、

『ご自由にお取りください』と書いてある、ピンク色のくまのぬいぐるみを「カワユイ」と手に取ってしまうサファイア

それはもちろんどうみても罠で、

ぬいぐるみから何やら痛そうな赤いトゲトゲしいものが飛び出します。

咄嗟にサファイアを庇い、その赤いトゲトゲしいものをその身に受けてしまうアルマース。

 

ラズベリルとその子分達は、

これが48の愛情表現の究極技・自己犠牲なのか…と感嘆し、早くもアルマースは死んだことにされています。

アルマースは、「針みたいなものでチクッと刺されただけでなんともない」と言い、

サファイアに、

僕が一緒の時は必ず守るけど、なるべく軽率な行動は控えるようにと嗜めるのでした。

事なきをえたようでしたが、

コホコホ咳をし出すアルマース…風邪かな?

 

サルバトーレと対峙しますが、

潜在能力を引き出したマオは、

「これまでの苦戦の歴史は全部なし!」絵に描いたような見事な増長ぶりです。

サルバトーレも、確かに自分とここまで渡り合えたのは、十紳士のリーダーくらいなものだと舌を巻きます。

これは全て自分一人の力だとうそぶくマオに、他のみんなは「協力して得られる力もあるんだよ」と言いますが、

これから一人で十紳士を全員ボコり倒してやることで、己の力を証明すると意気揚々のマオは、

サルバトーレに他の十紳士の居場所を尋ねますが、

あいにく全員、襲学旅行だ社壊見学だなんだで不在だそうです。不良なので…。

じゃあリーダーは?と言うマオに、

「お呼びですか?」と現れたのはじいや。

三号生のリーダーをさっさと出せとじいやに命じるマオに、

じいやは「長年飼育した甲斐があった。よくぞここまで成長した」と姿を変貌させます。

「三号生のリーダーは私だ!マオ!」

じいやは超勇者オーラムその人でした。

 

アルマースの悪魔化が進み、称号が『ほぼ悪魔』となりました。

完全悪魔化まで、時間にして実にあと99時間しかありません。

 

・第七話 目には目を

例によって一旦マオの自室に帰った一同。

あのあと、超勇者オーラムはマオへ「いまは、まだその時ではない。次に会う時を楽しみにしているぞ」と次回のデートの約束をした後、ワクワクしながら去っていきました。

サルバトーレは自分が従っていたオーラムが、超勇者と知り、衝撃を受けていました。

戸惑いつつ、三号生校舎を放棄し、三号生達にも潜伏を命じ、解散させます。三号生の件はひとまずこれにて。

 

ラズベリル達は、

長年…200年余りマオに親身に接していたじいやが、

本当のところ、自分と渡り合える最強の魔王を熱心に飼育していた超勇者だったという真実を知り、

「あんな裏切り者を不良の手本としていたなんて。悪魔を飼育するなんて聞いたこともないよ…」と、超勇者のゲス過ぎる野望に落胆していました。

あんな可愛らしくいたいけで純粋で強力な潜在能力をもった悪魔が見付かったら、それはもう熱心に飼育したくなる気持ち判るなあ…そんなゲーム、どこに売ってあるんですか?

 

アルマースは、

正義と勇気の伝説の勇者・オーラムがそんなことをするはずがない!あれは偽者!」と事実を受け入れられないでいました。

アルマースが要所要所で語っていたオーラム像は、まさに絵に描いたような立派な勇者。

オーラムに憧れ、手本とし、オーラムのように行動したいと、アルマースは勇気を振り絞りここまで生きてきたのですから…ショックは計りしれません。

プレイヤーですら、

超勇者め、くそ!私にもそれをやらせろよ。『碇シンジ育成計画』と同じくらい需要ありそうで楽しそうだぞ…と、何回みても相当ショックな出来事なんですが、

当事者であるマオのショックは途方もないものでした。

 

ショックと共にマオは忘れていた忌まわしき記憶を思い出します。

超勇者はあの時、マオを欺き、約束を破りました。勇者に対して、とてつもない嫌悪感と不信感を抱いていたのはこれが原因だったのです。

一度ならず二度もハメられたうえ、

憎んでも憎みきれぬ敵が常に目の前にいたのに、全く気付かなかった自身に腹を立てるマオ。

そして、その怒りの矛先は、

偽勇者としてマオに接近してきたアルマースへと向き、

勇者…ひいては人間とは、馴れ馴れしく近づいてきて結局は人を傷つける、ろくでもない存在であったと断定。

そのまま殺そうとしますが、

マオの無意識か、はたまたマオにくっつきっぱなしの勇者の称号のせいか、

攻撃は寸止めで止まってしまい、アルマースを殺すことが出来ません。

怒り狂うマオは、人間界を滅ぼすことにします。

 

人間界と魔界の往来ですが、

人間界から魔界へはいつでもウェルカム状態になっていますが、

魔界からは通れないようになっているらしいです。それはかつて魔王が制限したかららしい。

 

道すがら、マオから超勇者への怒りを聞き出す一行。

超勇者は、他ならぬ親父の仇である、と明かすマオ。

200年前、超勇者は魔王を倒しにやってきました。

で、その前にマオと出会い、会話したわけですが、

マオはその時、超勇者と約束を交わしました。

『魔王の弱点を教えてやってもいいが、こらしめるだけ』だと。確かにそれを了承した超勇者。

しかし、超勇者は魔王を殺してしまいました。

 

でも、魔王は生きているのでは?とアルマース。第一話で魔王のお手々と戦いました。

あれは生きているのではなく、

超勇者戦後、地縛霊のような状態になっているのだとマオ。

死にきれないのは、

超勇者に魔王の弱点を教え、こらしめるよう促したマオを恨んでいるからと、マオ自身は考えていました。

尊敬してやまない偉大なる父親…最強の魔王を、無惨な地縛霊の姿にしてしまったマオの苦しみは、いかばかりのものか。

 

人間界へ向かう道はそれなりに距離があるようですが、

アルマースは目に見えて体調が悪くなっています。

それぞれアルマースの体調を気遣う一行。

アルマースはいつもの調子で、この身はいつでも姫様のために捧げる覚悟は出来ているんだと話しますが、

サファイアは、「アルマースが死んでは困る。姫のためなら死んでもかまわないなど軽々しく言わないでほしいし、勝手に死なないように」とアルマースに約束させます。

マオはそれを見て、「約束を守る勇者などいない」と苦々しく呟くのでした。

 

アルマースは大したことはないと言いつつも、何かを察しているのか、

マオに「勝手に死ぬつもりはないけど、もし自分の身に何かあったら、姫様を頼む」とお願いをします。

これから人間を滅ぼそうとしているマオにそんなことを頼んでもね…と思うみんなでしたが、

アルマースは、「マオを信じているから」と言います。「もう自分には時間がないようだから」とも。

時間がないというのは、悪魔化の話だと考えるマオでしたが…。

 

人間界への道は長いので、

道すがらにマオへの説得を試みる余裕があります。

勇者と人間への怒りを口にするマオですが、結局のところ、マオのココロの中をみてきた一同は、

マオは、人間自体を憎んでいるというより、

自分が父親を死に追いやってしまったという過去への後悔という気持ちが大きいというのが、マオのココロの中を垣間見てきたみんなが感じていた事でした。

それを人間に八つ当たりしているだけだろう、と指摘します。

勇者の故郷を滅ぼすことで精神的ダメージを与えるなどとセコい事を言い出すマオですが、

いやもう人間界行くのやめて、超勇者本人にその怒りぶつけに行けや、という方向にまとめようとするラズベリル達。

 

そこへ遂にアルマースの体調不良の原因が、

サファイアをくまのぬいぐるみの罠から庇った際に、死に至る即効性の呪いを食らっていたからだったと判明します。

それはどうみても手遅れな状態になっており、

チャンプル先生から「残念!治すことはできんぞなもし!」と言われます。残念…。

マオは「死んだら解剖してやる。死んで役に立て」と吐き捨てると先に行ってしまいます。

 

はっきりもう治らないので、まもなく死にます。と言われているのですが、

アルマースは「これは呪いじゃないから!大丈夫だから!」と言い張り、

ラズベリルさん達との結束を固める勇者のような演説を行うと、

せめて最期にマオの心を救おうと考えるのでした。

 

遂に人間界と魔界の境界線のような所にたどり着くマオ達。

マオは暴走し始め、人間界を滅ぼそうとしますが、

ラズベリルさんが身を呈して暴走を止めます。

マオにお説教を始めるアルマース。

マオの心に渦巻く感情は、決して怒りや憎しみなどではなく、

家族は死に、信じていた人には裏切られ、誰も信じられなくなった事からくる、深い悲しみなのであると涙ながらに説きます。

つらいならつらいと弱音を吐いて良いのだ、仲間なのだからとアルマース。

アルマースは、最後に、

マオに「信じているから。キミも僕を信じてくれるかい?」と語りかけると、

もう自分の身にも限界がきたようだ、と明かします。

サファイアのことが何より大切だが、マオは友達。友達を救いたかった。

今にして思えば、

きっと最初からマオの心の声が聞こえていた気がするというアルマース。

「助けて」とマオの心はずっと言っていたと。

第一話で、あの状況でアルマースがマオを助けようとしたのが、微妙に不思議でしたが、そういうことだったのかもしれません。

 

そうしてアルマースは息を引き取りました。

本当に死んでしまったのか、と一同が息をのんでいると、

マオの心から、マオの悪の心の象徴が飛び出します。

恨みや憎しみを燃やし続け、力を求めて潜在能力を引き出したお陰で、すっかり立派に成長したようです。

それは超勇者…じいやが丹精込めて熟成させていたわけですが、

しかしダークマオは、

マオは悪の力とは別の力を既に見つけているとも語り、ちょろっと破壊活動をすると、マオの心の中に戻っていきました。

マオは「知らない」と言いますが…マオが見つけた別の力とは。

 

アルマースの死に悲しみに暮れる一同。

マオは悪態をつきますが、ラズベリルさんにはお見通しでした。

ラズベリルさんに指摘され、

マオは永遠に子分でいるという約束を守らず死んでしまったアルマースへ、寂しさを吐露します。

「こんな気持ちを味わうくらいなら最初から知らない方が良かった」と叫ぶマオ。マオは何を知ってしまったのか。

 

一方、アルマースは、マオの本心と対峙していました。

マオの本心は、

「貴方のお陰で他人を信じる勇気と自分を信じる勇気を得ました」と、アルマースにお礼を述べています。

そして借りていた勇気を返すと言い、

アルマースの手に勇者の称号を返します。

勇者の称号を取り戻したアルマースは、目を覚ましました。

サファイアアルマースが蘇った喜びで、生まれて初めて涙を流します。

アルマースは勇者の称号を取り戻したことで、完全に人間の体に戻っていました。

マオが心を開いたことで、勇者の称号を取り戻したのです。それでなんで死もなかったことになるのか、という件ですが、まあ元々そういう性質の呪いだったらしいので。

アルマースの称号が勇者に戻り、マオも魔界の優等生に戻りました。

 

・最終話 超決戦

マオは超勇者に戦いを挑むことにします。

決戦の場所は、我が家兼理事長室…即ち魔王城しかあり得ません。

行ってみると、

マオの家はすっかり清潔で、なんか荘厳な感じにリフォームされていました。

超勇者恐るべし…と舌を巻く一同。

 

すぐに超勇者オーラムと出くわすわけですが、

慌てる超勇者。

だってマオは超勇者の巧みな誘導によって、人間界を滅ぼしに向かったはずだったからです。

しかも闇の覚醒もしてない雰囲気…。

傍らにいるアルマースの存在に気付き、超勇者はマオに失望します。

アルマースが罠によってかけられていた呪いは、勇者に戻らなければ絶対に解けずに死んでしまうものだったらしいのですが、

生きているということは、彼が勇者の称号を取り戻したということ。

そしてそれはマオが心を開く以外ではなし得ない。

 

「悪魔がココロを開くとは!友情まで甘受してしまったのか!?悪魔は孤独でなければ。孤独が邪悪なる力を育てるというのに!」とお説教されます。

仮にどれだけ強い悪魔になったとして、

心を開いて人間と友情を育む魔王など、魔王だとは認めない、と超勇者はおかんむり。

6の魔王は、かなりなんというか…アレでしたが、はたして魔王判定機である超勇者から魔王だと認めて貰えるでしょうか…ぜひ会いに行ってほしい。

 

「なぜ、お前の父親のような血も涙もない残虐な魔王に育たなかったのか、素質はあったのに!」と超勇者は勝手に落胆しながら、マオを失敗作扱いしますが、

マオの父親が血も涙もない残虐魔王だったというのでしょうか。

そりゃ規格外のデカさで見た目からして残虐そうですが、

漏れ伝わる逸話では、人間界への侵攻を禁じてた風ですし、

息子とのんびり過ごしてたシーンしか見かけてないんだよなあ…。

 

アルマースはどう考えても魔王よりよっぽど外道感満載の超勇者オーラムに対して、

本当に超勇者オーラム様なのか?と疑問に思い、話しかけますが、

超勇者は、「勇者には何が必要だと思う?」とアルマースに問いかけます。

もちろん、正義や勇気だろうと口にするアルマースを鼻で笑う超勇者。

 

ともかく、

マオはもはや自分が相手をする悪魔ではないとし、

洗脳悪魔達を置いて奥へ行ってしまいます。

後を追うことにするマオ達。

相変わらず絶賛洗脳中のアタック兄弟達が、自爆して自分達の体もろともマオを倒そうと襲いかかってきますが、

マオは咄嗟に爆弾を抱え、アタック兄弟達が爆発の巻き添えにならないよう庇います。

どうみても自己犠牲です。本当にありがとうございました。

「子分の命も我のもの。だから救ったまで」とそっけなく言うマオのココロを目の当たりにしたアタック兄弟達は正気を取り戻します。

 

この後、三号生達が多数詰めかけますが、

「こいつらは自分達の兄弟(20万)で相手をするのでオヤビンは先に行ってくれ」とアタック兄弟。

マオはアタック兄弟に「見直した。信じてる」と声をかけ、先に進みます。

一体誰が、モブの雑魚悪魔達相手にこんな熱いやりとりが用意されていると思っていたでしょうか。

超勇者が見たら発狂しそうな光景ですね。無情な悪魔に育てようと200年飼育してたのはなんだったのか。

 

先に行くと、一人でも厄介な十紳士が一気に三人。

バーゲンセールの如く現れ立ち塞がります。

なお、本作に登場するこの十紳士達。

濃いめのキャラに味付けがされていますが、

サルバトーレ以外はモブと変わらない外観であり、本編シナリオでは出オチ同然に扱われてしまっています。

しかし彼らは伝説の中の伝説。要するに嘘認定される程の都市伝説的な扱いであるので、

シナリオの脇の所にチョコチョコひそかに登場しているのです。

顔自体はモブなのですが、キャラクターを立たせる扱いが本当にうまいと思います。

 

さて、強力な十紳士が三体も現れては苦戦もやむなしかと思われましたが、

そこへビッグスター様が登場。

いつだったか、マオが立派なリーダーとなったなら共闘することもあるだろうと彼は言っていました。

マオの瞳の輝きを見ればよき友たちを得たとわかるのだそうで、助太刀にきてくれたようです。

そこへサルバトーレも現れます。

敵が増えたか、と慌てる一同でしたが、

サルバトーレは十紳士からの離脱を宣言します。

サルバトーレの正気を疑う十紳士達に彼女は、

「私は至って正気!悪魔が勇者に服従して、どうするか!」

と全くもって当然の事を述べます。

「悪魔とは本来自由きままに、ココロのままに生きる者のことを言うのだ!貴様ら、悪魔の誇りをどこへやったか!」とサルバトーレは十紳士達を責めるのでした。

確かこれ、元々はチャンプル先生の言葉です。

自分が従っていた相手が超勇者だと知り、心が揺らいでいたサルバトーレ相手に説いた言葉でした。

師匠はちゃんとまともなことも言えるのです。

ともあれサルバトーレは、超勇者と戦うことに決め、共同戦線を張ることになりました。

サルバトーレとビッグスター様はそのまま仲間に加入します。

もはや凶室(キャラクター編成画面)ぎゅーぎゅーで、誰がどこにいるのかパッと見把握困難なんですが!席順をどうすれば良いのか?委員会は?

これは嬉しい悲鳴だととらえてください。

 

あと、凶育委員長&PTAも出てきます。この人達は不良の凶育は自分達の役目という理由で出てきた人達ですが、

ついでに最終話なのでゴールドナックルとかいう、もはや誰だったかよくわからない人まで、

「主人公につくのが正解だと気付いたから」という理由で出てきます。

もうなんでもありですね。

 

どたばたしつつも、理事長室にたどり着きます。

そこは生きていれば、魔界の王者であるマオの父親が座っていたはずの場所。

ごく普通のサイズのこの椅子には、あの魔王様到底座れんだろ、という突っ込みはナンセンスなので、心の中におさめておきます。

父親に想いを馳せ、

おそらく自分を恨んでいるだろう父親は、自分が負けることを願っているかもしれないと、少し感傷的になるマオ。

 

そこへ超勇者が現れます。

改めて、己がマオに行ってきた所業について丁寧に教えてくれる超勇者。

マオの父親である魔王を倒したあと、

彼は虚無感を感じつつも、

もう数多の邪神やなんやを駆逐し尽くした以上、この世に退治されるべき邪悪なる者はなく、これで終わりにすべきだと感じていました。

しかし目の前で父親を殺された瞬間に見せた、幼いマオの途方もない邪悪な潜在能力を目の当たりにした超勇者は、

まだここに最強の魔王足り得る存在がいる。いまだ冒険は終わらない予感に胸を震わせました。

 

それから、じいやなるものに化け、

マオをせっせと最強魔王に育て上げ、

見事育った暁には、超勇者としてマオをぶっ殺そうとワクワクしていたわけです。

とんでもない狂人がいたもんだ…とおののく一同。

しかしココロを開き、ゆゆゆ友情パワーに目覚めた今のマオは、

邪悪なる魔王ではなくただの非力な子供に過ぎないと断言します。

ちょっとうちのマオちゃんの実力見てから言ってくれんかね。ただの非力な子供ってことはないはずですが。見た目は子供でも年齢は実に1578歳ですし。

 

改めて超勇者は、アルマースに問います。

勇者に必要なものはなにか?と。

アルマースは、勇気と優しいココロだと断言しますが、

超勇者は一蹴。

勇者には、倒すべき強大で邪悪な人類の敵が必要なのだとうそぶきます。

凶悪な敵が人々を襲うから、民衆は勇者の活躍を期待し、その活躍に感謝する。

平和な世界になっては勇者など人々から忘れ去られてしまう、と。

「勇者とは、しょせん悪に対抗するためだけにある存在であり、敵がいなくては輝けぬ存在なのだ!」と彼は叫びます。

これは歪んでますね!

でも、そう確信するに至った経緯を思えば、闇堕ちしてしまった超勇者様、本当に哀れです。

悪魔達ですらまさに外道とドン引きし、

人間代表のサファイアからも、「そんな勇者は人間界のみんなもお断りです。それに人間界には新しい勇者がいます。勇者アルマースが」と断られてしまう、

邪悪な思考に陥ってしまった超勇者。

 

「こんなものは勇者ではない、歪んだ正義にしがみつく恥ずべき悪だ!守るべき場所すら見失ったお前に勇者の資格はない!」とマオは断言します。

幼い頃のマオは、自分がいつか、尊敬する父親のような魔王となった時に、その相手として現れるであろう宿敵として、勇者という存在を捉えていました。

もちろん敵だけど、勇者が胸に宿している価値観…優しさと正義の心を持ち、勇気を振り絞り、大切なものを守るであるとか…は尊敬するという感情をもって、

勇者という存在を認めていました。

しかし出会った超勇者は不幸にも既に邪悪な思考に染まっており、

その時のトラウマ体験により、人間と勇者に対して嫌悪感を抱くようになってしまっていましたが。

 

ともかく、マオはアルマースが何かと口にしていた『勇者の誓い』…本来超勇者オーラムが口にしていたとされる、勇者の行動規範を簡潔にまとめた言葉をそらんじてみせ、

「勇者とは、アルマースのようなもののことを言うのだ」と。

アルマースは、人間界代表のサファイア姫とそのうち魔王になる予定のマオに勇者であるとの認定をいただきました。

 

さて、超勇者との戦いですが、「ラスボスには第二段階があるものだろう」などとほざき、本気を出していなかった様子の超勇者。

そして超勇者は、

「魔王はあの時、マオを庇って本気を出せなかった。マオを巻き込んでしまう事を恐れて、必殺技である『百年殺し』を使えなかったのだ」と明かします。

それはマオも悪夢にうなされていた時に口にしていた疑問でした。

なぜ百年殺しを使わないのか、と。

使わなかったのではなく、使えなかったのです。そばで見ている小さな我が子が巻き添えになってしまうかも、と案じていたのでした。

凶悪なる魔王に親子愛なんてものがあるはずがない。何かの間違いだと、その時の超勇者は思ったそうですが…。

 

そもそも悪逆非道な魔王などという者が存在しないのだと、チャンプル先生が明かします。

人間界や魔界にまことしやかに流布された伝聞…残虐で邪悪な魔王というものがそもそもなのである、と。

もちろん魔王様は最強の魔王であったが、王者としても最高の悪魔であったと述懐するチャンプル先生。

魔王の望みは平穏な魔界の生活であり、悪魔たちが悪魔らしく自由きままに生きることを楽しめる世界を望んでいた。

そのために、無益な争いを避けるため、魔界からは人間界に干渉出来ぬよう往来を制限し、

アホな勇者が間違って、わらわらやってこないように牽制として、悪逆非道にして残虐な魔王の噂をばらまいておいたというわけです。

一体なぜチャンプル先生がそんな内情に詳しいのかと言うと、彼は魔王様の密命を受けた隠密凶師だったからなのです。隠密凶師…?

有事の際には、あとの事は頼むと魔王様に命じられていたので、学園の異変に関してもいろいろ調べたりしていたのだとか。

 

魔王の真実を明かされた超勇者は、

「破滅と災いを望む魔王以外、存在してはならない!悪魔の頂点は揺るぎなき悪でなくては!それを平穏な生活だと!?愚かにもほどがある!死んで当然だ!」と、いたくご乱心です。

マオもマオで、

「そうだな。息子に気をとられてやられてしまった親父も、そうさせた息子もとんだ大アホウどもだ!」と、やはり取り返しのつかない過去への怒りから、邪悪なる力がまたしても覚醒しかけます。

大変だ!ライバル兼ヒロインのラズベリルさんが手を繋いで絆をアピールしても、今度は到底押さえきれません。

というわけで、モブのみなさんも大勢詰めかけ、みんなでマオを取り囲み、暑苦しい押しくらまんじゅう状態です。

最終決戦の最中に、彼らは一体何をしているんだ…?

 

暑苦しく押し寄せられたことで、

半ば引き気味に正気に戻ったマオ…これが友情なのです。

あやふやな感情を、肉眼で解らせてくれたディスガイア3の偉大さよ。友情の、なんと熱きものか。

「邪悪な力を引き出す最後のチャンスだったのに、そんな奴らとの感傷のせいで、ふいにするとは。もうこれで自分に勝てる手段はなくなったぞ!」と煽る超勇者に対して、

「そんな力は必要ない」とマオ。

マオの心には邪悪とは別の力が溢れ出していました。

「なんだ、この力は?こんなの知らない!見たことない!」と焦る超勇者に、

アルマースが、

「いや、知らないはずはない。それはかつて貴方も持っていたはずの、愛と友情のパワーだ!」と解説します。

マオちゃんから愛と友情のパワーが溢れ出してキラッキラに輝いています!

マオは「これはそんな恥ずかしいものではない!これは我の中に眠り続けていたコスモエネルギーなの!愛とか友情とか関係ない!」と否定していますが。

超勇者は動揺しつつも、そんな力は知らないと改めて否定し、

「決着をつけよう。セーブしてからこい」と言い、奥に引っ込んでいきます。

本当ならこのまま戦った方が超勇者に有利なはずなのに?とアルマース。もしかしたら、マオのココロに触れ、昔の自分のココロを思い出したのかもしれない…と考えるのでした。

 

超勇者との決戦。

彼は本当の姿を披露します。

それはとても邪悪でおぞましい、邪神そのもののような忌まわしい姿でした。

今までの冒険で、数多の邪神や魔王と戦ってきた超勇者は、その身に邪神や魔王の一部を封印していきました。

邪悪な力を浄化し、血肉を身にまとい、力に変えてきたという超勇者ですが、

見た目の禍々しさからして、しっかり浄化できてなかったのは明白です。

マオ「ゲロが出そう」

アルマース「さんざん民衆のこと意識しといて、その姿はちょっとない」

ラズベリル「美的センスも常識もゼロだね。その姿で助けてもらいたいってやつはいないと思うぜ」

サファイア「ダサイのじゃ」

チクチクと貶される超勇者は、ちょっと傷つきつつも「大切なのは力だから良いの!」と力説しますが、

アルマースが「大切なのはココロ!人を救いたいと思う優しさ!強大な敵に立ち向かう勇気だ!」と否定します。

マオは「我らが知っている超勇者オーラムは既にこの世から失われた。伝説は伝説のまま、しまっておくとしよう」と断言すると、

みんなに声をかけます。

「ゆくぞ、皆のもの!!最終決戦だ!恐れることはない!我を…信じろ!!」

 

戦闘後。

「見事だ…」と崩れ落ちる超勇者。

しかしなぜ自分が負けたのか。邪神とか魔王の力とか得ていたのに、理解できないと口にする超勇者に対して、

そんな簡単なこともわからないのかとマオ達。

超勇者を信じていた最後の一人…アルマースからも見限られた瞬間に、超勇者はもはや超勇者ではなく、ただの悪と化しており、

勇者であることにこだわり続けるあまり、勇者であることをないがしろにした為に勝てなかったのだと諭します。

 

どうして超勇者オーラムは、こんなことになってしまったのか?とアルマースが本人に尋ねます。

オーラムは少しずつ己の内情を明かします。

悪を倒し続けることを求められ、

強く強く、ただ強くなり続けなくてはならない運命に疲弊していた、と。

死んでしまっても「おお、死んでしまうとは何事だ!」などと言われ強制的に蘇らされ、また戦いに行かされた…と。

「私には死ぬ権利もないのか!」と叫ぶ超勇者。これは心えぐられますね。

 

せめて、勇者として死にたいと思い、誰もが認める最強の魔王と戦って死のうと思いましたが、

最強の魔王を倒し終わったあと、彼に強烈な虚無感が襲いました。

もう自分には敵がいない。自分を勇者たらしめる強大な敵が存在しない事に気付き、

このまま民衆に忘れ去られることが無性に怖くなったのだそうです。

その時、マオの中に眠る邪悪なる力を目の当たりにした超勇者の喜びたるや。

まだ自分にも存在価値がある。と思い、嬉しかったのだと。

最後にだらだら心情を話すなよ、と苛立つマオでしたが、

超勇者は最後だから大目に見てくれと言うと、

「マオ、アルマース。キミ達があこがれていた超勇者がこんな終わり方で、すまなかった。許してくれ…」と謝ると、

マオにとどめを刺すよう促します。

 

マオは、

そんなフツーのエンディングを我が望むと思うのか?と言うと、

「貴様は生かしておく。我が邪悪なる研究の実験体として、存分に可愛がってやることにした!」と宣言します。最終形態の禍々しきフォルムがお気に召したそうでなによりですね。

とりあえず、

膝からロケットは基本で、指も全部ミサイルに改造、目からビーム、頭をドリルにすると今後の超勇者の体の改造計画を語るマオに、

「そんな終わり方で良いの?ハッピーエンドにしましょうよ」と焦る超勇者。

マオは「我は悪魔だぞ!そんな常識が通用するか!さぁ改造してやるー!!」と超勇者に迫るのでした。

 

あとは魔王を成仏させるだけだとマオは言い、

親父の元へ向かいます。

親父の巨大顔面は、なんだかキラッキラに輝いていました。

既に親父さんは成仏しようとしているのです。

「マオがたくさんの友を得て超勇者を倒したのを見て、魔王様も心残りが消え、成仏できたのだろう」と解説するチャンプル先生。

もちろん魔王はマオを恨んで地縛霊となっていたのではなく、マオが心配でこの世に留まっていただけだったのです。そりゃ親御さん心配だよ…超勇者に心と体を弄られたりしてたんですから。死んでも死にきれないとは、まさにこのこと。

「死んでなおマオを見守っていたのだ」というアルマースに、

マオは「親父が喋れないことをいいことに、勝手な解釈をするな!親父は我を恨んでるんだから!」と怒りますが、

親父さんの魂まで「強く…大きくなったな、マオ。安心した…ワシは…もう逝ける」とハッキリ語り出したのでもう黙るしかありません。

みんなは最後は親子二人きりにしてあげようと配慮して退室します。

 

魔王様は、

「たくさんの仲間を得たマオなら大丈夫。魔界を、邪悪学園を任せる。次の魔王はお前だ」とマオに告げます。

マオは「我は魔王になる!アンタを超える最高の魔王にな!」と、成仏した魔王の屍を前に誇らしげに宣言するのでした。

エンドロールへ。

 

その後、アルマースのモノローグにより簡単にその後の顛末が語られ、

マオは魔王となり、

アルマースとサファイアは人間界に帰り、

結婚しましたとさ。

めでたしめでたし…の感慨もそこそこに、

流れるようにこの物語は番外編…後日談へ突入します。

 

ここから先はやりこみの範疇。

後日談、練武、裏面、修羅の国…ああ、そうなんです。

ここからが本番なのです。

 

VITA版で大体やれるだけやったはずなのに、

一体、これ以上またこの作品をやりこむことに、

どれ程の意味があるのか?

 

意味はないけどやる意義はある。

現在、絶賛後日談挑戦中です。