ゲームの想い出ノート

ゲームはクリアしたらほぼ手放してしまいますが、ゲームの想い出が薄れていくのは寂しいものがあります。このブログはゲームの想い出が風化する前に形に残したいと考え、綴ったものです。評価やプレイ日記というより、あくまで想い出なので記述内容に偏りや、想い出補正があります(特に昔プレイした作品)。ゲーム攻略の参考にはなりません。注釈無くネタバレもありますので、ご注意下さい。

マーセナリーズウィングス 偽りの不死鳥(Swich・2018)

マーセナリーズシリーズだそうです。

2Dグラフィックの昔懐かしい感じのSRPGを探していて、このシリーズに辿り着きました。

 

前身の『マーセナリーズサーガ・三部作詰め合わせセット』が販売されていましたが、

とりあえずどんな感じか、一作、サクッとやってみたくて、これを選択。

難易度はとりあえずノーマルで。

 

・ストーリー概要。

北大陸に位置する、立憲君主制の主権国ドライデン王国。

この国には不死鳥に力を授けられた英雄が、千の敵を打ち倒して国を成したという伝説があります。

現国王ハロルドは諸外国との戦争を繰り返しており、
長きに渡る戦争により、国民の不満は限界に達し、イスカリオット伯爵が国民の声を代弁して立ち上がり、

伯爵は反乱軍を組織し、王国軍が隣国へ侵攻している隙に、手薄となった王城を乗っ取ることに成功。

こうしてドライデン王国は、隣国コリングウッドと反乱軍、両勢力との戦いを強いられることとなった。
ハロルド国王は、コリングウッドと対峙して動けぬ正規軍に代わり、反乱軍へ対抗する戦力として傭兵軍の編成を決意。

王の要請に真っ先に応えたのが『雷鳥傭兵隊』でした。

という感じのストーリー概要が、公式サイトに載ってましたので、まんま拝借。

マーセナリーズとタイトルに冠してあるくらいなので傭兵が物語の主役です。

で、『雷鳥傭兵隊』は、

『雷光』の異名を持つ剣士ケインと、『不死鳥』と称される 戦士ジェレミーが興した新進気鋭の傭兵隊で、

主人公は、傭兵隊副隊長・ジェレミーの妹のセシルという銃使いの少女。

あっ、ケインでもジェレミーでもないんですね。

それにしても、ジェレミーって、不死鳥伝説の国で不死鳥と称されるとか、かなり凄い兄を持っているのでは?という感じ。

セシルは少女ですが、傭兵という仕事柄、舐められないよう男装をしているという設定です。

 

・ゲームの始まり。うーん、似てる。

ゲーム開始するとバトルマップでキャラクター達が喋り始めるのですが、

クォータービューの高低差があるバトルマップに、ドット絵のキャラクター達。

良いですね良いですね、すごく似てますよ!

何とは言いませんけど、私が求めた感じに凄く近い。

セシル、ジェレミーと後もう1人、雷鳥傭兵隊のメンバーで、街道を封鎖している反乱軍の民兵を倒すというチュートリアル的なシンプルなバトルが繰り広げられる事になるのですが、

セシルはさっきのキャラクター設定通り、

荒っぽい男言葉を使い、男装の少女なのですが、

ジェレミーに「自慢の弟なんだ」と言われると、なぜか彼女は「妹だろ、いもーと」と、早々に設定をネタバレします。

えっ…。良いの?舐められるよ?

いやまあ、確かに公式サイト見てない場合、男なのか女なのかあやふやなままなので、軽く女だよと教えてくれたのかもしれませんが…。

どういうスタンスでいきたいんだ、彼女は。

ところで一緒にいるもう1人の人物・フランシスも儚い女性のような容姿をしており、

男装の少女なのかと思いきや、こちらは男性の模様。

で、肝心のバトルですが、超絶オーソドックスなターン制シミュレーションバトルです。

これこれ!何も奇をてらわなくて良いんです!斬新なシステムとかも要らない。たまにこういうのが無性にやりたい時があるんだ!ケンチキみたいな感じですね。

で、滞りなくバトルを終えると、

絵に描いたような嫌味な将軍から、

軽く傭兵隊風情と馬鹿にされ、

直後にハロルド王自ら街道にぷらっと現れ、直接活躍を誉められ、労をねぎらわれるという王道展開。

あー、気持ち良い。温泉にでも浸かってるみたい。

というか、ストーリー概要的にハロルド王、やたら隣国に戦争仕掛けまくりで、自国民の反発買って、反乱されても仕方なさそうな悪そうな感じでしたけど…どうなんだろ。

と思っていたら、その場ですぐ冷徹な本性を垣間見せ、「傭兵も多少は使えるようだな」と将軍にポロリと溢すハロルド王。

本作はキャラ設定をのちのちまで隠しておくのが嫌いなようで、全部さっさと明かしたいようです。

シナリオは章立てで、

イベントシーンがあってバトルがあって、イベントシーンが終わったら、次の章へという感じです。

そしてフリーバトルやショップがメニュー画面にあり、章間は自由に行けるようです。

順当に進めて、アネモネという魔法使いの女性が傭兵隊に加入し、

反乱軍…民兵達を倒して進んでいきます。

しかし、報酬が一戦闘毎の取っ払い制度らしいのですが、

その額に傭兵達から不満が漏れ始めます。

主人公達も、危険なゴーレムとも対峙する羽目になったため、もうちょっと貰わないと割に合わない、と溢しています。

不満が傭兵達から噴出したので、

国王は、この反乱鎮圧で最も活躍した傭兵隊は正規軍に取り立ててやると約束、

俄然士気が上がる傭兵達。

ここら辺で、デーヴィッドという前衛タイプのキャラが加入しました。

更には、次の街では略奪許可まで出されます。

えっ?略奪?

自国なのですが…。

それを聞いて、「良いんですか?」と驚きつつも、テンションが上がる品の無い傭兵達。

主人公達は、それを聞いて怒りを露にします。

国王はそんな許可を出して、人道的にどうなのか?と。

その場にいた、まともそうなリチャード王子が、父王ハロルドを咎めますが、

父王は全く取り合いません。

で、

ほどなくその街を守っている反乱軍の将軍とセシル達が邂逅するのですが、

反乱軍の将軍は、自分達は自国民の為に蜂起したと強調してきます。

やはりというかなんというか、

国王がしかけまくる他国への戦争は、いずれも大義無きものであり、国民に負担を強いるばかりのもの。

だから、国民のために、反乱軍は立ち上がったのだと。

そんなこと言われても…と思いつつ、一旦その将軍達を撤退させると、

王は、

砦とかを修繕しないといけないし、費用がかさむので、完全に反乱軍から城を取り戻し終わるまで傭兵達の報酬は一切払えませんなどと言い出します。

文句があるなら、出ていけ。別に反乱軍の方に行っても良いぞとまで言われる傭兵達。

不満噴出する傭兵達に、さすがのセシル達もこの国王についていって良いものか、疑問を感じます。

一応、王子が「なんとか父王にかけあってみる」と声をかけてはくれましたが。

そこで、ジェレミーがセシルにどうしたいか尋ねてくるのです。

『国王軍から離れるか』『国王についていくか』。

一応、『自分にはわからない』もありますが、

これを選んでも、「俺に遠慮するな」と言われ、選択肢に戻ってきます。別に遠慮してたわけじゃないですけどね。もう彼らの腹は決まってるのかな。

ぶっちゃけ王子がてっぺんなら良い感じになりそうですが、現国王はろくな奴じゃ無さそうなので離れたいので、離れるを選ぶと、ジェレミーも「そうだな。俺もそう思う」と離脱することになりました。

ていうか、ジェレミーはこの隊の副隊長であり、確か隊長がいたはずなのですが…。

隊長の顔まだ見たこと無いんですよね…。

あ、そういえば、セシルとジェレミーは本当の兄妹ではなかったそうです。

ジェレミーは、セシルの姉と恋人だったんだとか。で、盗賊団か何かに襲われた際に、セシルは姉を失い、ジェレミーがセシルを妹同然に引き取ってくれた、みたいな感じらしい。

 

・国王軍から離脱。そして。

いけすかない将軍に、「お金いつ払ってくれるか判らないと困ります。辞めます」と言いに行くと、

将軍は、国王にそれを伝達したらしく、

国王から、「これまでの報酬を払いますから、ちょっと来て下さい」と言われ、

ジェレミーは、セシル達に先に王国軍の駐屯所から離脱しておくように言い、のこのこ単身で、お金を貰いに行くことにします。

大丈夫かな、なんか絶対報復とかされそう…さっさとずらかるに限ると思うのですが。

ところで、こういう場合も出てこないこの隊の隊長…本当に実在するのでしょうか?

国王は、「本当に離脱するのか?」と確認すると、剣を抜き、ジェレミーに斬りかかります。「反乱軍に入られると困る。他の奴らも始末しろ」とさすがの外道国王。

ジェレミーは、一太刀では死にませんでしたが、そのせいか、『格別の褒美』を与えると称され、魔法陣で消滅させられてしまいました。

そしてセシル達も待ち伏せしていた王国軍に始末されてしまいましたとさ。

おしまい。

と思ったら、シーンが切り替わり、

炎の島みたいな所に居るセシル達。

おばけやアンデッドモンスターに囲まれ、それを蹴散らすと、

目の前に炎の鳥が現れます。

あなた達の魂をここへ呼び寄せたのだと。

一応、体はまだ生きているらしいのですが、死の淵をさまよっており、息絶えるのは時間の問題らしい。

炎の鳥は、

セシル達を卑劣な罠に嵌めたように、あの悪しき王はやがてこの国を破滅に導くだろう。

それを防ぐにはあの王を廃し、正しき者を王にするしかない、と。

その為に戦うなら、自分の力を与えて現実の世界に蘇らせてやっても良いと持ちかけてきます。

…死んだも同然のセシル達の魂を呼び寄せてないで、生きてる人達でなんとかならないもんですかね。

ちなみに断ったら、魂をただ死にかけの体に返すだけだそうで。なんだそれは。これから殺されるだけの体になんてもう戻さなくて良いよ…。

セシルはひとまず、ジェレミーを知りませんか?と尋ねます。

炎の鳥は、ジェレミーにはかつて一度機会を与えたのだ、と答えます。

それは、かつて盗賊団から村を守ってくれた時。ジェレミーは、その戦いの後、不死鳥の異名で呼ばれるようになった…。

要するに、炎の鳥の力で本当に不死身のような状態となっていたようです。

でも、本当の不死ではなく、還る体を失えばもう二度とは戻れない。

国王によって消滅させられたジェレミーは完全に死んだようですね。

セシルは、ジェレミーを殺したのはハロルド王だと聞かされると、炎の鳥から力を得ることに決めます。

他の仲間もたぶんそうしたみたいです。

 

・隊長に報告。えっ、今?

蘇って道を歩いていたところ、通りすがりに女ヒーラーのユニスと出会い、加入して貰います。

ユニスはヒーラー系ですが、シャーマンという中級クラスに就いており、

精霊召喚が出来ます。

精霊はユニット扱いです。

召喚している間、毎ターン、ユニスのMPが消費されますが、操作できるユニットが増えて、なんだかお得な感じ。

で、復活してどうするかという話なのですが、

事の顛末を隊長に報告しにいくとセシル。

えっ、あんた達、隊長に無断で王国軍から離脱するとか決めてたのか…。

どういう指示系統なの…雷鳥傭兵隊。

と思ってたら、ケイン隊長は両足を怪我して引退しており、現在は経営専門なんだそうで。

…じゃあジェレミーを隊長に据えろよ、と思いましたが、実質的にはそうだったようですし、きっと「隊長は今でもお前だ」とか、ジェレミー、いかにも言いそうなキャラだったし良いのか。

ユニスの紹介で、前衛タイプの女性キャラ・ウルスラが加入し、

セシル達はケイン隊長に報告に向かいます。

ケイン隊長はジェレミーが騙し討ちで死んだと聞くなり、「自分も死んでしまいたい!薄汚い王め!後悔させてやる!」と激しく怒り狂います。

そしてケイン隊長は、雷鳥傭兵隊は打倒国王を目指すとか号します。

えっ…打倒国王とか…ちょっと…一傭兵隊が大きく出過ぎじゃない?

しかもケイン隊長は傭兵としては引退してるから、実際に動くわけじゃないし…。

と、プレイヤーは動揺してますが、実際に動くセシルは喜んでいるので、頑張りましょう。

とはいえ、セシルら以外の他の傭兵隊メンバーは外国派遣中らしいので動かせません。

じゃあ、反乱軍に与するか…とはいえ、思いっきり国王軍の先頭で暴れまわった手前、すぐ合流できないよね…と、じわじわ接近していきます。

なおケイン隊長の出番はこの後一切なく、ここが彼の唯一最大の見せ場であったことをここにお知らせしておきます。

反乱軍と少しずつ接触し、

自分達は、しがない傭兵だから国王に雇われてたけど、やっぱり国王駄目っすわー的な感じで、信用を得たところで、

反乱軍のネヴィル将軍と顔合わせ。

反乱軍の中に入れて貰えることになりました。

なお、ケイン隊長から『もし反乱軍が国王軍に負けた場合、雷鳥傭兵隊が反乱に与していたと知れたら、各国に派遣中の他の雷鳥傭兵隊の仕事にも支障が出るかもしれない』とかいう理由で、

雷鳥傭兵隊の名は反乱軍に明かすな、と言われてますので、

セシル達は適当に『不死鳥傭兵隊』を名乗ることにします。

 

・不死鳥傭兵隊、反乱軍に与する。

不死鳥傭兵隊として反乱軍に加わってすぐ、

ネヴィル将軍の元に、

国王軍と教会軍により、王城が取り戻されそうだと報告が入ります。

「教会が国王軍に加担するなんて」と狼狽するネヴィル将軍。

教会が向こうについた以上、反乱軍とは言ってもほとんど民兵の寄せ集めに過ぎない反乱軍が、王城を取られるのは時間の問題。

故に、せめて反乱軍を指揮しているイスカリオット伯爵だけでも救い出さなくては、

反乱軍は瓦解してしまうようです。

それを聞いたユニスが、

急に穏やかキャラからテキパキキャラにキャラ変して、

セシルに、少数精鋭ですぐイスカリオット伯爵を救い出さなくては、進言します。

セシルはユニスの豹変に驚きつつも、城へ向かいます。

入り口でちょうど出てきたイスカリオット伯爵と合流。

イスカリオット伯爵から、「城は王国軍に落とされた」と聞かされます。

とにかくイスカリオット伯爵に下がるようセシルが言うと、自分も魔術の素養があるから戦える。それより姫を守ってやってくれと言われます。

姫?

とキョトンとしていると、

ユニスが、「今は話してる場合ではない!戦いましょう!」と、暗に「私が姫です」アピールしてきます。

なるほど、ユニスは姫だけど、身分を隠して潜んでましたということですか。

戦闘終了後、ユニスに駆け寄り、

「ユージニア姫。この度の救援、光栄でございます」と、礼を述べるイスカリオット伯爵。

事情が飲み込めないセシル達に、イスカリオット伯爵が、ユニスこそ先の国王の遺児・ユージニア姫だと教えてくれます。

現国王ハロルドは、先の王の弟で、先王の死去により王位に就いた、と。

先王一家は凄まじい火事により全滅してしまったらしく、ユージニア姫もその際に死んだと思われていた。しかし奇跡的に生き延び、修道院で身分を隠して育てられたそうです。

ユニスによれば、その火事は暗殺者によるもので、家族はことごとく殺されたようです。ああ、ハロルドの差し金ですね、それは。

イスカリオット伯爵は、一目見てユニスこそユージニアだと判ったと、涙を流して喜びます。

セシルが、ユニスがうちの傭兵隊に加わったのは、ハロルドへの復讐のためか?と尋ねますが、

ユニスは復讐や元王家の者だから立ち上がったわけではなく、1人の修道士として、ハロルドの治世が酷いと感じ、加わったのだと回答します。

イスカリオット伯爵は、

現国王ハロルドは、国民を長年虐げたゆえ、国民から疎まれているので、

反乱軍は、国民からはかなり支持され、支援も得ているのですが、

なぜかハロルドは他国からの信頼は厚く、

教会や隣国からも、結局、協力や支援は得られなかったと述べます。

しかし!

今、ユージニア姫がその身を晒し、立ち上がってくれたら、

正統な王位継承者が生きていると皆に宣言したら、

他国からも支援して貰えるかもしれない。

イスカリオット伯爵にそう申し出られて、動揺するユニス。

その時、セシルも、「そうか!不死鳥が正しき者を王位に据えろ。と言ってた!ユニスこそ正しき者だ!」と言い出し、

ユニスは遂にやる気になります。

 

・ユージニア姫を戴いて。

マティルダ率いる教会騎士団とのバトル。

マティルダは凛とした厳格な女性騎士です。

騎士団を倒して屈服させても、

あなた達反乱軍に正義などない!という感じに糾弾してくる彼女。

イスカリオット伯爵が、現国王に正義はなく、国民の為に立ち上がったのだと正当性を解いても、

現国王は前国王を暗殺した不当な後継者だと言っても、根も葉もない噂だと、全く納得してくれません。

ところが、

イスカリオット伯爵が、「その証拠あるよ!じゃじゃーん、ユージニア姫です!」と、ユニスを見せると、

一転納得。「それが本当ならハロルドは不当だ!」とハロルド糾弾モードへ。

えっ?てっきり「その女性がユージニア姫だという確かな証拠を見せろ!」とか言うと思ったのに…。素直だな…マティルダさん。

何はともあれ、教会は公正な審査をするため、騎士団による王国軍援護を停止する、と彼女は約束してくれました。

そして、ハロルドから王位を剥奪するには、ハッキリとユージニアが正統な王位継承者だと証明できれば良いと言います。

イスカリオット伯爵が、それならこの国の宝である宝玉『不死鳥の卵』に触れて貰えば証明になる、と返答。

それは不死鳥がこの国の祖に授けたもの。王の血筋の者にしか反応しない代物なのです。

マティルダは、ならそれに触れる機会を設ければ良いのですね。枢機卿に掛け合ってみると言い、去っていきました。

で、枢機卿の前でユニスは不死鳥の卵に触れてみせ、反応して、ぼーっと火を見せる不死鳥の卵。

確かに王家の血を引くものと証明されたところで、ユニスは自分こそユージニア姫であり、正当な王位後継者であると宣言。

更に、ハロルドを前王一家暗殺の首謀者であると告発します。

ハロルドは、

確かにユニスが王家の血を引くものと証明はされたが、

だからといってそれがユージニア本人かどうかは判らない。故に暗殺告発も信憑性に欠けると、

ぐうの音も出ない反論を行います。

そしてハロルドは、

「ユージニアは王族詐称を行った罪人。今この場で処刑する」と宣言すると、大量の兵がなだれ込んできます。

かなり無茶苦茶な行為に、教会のマティルダはドン引き、教会は完全にユージニアの肩を持つ方に心情が傾いています。

とにかくなんとかセシル達でハロルドの軍隊を撃退すると、

セシルがここぞとばかりに、ハロルドに対して「ジェレミーの仇だ!」と銃口を向けますが、ユニスに止められます。

そうこうしているうちに、

リチャード王子が、当時のロイヤルファミリーを丸ごと暗殺した実行犯を連れてきました。

彼は、ユニスこそユージニアに間違いないと正直に白状します。

まさか実の子であるリチャードに裏切られると思っていなかったハロルドは大慌て。

そして枢機卿のジャッジ。

「ユージニアの目は輝いている。あれぞ正当な王位継承者の目。ハロルドのそれは濁っている」

よって、ユニス=ユージニアが王位継承者である、と。

えっ…目の輝きだけで最終判断を下したんですか。

早速、その場で女王扱いされ始めたユージニアは、ハロルドを終身刑と処断。衛兵を呼び、牢に引き立てるよう申し渡すのでした。

うーん、殺しておいた方が良いと思うなあ…。

 

・隣国攻めてくる。

ユニスがユージニアとして女王に君臨。

てきぱきとそつなく政務をこなしているようでした。

ユニスはハロルドを処刑せず、かつての将軍達も位こそ剥奪しましたが、ポジションを替えて雇用しているようです。

隠遁していた姫が、いきなりバリバリ女王としての采配を振るうのはまあ良いとして、

未だに傭兵隊の一員としてカウントされているのは如何なものかと思いますが、外れられると困るので見てみぬふりをしましょう。

そんな折、隣国のコリングウッドが、戦争の天才らしいハロルドが玉座から転げ落ちたと聞き、

これ幸いと攻めてきたようです。

なんとか撃退する不死鳥傭兵隊。

しかし、城へ戻ってみると、衛兵が死んでます。

なんと、ハロルドが逃走してしまったらしい。

…だから殺しておけと…。

ハロルドの部下の魔術師・ヴィオラが手引きしたらしいのですが、

不死鳥の卵までパクられてしまいました。

もー…踏んだり蹴ったりですよ。

不死鳥の卵はただ、王家の血筋が判るだけの宝ではなく、なにか重要な事も出来るキーアイテムらしい。必ず取り戻さなくては…と、ユニス。

温情かけて中途半端に甘やかすからですよ…今度はちゃんと殺しましょう。

 

・不死鳥(?)出てくる。

廃墟っぽいところで、ハロルドの手勢が集まっており、

ヴィオラが不死鳥の卵に何かをしています。

すると。

ぼかーん、と何者かが現れました。

それは炎の鳥人のような姿。

不死鳥が命をかけて封印した魔神フェネクス、だそうです。

魔神は自分を出してくれたのは誰か?と問い、

ヴィオラが「ハロルド王の命により私がやりました」と解答。

魔神は丁重に礼を述べると、ハロルドに語りかけます。

「我が力を存分にお使いください。さあ、何をお望みになりますか?」

丁寧語使ってる…滅茶苦茶暴虐とかしそうな魔神顔なのに…。

ハロルドは復讐を望みます。己を国から追い落とした者共全ての命を奪い、国を取り返したいと。

しかし魔神は、

「それだけ?この国だけ?全世界の覇王にしてあげても良いんだよ?」と不吉に笑います。

「えっ?そんな事出来るの?」とハロルド。

魔神は「でもまあ、蘇ったばっかりだし…とりあえず、贄でも頂きましょうかね」

ハロルドは当然のように、手勢の方を見やるのでした。

あーあ、ハロルドに従ったばっかりに、最期が魔神の餌なんて気の毒なモブ達…。

一方、ユニスの元に報告が入ります。

「北の禁足地に今までに見たこともないような姿のモンスターが集結している」

そこには不死鳥と王家の高祖が出会った地で遺跡があるらしい。

ハロルドはそこに居る。

ユニス達は現場に急行します。

立ちはだかるヴィオラ&モンスターを蹴散らして、ハロルド&魔神の元へ。

魔神はセシルのハロルドに対する強い復讐心に感銘を受けたらしく、

「この女をこちらの陣営に加えて見せましょう」と言い、

それにはセシルのハロルドに対する恨みを取り除けば良いということで、

ジェレミーをその場に現れさせます。

動揺するセシル。

ふらふらとジェレミーの方へ進み出てしまいます。

一行は、それぞれ、

「それは偽者に決まってる!ジェレミーさんは死んだんだ!生き返るはずがない!いや、仮に生き返るとして、ジェレミーさんがそんな事を望むはずがない!」

などなど、セシルを説得しますが、

いやいやあんたらも不死鳥の力で蘇ったという設定じゃないか?お前らが言うんかい状態…。

まあ、相手は魔神だから、蘇るの何かおかしいよね。裏があるよねってことですかね。

それにしても、

セシルって、魔神がそこまでしてスカウトしたがるような逸材なのか…?

ともあれ、セシルは、

ジェレミーは傭兵というしがない職業の身でありながら、いつも正しくあろうとしていた事を思い出し、

このジェレミーはあの世に送り返す事を決意し武器を構えます。

なお、このジェレミー、終始全く無言であり、結局の所、正体はなんだったのか判りませんが、血と肉を備えたれっきとした生き物らしいので、

なんというかお気の毒です。

偽ジェレミーを殺したセシル達は、そのままハロルド&魔神に迫ります。

ハロルドはセシル達を殺すよう魔神に命じますが、

魔神はさっき貰った生け贄の分は、ジェレミー復活させるのに使っちゃったから、もっと生け贄をくれと要求してきます。

十数名の兵士を生け贄に捧げて、ジェレミー1名の復活だけとは…コスパ悪いですね。

ハロルドはじゃあ、国民の命を好きなだけ持っていけと宣います。

もうここまで来ると、判りやすい悪者過ぎて、笑えてきますね。

契約は成ったそうで、

魔神フェネクス&悪王(すげークラス名)ハロルドとの最終決戦勃発です。

最終決戦はひたすら魔神の暴虐に耐えつつ、

アホみたいに有るフェネクスとハロルドのHPを削っていく戦いです。

フェネクスが行う、広範囲広威力の『全焦土』という技が、食らった者皆一撃で沈むレベルの強力な攻撃だったのですが、

それよりインチキな技をフェネクスは持っていました。

本作の戦闘不能FFTと同じような仕様で、

HPが0になったら、その場に戦闘不能状態で留まり、5ターン後に戦闘マップから排除されるというものなので、

基本的にはカウントが0になるまでに復活させればそれで済むのです。

ところが、フェネクスは戦闘不能キャラを問答無用で排除してしまう『冥府魔導』という技を持ってました。

しかも多分エリア全体に適用されるらしく、遠くにいようが近くにいようがおかまいなしに、あれよあれよと消されてしまいます。

セシルとネヴィルがポンポンと消されました。

うおおおおい!ネヴィルはともかく、主人公がラスボス戦で消えちまったぞ!

でも、普通にバトルは続いてたので別に良かったみたいです。

それで良いのか…と思わなくも無いですが…。

ともあれ、フェネクスを倒してから後は消化試合。

ハロルドは単体にしか攻撃手段を持ってないらしく、

ハロルドが1人殺してターンエンド、

こっちのターンで殺されたキャラを復活させつつ、攻撃を叩き込み続けるの繰り返しで終了します。

うーん、それにしてもHP多過ぎだった…どのくらい有ったのかは『???』表示だったので不明ですが、

とにかく十数ターンもの間ハロルドをみんなで袋叩きしてました。

ハロルド&魔神フェネクスを倒すと、

不死鳥が現れて、フェネクスに一緒に来いと言い、フェネクスを連れ、セシル達に礼を言って消えます。

…不死鳥とフェネクス、仲良く暮らすのでしょうか?

ハロルドは、

「国民全てを生け贄に捧げたのに何故勝てなかったのか」と悔しそうにしています。

こいつまだ生きてたのか…。

ユニスがきっぱりと「あなたの国民なんてこの地上には1人もいません」と言いきり、

アネモネが「その手にないもので契約をしても無効よ。魔神も力を発揮できなかったのでしょうね」と、見解を述べます。

…うわ、無効だったんだ…フェネクス、魔神なのに、契約が無効だったことに気付かなかったの?

「とにかくこの哀れな者を連れていけ」とユニスはネヴィル将軍に命じます…おいおい、その場で殺せって。最終章だって言うのに、しっかりけじめをつけなさいよ…。

ネヴィル将軍が、ハロルドを引き立てようと近寄り、

「死んでる!」

…さっきまで喋ってたのに。どうやら敗北のショックで死んだそうですが、

あんだけ袋叩きにしたら、そりゃ誰でも死ぬだろうと思います。

ユニスはハロルドに哀れみの言葉を贈り、

「父と母はそれでも…彼のことを愛していたと聞きます」

と語ります。

…擁護不能の弟…悪王ハロルドを愛していたとは…それはそれは大概なご両親をお持ちで…すげーブラコンだったのかな。

ヴィオラも、ハロルドの子・リチャードも彼のことを愛していたのに、

ハロルドはそのいずれをもまともに愛することが出来なかった、とても寂しい存在でした。

そして、

ユニスは正式に女王となり、

イスカリオットらの尽力もあり、外交・内政も堅実になされ、

国は富みました。

セシルらも不死鳥親衛隊として活躍しました。

セシルとユニスの友情は生涯続き、

お互い、たくさんの子孫に囲まれ幸せに暮らしました。

ある日、セシルはその姿を幼い鳥に変え、飛び立ちました。

ユニスはこれを王国の象徴である『不死鳥』の復活であると宣言しました。

これが『不死鳥セシル』の物語です。

おしまい

 

レベルを上げて、強力なスキルを覚えていけばなんとかなるザックリとしたゲームバランスで、戦略うんぬんをあまり練る必要が無い感じの代物でしたが、

結構面白かったです。

 

ゲームクリアした日:2021年2月5日