ゲームの想い出ノート

ゲームはクリアしたらほぼ手放してしまいますが、ゲームの想い出が薄れていくのは寂しいものがあります。このブログはゲームの想い出が風化する前に形に残したいと考え、綴ったものです。評価やプレイ日記というより、あくまで想い出なので記述内容に偏りや、想い出補正があります(特に昔プレイした作品)。ゲーム攻略の参考にはなりません。注釈無くネタバレもありますので、ご注意下さい。

英雄伝説 空の軌跡FC:改 HD EDTION(PS3・2012)

英雄伝説空の軌跡シリーズの第1弾でしょう、たぶん。

長く続いている英雄伝説シリーズの、

空の軌跡シリーズの第1弾だと思って触っています。

またPSnowです。有名な作品ですし、せっかくだからやってみようかと。

ええと、

導力器(オーブメント)と呼ばれる技術が発達した架空の世界において、エレボニア帝国とカルバード共和国という2つの大国に挟まれたゼムリア大陸の小国・リベール王国を舞台とし、旅の中で遊撃士(ブレイサー)として成長していくエステルとヨシュアの様子を描いていく物語。だそうです。Wikipediaより。

オーブメントは機械仕掛けで神秘的ななんか便利な仕組みの総称です。飛行船をはじめさまざまな技術に用いられ、本作世界の日常生活に欠かせない存在だそうです。

便利な代物ですが、やはりというかなんというか、軍事的に利用しようと兵器開発に各国はしのぎを削り、大陸は覇権を狙うそれぞれの国の思惑で混迷の様相…という世界情勢。

で、列強のはざまで独立を保っている小国リベールを舞台に主人公・エステルとヨシュアが遊撃士として頑張るよ!という感じです。

なんでここに概要ぶちこんだかというと、ストーリーを順に書き込んでいくと長くなりそうな予感がぷんぷんするからです。

遊撃士…ブレイサーというのは民間人の安全と地域の平和を守ることを第一の目的とした者達で、

民間団体として遊撃士協会というものがあり、エステル達はこれに所属することになります。

前置きはこのくらいにして、とにかく早速やってみましょう!

 

・序章 父、旅立つ

幼少のエステルが家にいると、父親・カシウスがヨシュアという少年を家に連れ帰ってきます。

ヨシュアは怪我をしていて眠っているようでしたが、目を覚ますと、

エステルの父に「正気か?」みたいな事を言います。

事情を飲み込めないエステルでしたが、

とりあえずヨシュアを、怪我してるんだから大きな声を出してないで安静にしてろと殴りつけて寝かせるのでした。

どうやらカシウスはヨシュアを養子として引き取ってきたようです。

ヨシュアはなんだかワケアリのようですが…。

あっという間に時は流れ、

エステルとヨシュアは16歳になり、

準遊撃士の資格を得るため、研修を受けます。

幼少の頃はなんだか影があったヨシュアでしたが、快活なエステルと豪気なカシウスとの生活のお陰か、冷静かつ穏やかな青年に成長していました。

ちなみに二人は同い年ですが、当然のようにエステルがお姉さん面しています。でも抜けているところが多いエステルを、しっかり者のヨシュアがいつもフォローしているという感じです。

先輩遊撃士にして二人が姉のように慕う『銀閃のシェラザード』から手解きを受け、

晴れて準遊撃士となったエステルとヨシュア

家に帰ろうとしていると、

街の子供達が魔物の住みかに遊びに行ってしまった、と遊撃士協会の受付嬢から報告を受けます。

本当はカシウスに連れ戻して欲しくて、その人はエステル達の家に向かっていたのですが、

エステルは「急いだ方がいいし、もう自分達は準遊撃士なのだから」という理由で、かって出た、というわけです。

彼女がすぐに行動した甲斐もあり、魔物に襲われているところで追い付いて無事子供達を救出することができましたが、

エステルは魔物に不意をつかれ、あわやというところでカシウスが颯爽と現れ、魔物を撃破。

最後まで注意を怠るな、とカシウスにたしなめられ、落ち込むエステル。

ヨシュアに慰められあっさり立ち直って、遊撃士協会に報告をして、家に帰り、くつろぎます。

しかし、カシウスの元に届いた一通の手紙。

帝国方面からの手紙を読み、驚愕するカシウス。

彼は夕食時に、エステルとヨシュアに「急な仕事が入った。単なる調査だがあちこち回るから1ヶ月は留守にする。明朝に旅立つ」と事も無げに言います。

1人手紙を読んでいた時のカシウスの驚愕ぶりは、暗にそれがただ事ではないことを示していましたが、二人にはそれをおくびにも出さず。

その為、この街の遊撃士協会の支部でカシウスが受けていた仕事がこなせなくなったため、

エステルとヨシュアが代わりに受けることになりました。

仕事を代わりに受けることになりはりきるエステル。わくわくしながら眠りに就きます。

夜、カシウスとヨシュアは幾つか言葉を交わします。

ヨシュアはカシウスが本当はとても重大な仕事をしに行くのを知っている様子です…というか、ヨシュアもこの家に来た時の影のある感じから只者ではない雰囲気を醸しています。

エステルは、父親がブレイサーとして優秀なのは認めているようですが、たぶん実際は彼女が思っている以上にもっと凄い人で、でもエステルはそれを知らないという感じです。

カシウスの代行として、ブレイサーとして仕事をこなしていく二人。

エステルは詰めが甘かったり、抜けていたり、魔獣に対してですらも優しさを見せたりしますが、ヨシュアがフォローしてくれている、という感じです。

ヨシュアは有能ですが、仕事となると冷徹、非情といってもよく、本人もそれに気付いて、

自分は感情が無い、不完全な人間なのだろうかと苦悩したりしています。

うーむ、彼の正体に迫るのは本作のストーリーにとっても重要そうですね。

二人は仕事をこなしていき、少しずつ街のみんなからもブレイサーだと認知されていきます。

そんな中、

セプチウムとかいう、希少な結晶が盗まれた事件が起こり、

シェラザードと一緒に犯人を追います。

犯人はボース地方を根城にしているらしい空賊の少女・ジョゼット。

『カプア一家』と名乗る彼女とその手下達と、一戦交える事になりますが、

彼女は兄・キールが「そんなことよりボース地方が大変だぞ」と飛行船で迎えにきて、それに乗って帰ってしまいました。

ギルドに帰り、事の顛末を報告する三人。

シェラザードは、「二人はなかなか立派だったから推薦して貰ってもいいんじゃないか?」と受付嬢に話しています。

受付嬢は頷いて、『正遊撃士の推薦状』をくれました。

今二人は準遊撃士で、いわば見習い。

正式な遊撃士になるには、全ての地方の支部で推薦を受ける必要があるのだそうです。

ロレント地方ではまあまあ実績を上げたから、推薦状をあげるけど、

その調子で他の地方でも実績を積み重ねて推薦を貰ってこいと。

これは!

一気に冒険の舞台がご近所から広がる予感!

地方支部ロレントの他に、

ボース、ルーアン、ツァイス、王都グランゼル…ということで、

これは他の地方にも行かなくては!とはりきるエステルに、

父さんが帰ってきたら相談してみよう、とヨシュア

そこへ、通信が入ってきました…なんだか狼狽する受付嬢…。

通信を切ると彼女は「定期飛行船『リンデ号』がボース地方で消息を絶った…王国軍が捜索しているが行方は不明。そして定期船にはカシウスが乗っていた」と、エステル達に伝えます。

 

・第1章 消えた飛行客船

家に帰り、部屋に籠るエステル。

ヨシュアは夕飯を作り声をかけますが、エステルは「先に食べてて」と返し、出てきません。

シェラザードも来ていて、

ヨシュアと二人で、無理もない…父親が行方不明になってしまったんだから…と彼女をいたわりつつ、

とりあえず明日、シェラザードが事実確認に向かうと話していると、

エステルがいつもの調子でダイニングへ降りてきます。

彼女は旅支度をしていたのです。

自分の目でボース地方へ行き、何が起きたか調べてみると。

というわけで、三人は明日、ボースへ行ってみることにしました。

とはいえ、今回の件で軍は飛行船の航行を制限しており、徒歩で向かうしかありません。

徒歩で半日。

ボース地方最大の街・ボースは立派な商業都市で、その都会ぶりに目を見張ります。

早速ボース支部へ行き、そこを仕切っているルグラン爺さんから事故について聞いてみるのですが、

軍の捜索を指示しているモルガン将軍が大のブレイサー嫌いで、情報をシャットアウトするばかりでなく、捜索地域も大規模封鎖してしまうため、

何が起こったのか判らないだけでなく、その他の仕事にも支障をきたしているとのこと。

…それはひどい。

ともあれ、ボース市長から軍だけでなくブレイサーも捜索をして欲しいと依頼が来ているので、大義名分は成り立つはずなので、こちらはこちらで独自の調査をするつもりだったとルグラン爺さん。

エステル達は早速その仕事を受けることにします。

まずは依頼主である市長・メイベルに会いに行くと、

彼女は若くして父を亡くし、その経済地盤を引き継いだだけ、としながらも、かなりやり手の商人であることが伺えます。

捜索が終わらない限り、軍が飛行制限を続けるし、それでは商売が成り立たず、経済は低迷してしまう。

メイベルは早期解決を期待しているようです。

ブレイサーを毛嫌いしている将軍の事も知っていて、ブレイサーであるという素性は隠した方が良いとしつつ、市長の使いだと名乗れば良いと提案。

更に、一筆したためてもらって、無事に情報開示と独自の調査が可能となりました。

将軍がいる『ハーケン門』というエレボニア帝国との国境になっている関所に行ってみます。

帝国とは以前10年戦争という戦争をしていた経緯もあり、常に兵士が駐屯している、ピリピリしたムード。

エステルの母もかつての戦争により故人となっています。

メイベル嬢の頼みなら、と、すぐに会ってくれるモルガン将軍。

なぜ徹底して情報規制を行っていたかというと、

例の飛行船は墜落した様子もなく、帝国に近いという場所柄、もしかすると帝国が軍事行動なり起こした結果の変事である可能性があった為とのこと。

でも今朝になって、その線が消えたと将軍。

なにしろ、飛行船の乗客を誘拐したというカプア一家の犯行声明が届き、

空賊による身代金目的の誘拐だと判明したからです。

…うーむ、カプア一家の仕業だったんですか?キールとジョゼットは慌てて帰っていってましたが。

そんな話を聞いているうちに、エステルがボロを出しモルガン将軍にあっさりブレイサーだとバレてしまい、激怒されますが、

シェラザードもブチギレして、

肝心な時に軍が役に立たないからだろうと、正論で反論、

そんな侃々諤々の場に、謎の金髪青年が乱入して歌を歌い出したりして、

現場は混沌とした状態になります。

モルガン将軍はさっさと逃げ出し、

エステル達も、ヤバい金髪青年と目を合わせないようにして逃げ去ろうとしますが、

彼・オリビエに懐かれてしまったらしく呼び止められてしまいます。

オリビエは漂泊の詩人で、エレボニア人。こちら側には巡業旅行で来たと自己紹介し、

ボース市まで送ってやると、すぐどっか行ってしまいます。

メイベル市長とルグラン爺さんにそれぞれ経過を報告して、調査を続行。

軍が探索しなかった部分…山奥の廃鉱内部を調べてみると、隠された定期船と、カプア一家の飛行船を発見します。

ちょうど荷物を運び出していたキール達を撃退し、彼らは逃げていきますが、

中に乗客達の姿はなく、

どうやら既にキール達のアジトに連れられて行った後のようです。

しかも、何度も往復してアジトに運びいれたというキールの台詞から、

どうやらカプア一家のアジトは彼らが乗っている小さな飛行船でしか入れないような特殊な地形にあるらしいことが伺え、

到底徒歩で探索できる範囲にはないだろうと推測され、

これは軍にも協力を仰ぐしかない、とシェラザードは判断します。

とにかく定期船は見付かったし、今後の方針を相談するためにも報告を入れに帰ろうとすると、

モルガン将軍率いる軍の捜索隊と鉢合わせ、

エステル達は問答無用で牢にぶちこまれてしまいます。

どんだけブレイサーに偏見があるんだ…と呆気にとられていると、

翌朝、メイベル市長のとりなしですぐ牢から出してもらえるエステル達。

モルガン将軍にエステルがカシウスの実子であるという内情を話したら、彼もエステル達への心証を和らげたようです。

カシウスはもともと極めて優秀な軍人であり、モルガン将軍とは信頼関係を築いていたようです。

生きていた頃のエステルの母に会ったことも、赤ちゃんだった頃のエステルに会ったこともある、と言うモルガン将軍は、

カシウスが退役してブレイサーになってしまったのが、どうしても許せなかったようです。

ともあれ、牢から出してもらい、

どさくさで再会したオリビエも一緒に、

メイベル市長から、実はボース市で大規模な強盗事件が発生したことを聞かされます。

それもカプア一家の仕業である可能性が高いので、エステル達はその線から調べてみる事になりました。

怪しい人物の目撃情報を頼りに向かった湖畔で、誰かを待つカプア一家のジョゼットとキールを発見したエステル達は彼らの会話を盗み聞きします。

カプア一家は3兄妹が仕切っているのですが、一番上の兄・ドルンが最近おかしくなったと話し出す二人。

彼らは確かに空賊ですが、以前の彼らは軍にまで目を付けられるような派手な仕事はしてなかったようで、定期船ハイジャックからの国に身代金要求なんて大それた仕事はしていなかったようです。

ドルンに最近取り入ったらしい、得体の知れないとある人物から何かよからぬことを吹き込まれたのではないか、と心配している様子の二人。

そこへジョゼット達の待ち合わせ相手が現れます。

どうやら彼らはカプア一家に王国の様子や軍内部の事をバラすスパイのような存在のようですが、

彼らもそのドルン兄貴に取り入った人物の紹介らしく、なんとも得体が知れない。

が、ここはチャンスとばかりにエステル達は、キール達が乗ってきた飛空艇に密航し、彼らのアジトに侵入します。

アジトの中で定期船の乗客を発見しますが、エステルの父はその中には居ませんでした。

彼はボースからの離陸直前に船から降りてしまったと船長から聞かされ、なら父はどこへ消えたのか釈然としないものは残りましたが、ともあれまずはカプア一家の首領格を倒すべきと判断します。

カプア一家の三兄妹…ドルンとキールとジョゼットが会話をしていますが、

ドルンは女王から身代金だけを頂いて、定期船の乗客達は皆殺しにする、と言い放っており、キールとジョゼットはドン引きで諌めようとしていました。

そんな血まみれの金で故郷を取り戻したくない、と言うキールに、今更あんな田舎など要らないとドルンはアッサリ言い、それよりリゾートで豪遊しようなどと言う始末。

元々そういう人じゃなかったようですが、すっかりテンプレ悪役になっている様子のドルン。

とりあえずバトルで黙らせると、

ドルンはキョトンとしています。

荒くれものであり犯罪者ではあるけれど、一線を越えそうな大それた犯罪には手を出さずに、手堅く儲けていこうという感じの人物像。

定期船強奪や身代金要求なども知らなそうなドルンの様子にキール達も怪訝そうにしていますが、たぶんこっちが本来のドルンなのでしょう。

カプア一家は逃げようとしますが、

直後に軍に制圧され御用されていきます。

リシャール大佐なる人物が作戦を立案し、モルガン将軍と共に制圧の指揮をとっていたようで、

モルガンはエステル達を見て鼻白みますが、リシャールは彼らが先に潜入して中から制圧してくれたから、この作戦もうまくいったのだ、ととりなし、話の判る男アピールをしたあと、中へ入っていきます。

とりあえず、メイベルやルグラン爺さんに報告し、本件は解決となります。

そこへ、定期船の荷物の中から、カシウスがエステル達に宛てた手紙と、カシウス宛の小包があった、とのことで、エステルの元へ届きます。

カシウスからの手紙は、事情があって当分の間、帰れなくなった。とエステル達に告げていました。

カシウス宛の小包には用途不明のアーティファクトのような物体。

それはKなる人物から、

端的に、「例の組織から入手したものですから、R博士に解析依頼してくれ」といったメモが付いていました。

一体、カシウスは何に巻き込まれているのか。

エステル達は正遊撃士の推薦状を貰い方々、王国を巡り、カシウスの行方を追ってみることにしました。

もちろんボース支部のルグラン爺さんからは推薦状が貰えたので、エステルとヨシュアは次の土地へ向かうことにします。

シェラザードはロレントに帰ると言い、オリビエもロレントへ行くと言いますので、

ここで二人とはお別れです。

…えっシェラザードはなんとなくロレントから離れるわけにはいかないので別れると思いましたが、オリビエも?

困ったなあ…。

 

・第2章 白き花のマドリガル

オリビエが何者かと小型の通信器で会話している様子が描写されます。

通信を終えた後、シェラザードがその場に現れ彼がエレボニア帝国の諜報員かなんかだと見抜いていたこと、その目的は何か問いただします。

彼は今回のリベール王国潜入任務は、工作や諜報活動目的ではないと説明します…希代の剣士にしてこの世界に5人も居ない特別な遊撃士である剣聖・カシウスに会いに来たのだと。

一方、エステルとヨシュアルーアン地方へ向かいます。

定期船誘拐の騒ぎが片付いた為、定期船は運航を再開していましたが、エステル達は、徒歩での旅を続行することにします。

それはシェラザードから伝え聞いたカシウスの教え…一度は自分の足で歩いて、守るべき世界の土地勘を得ろといったものに影響されてのことです。

歩いて峠を越え、ルーアン地方へ入ることにしました。

ボース地方とルーアン地方の境である関所で一夜を過ごすことになったエステル達。

衛兵達が親切にもてなしてもらい、モルガン将軍は極度の遊撃士嫌いであるため、あんな特殊な扱いを受けただけで、兵士達は基本的に優しいんだね、とヨシュアに話すエステル。

ヨシュアは兵士が民間人にも優しいのはリベール王国くらいのものだと溢しますが…。

そんな話をしていると、重剣のアガットという遊撃士も峠越えのため、関所へやってきました。

アガットはエステル達がまだまだひよっこであると不遜な態度をとり、エステルをイラつかせますが、エステル達の実力を考えれば無理もない話で、むしろエステル達を想ってアドバイスしてくれているのは明白です。

そこへ大量の魔獣の襲撃があり、アガットの的確な指示のもと、彼と魔獣を撃退。

アガットからも、まあまあやるじゃん。カシウスの子供達というのも伊達ではないということか、と少し認めて貰えました。

衛兵達は、魔獣がこんなに大量に襲撃をかけてくるなんておかしい、と話し、警戒を強めると話しています。

ともあれ、ルーアン地方へと足を踏み入れるエステル達。

峠を越えて麓の村へ。

そこでジェニス王立学園の制服を着た女の子・クローゼと、連れの小さな少年・クラムと別々に出会いますが、

少年の方からなぜか遊撃士の紋章をスられてしまうエステル。

彼が近くの孤児院の子だと聞き、孤児院に行ってみることにしました。

孤児院でクラムを発見しますが、盗んだことをしらばっくれるクラムに対して、エステルが騒いでいると、クローゼが強盗と誤解して、友達のシロハヤブサジークをけしかけてきたりとドタバタしますが、

見事に孤児院長・テレサが場を収め、無事に遊撃士の紋章は返ってきました。

お詫びにお茶をご馳走になり、エステル達の話や、クローゼの身の上など世間話に花を咲かせる一同。

クローゼの案内でルーアン市へ。

ちなみに本作の戦闘は、シミュレーションRPG風のバトルフィールド上で敵味方が入り乱れて戦うコマンドバトルという形式なのですが、

バトルメンバーではない者もフィールド上に配置されるため、クローゼもバトルの時に顔を出して無駄に隅っこをうろちょろしているので正直早くお別れしたいです。

まあ、的が増えたとは言えます…が、戦闘不能にでも陥ったらペナルティがありそうで嫌ですね。

ルーアン市につくと、早速支部で転属手続きを済ませます。

支部の受付・ジャンからこの忙しい時に助かるなどと言われ、こき使わそうな予感がします。

ひとまず一夜を明かし、翌朝。

仕事しよう、と支部へ向かうと、事故か事件か定かではないけど、ゆうべ孤児院が火事になったと判明します。

孤児院のテレサや子供達は無事なのか…現場に急行するエステル達。

どうやらその場に謎の銀髪男が居てすぐ救出作業をしてくれたそうです。すぐ消えてしまったらしいのでちょっと怪しいですが…。

そして近隣の村の者達も駆け付けて消火活動を行ってくれたそうで、全員無事だったようでしたが、結果的に建物は全焼してしまいました。

エステル達が現場を調べたところ、放火の痕跡があり、事件性が高いことが判明します。

テレサに犯人に心当たりがないか、聞き込みに行くと、ちょうどテレサと知己であるルーアン市長・ダルモアもお見舞いにやってきて、

ダルモアの秘書が推測で、街の半グレみたいな集団『レイヴン』の仕業ではないかと口にします。

推測で判断は出来ない、とダルモアにたしなめられる秘書。

とりあえず支部に報告して、今後の捜査方針などを検討する事にするエステル達でしたが、

どうやら盗み聞きしていたクラムが、レイヴンが犯人だと思い込んで、「絶対に許さない」などと口走りながら飛び出して行ったらしいことが発覚します。

…あーもう…エステルとヨシュアの二人で、そんなところ行きたくないですよ…危ないもん。

案の定、勝手にブチギレてレイヴン達相手に喧嘩をふっかけていたクラム。

もちろん、子供一人がかなうはずもなく、ぼこぼこにされているところを突入です。

するとついてきたクローゼも、護身程度だけど、とレイピアを取り出して戦ってくれることに。

…えー、それなら最初から戦ってくださいよ…何をもったいつけてるのこの人。

しかも強力な回復魔法も完備。

クローゼ助太刀の甲斐もあり、あっさりレイヴン達を撃退。

そこへアガットがやって来て、いつからレイヴンは女子供に絡むしょぼいチンピラに成り下がったんだ、と、激しい折檻。

彼らに追い討ちをかけます。

ついでにジャンから事情も聞いていて、彼らが放火犯かどうか自分が聞き込みをしてやると買ってでてくれるアガット。

支部でアガットの成果を待っていると、

ジャンから元々アガットはレイヴンのリーダーであり、枯れがまとめあげていた頃はもっと荒っぽい集団であったと教えてくれます。

そんな筋金入りのアガットですが、とある人物との出会いをきっかけに遊撃士を志すようになり、今ではすっかり凄腕の遊撃士になったのだと。

そこへアガットが戻ってきて、とりあえずあいつらはシロだと断定。

更に、今回の放火事件は自分が引き継ぐと言い、仕事を取り上げられてしまいます。

民間人…クローゼのことですが…を戦闘に巻き込むなんてまだまだ半人前だから、駄目だと。

ぐうの音も出ないエステル達ですが、ジャンからも今回の事件はアガットが追っている者達が関わっている可能性があるので、彼に任せて欲しいと言われ、大人しく引き下がります。

で、これからどうしようかとなった所で、

クローゼから、ジェニス王立学園の学園祭がもうすぐあるのでそれの手伝いをして貰えないかと依頼され、手伝うことに。

それはなんと劇の出演。

クローゼによれば、武術の心得がある女の子にしか出来ない役らしく、エステルならうってつけだろうとのこと。

…え、本番まで確か1週間とか間もない期間だったのに、役決まってなかったの…?

ついでにヨシュアにも何かの役をあてがわれます…なぜか口ごもるクローゼ。何の役をさせるつもりですか?

ともあれジェニス王立学園へ。

学園長に挨拶すると、もう日がないからみっちり練習して貰うために、寮に住み込んでやるように言われます。

…こんな事してて正遊撃士の推薦状を書いて貰える日はくるのでしょうか?

早速、劇の監督である生徒会長のところへ行くと、

話の筋立てを聞かされます。

エステルは騎士を演じ、クローゼと決闘をして欲しいと。

女騎士ではなく、あくまでもれっきとした男性騎士役をさせ、騎士と騎士が姫をかけた決闘に挑むのだそうです…この流れだと当然、その姫はヨシュアというわけです。

生徒会長・ジルは見目麗しいヨシュアを見て、貴方ならバッチリだ、と太鼓判を押します。たぶん押されたくないでしょうけど。

さて、劇の練習のためしばらく学園生活を送るエステルとヨシュア

ヨシュアはなんでも器用にこなすせいか、全く乗り気でなかった姫の演技も完璧の出来映えのようです。

エステルもなんとか台詞も覚えて、いよいよ明日の本番に臨もうという所までこぎつけました。

クローゼは、エステルに自分と役が逆の方が良かったんじゃないか?と尋ねてきます。

役柄的にクローゼが演じてる方の騎士が最後勝者となり、ヨシュアが演じる姫からキスをされる事になるからです。

エステルは、ヨシュアとは別に姉弟だから気にしないで!と言いますが、ジルから散々からかわれて、ヨシュアのことを異性としてちょっと意識し始めてる感じはあります…ていうか、なんだこの甘酸っぱい青春話。

学生のふざけたノリで作った劇なのかと思いきや、内容はとてもシリアスな歴史物で観客もご満悦、大盛況のまま幕を閉じました。

あと、学園祭の最中に学園長やジルが尽力し、孤児院の再建費用として多額の寄付を集め、孤児院の問題もなんとかなりそうです。

孤児院のみんなは腕利きの遊撃士の女性が送ってくれるので安心…と思っていたら、

なんと帰り道を襲われ、お金を盗られてしまったようです。

近隣の村の人に保護をされ、命に別状はありませんでしたが、今度はお金目的の強盗…。

そこへアガットが現れ、レイヴン達が消えたと言い、奴らが犯人のはずはないんだが…そもそも腕利きの遊撃士を相手に出来る技量も無いし…と不可解なものを感じています。

エステル達は、クローゼの友達であるシロハヤブサジークから犯人が逃げ込んだ場所を知らされ、乗り込むことにします。アガットはシロハヤブサから聞いた?正気か?と思いながらも、共についてきてくれます。

潜伏場所である近くの灯台には、レイヴン達が居ました。

愕然とするアガット。

しかしレイヴン達の目はうつろで、なにかおかしい。

対峙した彼らの実力は以前対峙した時よりも明らかに強力になっており、

どうやら操られているらしいことが判ります。

しかも薬品や暗示などを使用してあり、肉体的な性能を極限まで引き出されている、と。

灯台の最上階に登ると、

ダルモア市長の秘書が、黒装束の二人と何やらよからぬ話をしています。

どうやらこいつが黒装束の二人から怪しい力を借りて放火をして、更にレイヴン達を操り、強盗をさせたらしい。

目的は孤児院を潰して、その土地一帯を高級別荘地にするため。

お金を盗ったのは、再建させないため。

それは市長の意向…つまり黒幕は市長らしい…うっわ…まじか。

黒装束の二人をボコって、秘書を捕縛。

黒装束は逃げたのでアガットが後を追います。

事態を報告に行きますが、市長は遊撃士の権限では逮捕できないだろうと推測されます。

クローゼはそれを聞いてひそかにジークに手紙を託します。

エステル達は、ひとまずジャンに報告し指示を仰ぐと、ジャンから市長邸で時間を稼ぐよう言われます。その間に軍に掛け合ってみよう、と。軍ならば逮捕することが可能だからだそうです。

というわけで乗り込んでみますが、市長は狼狽して魔獣をけしかけてきます。

魔獣をけしかけてきた時点で、現行犯逮捕が出来るため、遊撃士でも逮捕することが出来ると張り切るエステル達でしたが、

魔獣を倒しても、今度は家に伝わるアーティファクトエステル達の動きを止める往生際の悪い市長。

そのままさっさと殺すなり、逃げりゃいいのに、わざわざ下衆な脅しをしながらいたぶり殺そうとして、悪役やりたい放題。

するとエステルの懐に入れておいた、カシウス宛の謎のアーティファクトが黒い光を放ち、

市長のアーティファクトが壊れます。

慌ててヨットに乗り込み逃げる市長と、小型のモーターボートで追うエステル達。

でも逃げられてしまう!

その時、女王の親衛隊だというユリア中尉が乗る飛行船がヨットの行方を塞ぎます。

なぜか市長が逃げていることも把握している様子のユリア中尉。

ジャンが呼んだにしては早すぎる?と訳がわからない様子のエステル達。

含み笑いをしているクローゼの様子からして彼女が呼んだようですが、その繋がりは秘密のようです。

ユリア中尉によれば、市長はおぼろげにしか自分が犯した罪の記憶がなく、空賊事件のドルンと同じような状態だと推測されます。

ともあれ今回の事件も無事解決。

ジャンに報告し、アガットから何か連絡が来てないか尋ねると、

彼はそのままツァイス地方へ向かったようだとのこと。

元々、アガットはその黒装束連中を追う仕事をしていたので、その仕事に戻った感じです。

そしてその仕事はカシウスから頼まれたもの。彼を更正させた恩人とはもちろんカシウスの事。ここでもカシウスの影あり。どんだけすごい人なんだ…。

もっともカシウスに対してアガットは突っ張った態度を示しており、エステル達に突っ張った態度なのもそのせいと思われます。

エステル達は改めて先程自分達の窮地を救った黒いアーティファクトを眺めます。

ジャンはそれが何かは判らないが、ツァイスはそういう機構に詳しい街なので、行けば何か判るのではないか、とのこと。

折しも今回の事件を解決したことでジャンは正遊撃士の推薦状を用意してくれました。

次はツァイス地方へ。

 

・第3章 黒のオーブメント

ツァイス地方へ向かうため関所に行くとクローゼがそこまで見送りに来てくれました。

彼女は、エステル達が旅を続けて、王都に行くのならまた会えるかもしれない、と話します。

エステル達の頑張りを見て、自分も頑張る決心がついたなどと話す彼女の身の上にも何らかの秘密がありそうですが、

まあ、まだ秘密みたいです。

エステル達はツァイス地方へ。

関所に残されたクローゼの所へユリアが「迎えに来ました」と現れます。

ジークがユリアの傍へ。ユリアはジークに「しっかり護衛の任は果たしていたんだろうな?」と語りかけます。

クローゼは「学生もしばらくお休みですね」と呟いて、王都へと向かうのでした。

道すがらティータというツァイスの女の子と出会います。

オーブメントの知識が豊富な彼女は、体力が少なく打たれ弱そうですが、

攻撃範囲が広い銃を使い、なかなか頼りになりそうな感じです。

ティータと一緒にツァイス市へ。

ティータは幼いですがかなりオーブメントに関する知識が深いらしく、すぐに呼ばれて工房の中へ行ってしまいました。

工房都市だけあってあちこち機械仕掛けでハイテクなツァイスに驚くエステル。

ひとまずいつものように支部へ行き、受付のキリカに会い、転属手続きを済ませます。

キリカはジャンから一通りの事情を聞いていて、

カシウスがツァイス地方には居ないこと、

黒いオーブメントの手がかりを得るため、まずはマードック工房長…この街では工房長とは市長と同義です…に会うための紹介状をくれました。

マードックに会うと、カシウスはこの街の恩人だとエステル達に対して全面協力姿勢。

早速黒のオーブメントを見せると、

確かに最近作られたものらしいが、誰かが闇で作ったものらしいとしか判りませんでした。

ではこのオーブメントを委ねるよう書かれていたR博士とは誰か判らないか尋ねてみると、

カシウスの知り合いの博士と言えばラッセル博士において他はなく、オーブメント開発者の直弟子の1人で、オーブメントをこの国にもたらした存在であり、確かに彼ならこの謎のオーブメントについても判るだろう、とマードック

早速、ラッセル博士の工房へ案内して貰おう、と彼の孫娘を呼び寄せてくれます。

それはティータでした。

ティータと一緒に彼女とラッセル博士の家であるラッセル工房へ。

ラッセル博士は、実験大好きっ子丸出しのおじいちゃんです。マッドサイエンティストという感じはなく、からっとくだけた感じでなかなかパワフルなおじいちゃん。

ティータも似た者同士という感じで、黒のオーブメントに興味津々。

中を切り開いたりとかはかなり頑丈な物体なので今すぐには難しそうなので、

測定装置にかけてみると、

なんと黒のオーブメントがあの時のように黒く発光し、街中の灯りが消えてしまいました。

測定装置を停止させると街の灯りは元に戻りましたが、

この黒のオーブメントの不思議な力を導力停止現象と名付けるラッセル博士。

ラッセル博士の興味は尽きず、とりあえず明日は中央工房の方へ持っていきいろいろ調べてみる、とのこと。

翌朝、中央工房の工作室へ行ってみると、ラッセル博士が切断機械で黒のオーブメントを切断しようとしていましたが、これがうまくいかないと述べます。

電動丸ノコのようなものが黒のオーブメントに接触した瞬間、昨日の黒い光が出て、丸ノコが停止してしまうのです。

でも昨日のように街中のオーブメントが停止してしまうような事態にはならないね?とティータが尋ねると、

どうやら導力停止現象は伝播するものらしく、その距離自体はそこまで長くないようで、

稼働中のオーブメントをある程度遠ざけておけば、伝わっていく事は無いようです。

昨日のは測定装置からどんどん伝播していって…という感じだったのですね。街中はオーブメントだらけですし。

これでは中を見ることは出来ない…と考えていると、

エステルがオーブメントを使わないで、努力と根性みたいな、人力でなんとかならないかな?とか、なかなか脳筋な事を言いますが、

ラッセル博士は確かに導力でなくて、別の方法で機械を動かせば良いと気付き、

火力で動かせば良いかもという案でまとまります。

とりあえずその仕組み…内燃機関ユニットと燃料となるガソリンを中央工房内から探して運んでくるエステル達。

早速、内燃機関を動力に組み込み、丸ノコを動かすと、黒のオーブメントの黒い発光は発動せず、うっすらと傷を付けることに成功しました。

これは切断するまでかなりの長期戦の様相…というわけで遊撃士の仕事をして暇を潰します。

すると、ラッセル博士が例の黒装束の男達に誘拐されてしまいます。

黒装束と言えば、それを追うアガット。

共に黒装束一味を追い詰めますが、その時ティータがラッセル博士の身を案じるあまり、焦って勝手に対応してしまい、逆に身の危険に晒されます。

アガットが咄嗟に庇ってくれましたが、ラッセル博士は連れていかれ、

しかもアガットはティータを庇った際に、ひどい毒が塗られた凶刃を食らってしまい、瀕死の状態になってしまいます。

通りすがりのブレイサー・ジンの協力もあって、特殊な解毒薬を都合してもらい、アガットは無事危篤状態を脱します。

さて。黒装束の男達について何か判ったことはないか、ギルドに尋ねに行くと、

なぜか王国軍の基地の1つ・レイストン要塞近くで、黒装束の男達が乗っていた飛行艇らしきものが目撃された、という情報を入手し、

とりあえず探りを入れてみることになります。

探りを入れると、あからさまに怪しい様子の王国軍。

あまつさえ、エステル達が来ている時に、

黒のオーブメントの導力停止現象のような現象まで発生する始末…これはこいつら…やりやがりましたね。

とはいえ、一口に王国軍と言っても一枚岩ではなく、

基本的には清廉潔白な人達であり、一部にどうやら怪しげな事をしている人達が居るという構図のようです。

そしてどうやらその軍内部での争いの結果、

清廉潔白な側と思われる王国軍親衛隊は反逆罪で捕らえられてしまい、どうやら思いっきり、軍に蔓延る悪玉に嵌められた模様。

これまでの事件でも背後に黒装束が暗躍していた事から見ても、

どうやら、平和なリベール王国でなにか大変な事が起きているようだと感じるエステル達でしたが、

しかしまあ、そんな事は置いておいて、

まずは目の前のこと。

ラッセル博士救出のため、レイストン要塞に潜入を決行します。

黒装束が警護するレイストン要塞の研究棟。

やはり黒装束は軍の関係者だった。

それもやはりというかなんというか、裏仕事を行うような性質の連中だったようです。

窓から中を覗くとやはりラッセル博士はそこに囚われていて、黒のオーブメント…ゴスペルというらしいです…の制御方法の研究をさせられていました。

ティータの事をちらつかせて脅されていたみたいです。

更にはそれを仕組んだのがリシャール大佐だと判明します。情報部の司令。

カシウスの元部下らしいですが、もしカシウスの手に渡っていたら…とか言ってる辺りからして、こいつは真っ黒…敵のようですね。

そしてこのゴスペルでなにかとんでもないことをやらかすつもりらしい…。

それはあくまで国を憂えての事であり、リシャール大佐の、ラッセル博士ら民間人に対する態度も、彼らに危害を加えたりするという性質のものではなさそうですが…。

彼の部下と思われる黒装束達も、「一般人には手を出すな!」と言っていた気がしますし。

黒装束のリーダー格だった仮面の男…ロランス少尉もやはりリシャール大佐の手下で、彼らは、王都に動きがあったとのことで、帰っていきます。

ラッセル博士を救出しようと、黒装束の警備をのして入り込み、無事再会しましたが、

案の定、レイストン要塞は厳戒態勢へ。

守護隊長・シード少佐の指揮で、瞬く間に脱出不可能感満載になりました。

でもシード少佐は表向きリシャール大佐の言うことを聞いているだけな感じで誠実な軍人という印象だったので、助けてくれそうだなーと思ってたら、

やっぱり助けてくれました。

彼によれば、

もう王国軍の主だった将軍はリシャール大佐に弱味を握られたりして懐柔されており、

従う様子を見せないモルガン将軍などは監禁されてしまったようです。

で、王国軍はリシャール大佐に掌握されてしまっており、実質的なトップにまでなっていると。

女王陛下はなぜか沈黙。王国軍親衛隊までも反逆罪で追われており…本当に王国全体を揺るがす事態になりつつありそうです。

ひととおりシード少佐から王国軍内部の実情を聞かされ、秘密の脱出ルートを教えてくれるシード少佐。

別れ際に、実はカシウス大佐の直属の部下だったとエステル達に明かしてくれます。

大佐と聞き、えっ!父さんってそんなに偉かったの、と驚くエステル。

10年前の帝国軍との戦争で帝国を撃退した陰の英雄とも聞かされ、エステルは全く聞かされていなかったため知らなかった父親の過去に興味を持ちますが、

一般の警護兵が迫っており、長話が出来る状態でもなく、その場を立ち去らざるを得ず、後ろ髪を引かれながら立ち去ります。

レイストン要塞脱出に成功しましたが、

アガットは、

自分は元より、ラッセル博士は今回の件に深く関わってしまった以上、情報部に狙われる身となってしまったから、ラッセル&ティータを安全な所へ逃がすと言い、

エステル&ヨシュアとはここでお別れだと告げます。

エステルは、自分も一緒にラッセル達を逃がすと主張しますが、ヨシュアから、逃げる際には人は少ない方が良いのだと諭され、

更にラッセル博士から、アリシア女王陛下に直接、ゴスペルについて知らせて欲しいと頼まれ、

それを引き受ける形で別れる事に同意します。

 

・終章 王都繚乱

王国軍親衛隊・ユリア中尉とクローゼが王国軍に追われていて、街道を逃げています。

ユリア中尉は親衛隊なので判るのですが、

ユリア中尉から大切な御身と言われるクローゼの正体とは一体…。まあ、次期王位継承者とかなんかそんなのだと思いますけど。

ユリア中尉はクローゼにそのまま走り抜けて、王都のブレイサーのギルドに保護を求めるよう言うと、

クローゼと別れ、彼女の為に足止めを行います。

王都前まで到着するクローゼ。

しかし、そこへリシャール大佐達が乗る飛行艇が現れ、彼女の行く手を塞ぎます。

クローゼは、リシャール大佐に捕まってしまいました。 

一方エステル&ヨシュアは王都に行くことにします。今回ばかりは急ぎのため、定期飛行船で行くことにすると、

ツァイス支部から正遊撃士の推薦状と共に、定期飛行船の段取りもしてもらいました。

発着場へ向かい、定期飛行船を待っていると、

軍がなにやら検問を敷き、定期船の発着が遅れているし、ここにも軍の警備艇が来ると聞かされます。

間違いなく、ラッセル博士達の行方探しですし、エステル達だって見付かれば厄介なことになりそうです。

結局、いつものように街道を徒歩で行くことになりました。

しかし王都グランセルに向かう道すがらからして既に、

テロ対策と称し、かなり厳しく警備されている様子を目の当たりにします。

王都に着き、ギルドに転属届を出し、

依頼の件もあり女王に会いたいのだが、と相談するも、やはりテロ対策で今はかなり難しかろうとのこと。

一応、城の門へ行ってみると、門番から、テロ対策で今のところ城内への出入り禁止であることを教えられます。

更には、女王も自分が信頼している親衛隊が捕まったという事がショックで、どうやらかなり参っている様子で、

最近は政務もあまり行えていないとのこと。

代理として、第一位王位継承者とされる甥のデュナン公爵が据えられているらしいのですが、

これが絵に描いたようなちゃらんぽらんであるため、いつも遊興に耽っており全く政治に関与している様子がありません。

エステルの旅の途中でも、アホ全開で放蕩ぶりをアピールする姿が目撃されていました。

で、その補佐としてリシャール大佐。

じゃあこれで女王が居なくなってちゃらんぽらん公爵が王位に就いたら、

リシャール大佐が完全に王国の主導権握ってるわけだから、本格的にやりたいようにやりますね。

でも既に王国の政務にまでも深く食い込んでいるのなら、一体これ以上何をやらかそうというのでしょう?

とにかくちゃらんぽらん公爵は、武術大会の予選の見学にいきました。

エステル達はちゃらんぽらん公爵を追って、予選の観戦を行います。

予選はエステル達の知り合いも多く参戦しており、盛り上がるエステル。

この手の大会となると、普通主人公も参加する流れになりそうなもんですが、

ガチで観戦する事になります。

予選が終わったあと、ちゃらんぽらん公爵からご挨拶…かなりまともな挨拶に驚くエステルに、ヨシュアが、どうせ情報部辺りが台詞を考えているのだろうと推察します。

しかし、その後勝手に、優勝者はお城の晩餐会に招くと言い出す太っ腹公爵。

後ろに控えていたお世話係の執事さんが、勝手に良いの?と困惑していたので、リシャールの全く預かり知らぬところです。

知らないぞー、エステル達にとっては喉から手が出るほど欲しい権利ですが、

公爵、あんまりアホが過ぎるとリシャールに消されますよ。

さて。

武術大会には、ツァイスでちょっと顔馴染みになった外国のブレイサー・ジンが参加していましたが、みんな4人一組のチームだったのに、彼は1人で参戦していました。

彼は王都に用があると言っていましたが、武術大会に参戦するつもりだったのです。

凄腕のブレイサーであり、無事、予選も抜けたのですが、いくらなんでも本戦は厳しそう。

実はそれには理由があり、

元々武術大会は個人戦だったのだそうです。

しかし、今回の武術大会は、デュナン公爵の突然の思い付きで、個人戦から団体戦に変わっていました。

そのせいで、外国からやってきていたジンはチームメイトが見付からず、やむなく…という事だったそうです。

ならば、ということで王宮に入り込みたいエステル達は、ジンのチームメイトをさせてもらうことにしました。

それでも三人。

後一人メンバーが欲しいな…と思っていたところに、

帝国の諜報員・オリビエが現れます。

彼にも彼の目的があるようですが、まあともあれ助かるのでメンバーイン。

晴れて4人チームとなり、武術大会に参加します。

武術大会本戦1日目で、情報部の裏仕事専門の特務隊が、

情報部所属の特務隊と普通に名乗り、普通に参戦しているのを目撃するのですが、

ロランス少尉の剣の太刀筋を見て、ヨシュアがかなり動揺しています。

どうやらロランスは、ヨシュアの秘められた過去に関わる人物なようです。

ロランスの詳しい情報を求めて、ギルドで情報部の中心人物達…リシャール、カノーネ、ロランスについて尋ね、

旅の最中で度々顔を合わせていた記者のナイアルにも事情を打ち明け、彼らについて…ヨシュア的には特にロランスについて探ってもらうことにするエステル達。

リシャールとカノーネはとりあえずエリート中のエリートだということが判り、

ロランスはどこぞの猟兵団からリシャールの手によって引き抜かれた国籍不明の謎の人物だと判りました。

そして、女王の孫娘・クローディア姫の結婚相手をリシャールが探しているという情報も。

更に、教会に匿われていたユリア中尉との接触にも成功し、改めて彼女からも女王に会って、女王を助けて欲しいと頼まれ、

女王は特務兵達に厳重に監視されているだろうけど、身の回りのお世話をしている夫人ならなんとかしてくれるだろうと、その夫人宛に書いた紹介状も持たせてくれました。

よし、後は武術大会で優勝するだけです。

優勝し、晩餐会に参加する権利を獲得したところで、帝国大使館の人が来て、

このお調子者が晩餐会に参加すると羽目を外しすぎて国際問題に発展しかねないと言い、オリビエを連れていってしまいます…彼は、潜入目的じゃなく、本当に暇潰しに参加してただけなんですかね?

さて晩餐会では各街のお偉いさんも招かれており、旅で顔なじみになった人ばかりでした。

挨拶を済ませ、ヒルダ夫人と邂逅…晩餐会のあとでなんとか女王に会わせてもらう算段がつきました。

そして晩餐会。

女王が心労がたたり退位を決意し、デュナン公爵が王位を継承することになった…各街のお偉いさんと遊撃士協会にもあらかじめこのタイミングで知らせておく事で、スムーズに事を運びたいという事を、

デュナン公爵の口…というか、ほぼリシャールの口から聞かされます。うーむ、デュナン公爵の傀儡っぷりたるや。

国にはデュナン公爵と同位の王位継承権を持った孫のクローディア姫もいるが、

彼女は若いから…という理由で、女王がデュナン公爵を指名したと淀みなく答えるリシャール。

そしてクローディア姫には縁談の話もある…と続けざまに聞かされ、

街のお偉いさん達は、

そういうのは女王の口から聞きたかったなあとしつつも、

まあまあ納得しているようです。

エステル達はそこまで周到に準備が終わっていた事に驚愕しつつも、晩餐会後、ヒルダ夫人の元へ向かいます。

しかしちょうどばったりリシャール大佐と出くわし、

なぜかドリンクを交わしながらのトークタイムへ。

彼からカシウスはまごうことなき英雄であったと聞かされたりして、まあ根は良い人なのかな?と思いそうになるエステルに、

ヨシュアが、懐柔しようとしているのかも…すぐに気を許さず誰に対しても、どんなことを言われても常に最悪の可能性を考えて、警戒すべきだと諭します。

でもまあ、リシャール大佐の国の事を思う気持ちは確かに事実ではありそうです。やり方が強引なだけで。

気を取り直して、ヒルダ夫人の所へ行き、協力の元、女王陛下との面会を果たします。

ラッセル博士は、女王陛下なら、リシャールがゴスペルを使い、何を企んでいるか判るはずだから、そう伝えてくれるだけで良いと言っていました。

実際、女王陛下は、それはこの城の地下深くに眠る得体の知れない何かをまずゴスペルで止めて、掌握しようとしているのではないか、と当たりをつけます。

そして、エステル達にこの件は危険なのでこれ以上関わりを持たない方が良いだろうと警告します。

カシウスの子供に何かあってはいけない、と。

帝国が圧倒的武力で侵攻してきた戦争で、カシウスはモルガン将軍の右腕として、数々の奇跡的な作戦を立て、軍を指揮し、勝利をもたらしていきました。

カシウスが居なかったら間違いなく王国は帝国に吸収なりなんなりされていたはずだと。

帝国は撤退間際苦し紛れに、ロレントの時計台を破壊し、その際にエステルの母…カシウスの妻は巻き込まれて死んでしまいました。

カシウスは妻を守ることも、死を看取ることも出来なかった…その悔恨から、彼は軍を退役し、遊撃士となって、残ったエステルを近くで守ろうとしたのだと、女王陛下は言い、

だから何があってもエステルの身に危険があってはならないのだと語ります。

エステルは、それを聞き、だからこそ自分も戦うのだと固く決意し、改めて手伝いを申し出ます。

女王は、では遊撃士協会に依頼を出すと言います…それは、幽閉された孫娘クローディア始め、上層部の人々の家族の奪還。

そう、リシャールは、弱味がある人物は情報部の諜報能力で弱味を握り、

そういう後ろ暗いものが無い人は、その家族を人質に取ることで権力を掌握していったのです。

もちろん、女王がデュナン公爵に王位をと言ったというのも、クローディアの身を人質に取られた故の事だったのです。

女王は、クローディアを次期女王にと考え、事を進めてきました。

しかしリシャールは、女王では駄目だ…他の国に示しがつかない、と考えたのだそうです。

実際、そういう事になる前、彼は王国の軍事力をもっと強化し、他国に武威を示すよう女王に上申していたそうです。

でも女王は、そういうのを好まず、他国との共存共栄を願った。それが、リシャールには弱腰だと映ったのだろう、とそういう事だったみたいです。

だから、デュナン公爵を傀儡とし、自分の求める軍事国家を築き上げようとしている。

ともあれ、女王から依頼を受け、部屋に戻ると、ジンとトークタイム。

実は彼はカシウスと知己であり、カシウスが帝国に向かうので、その留守の間に王国が大丈夫か、見回っていて欲しいなどと頼まれていたのだそうです。

改めて今回の件について詳しく話すと、王国の危機を見過ごせない、と協力してくれるというジン。

ジンはA級にカテゴライズされる凄腕の遊撃士らしいのですが、

実は超凄腕の遊撃士…S級というカテゴリーがあって、世界に五人しかいないと言います…。

なにそれ、ほんとー?と言ってたら、カシウスこそS級なのだと聞かされたりして、

父親の途方もない偉大さに更に驚くエステル。

そんだけすごいなら今回の件、カシウスがいれば即解決だったんじゃん!とエステルはため息をつきますが、

逆に、カシウスを巧みに帝国に誘導し、留守を狙ってクーデターを起こしているのでは?と勘繰るヨシュア

真偽はどうあれ、カシウスは不在なので、

なんとか他国の遊撃士からも協力を仰ぎたい…と遊撃士協会は考えていましたが、

もちろん、戒厳令が敷かれ、他国はもちろん、各街の出入りも封鎖されました。ジンはいち早く入国しててくれて良かったですね。

というわけで、人質救出を目指します。

調べたところ人質はエルベ離宮という場所に捕らえられており、

そこに強襲をかけることになります。

王都に居た遊撃士達と、ユリア率いる親衛隊が一丸となって協力し、陽動だなんだとやっている隙にエステル達が侵入するという手筈。

厳重に守られたエルベ離宮奥で、捕らえられた家族達とドレスを着たクローゼを見付けるエステル。

あれ、クローディア姫が居ない?クローゼはどうしてここへ?などとド天然に会話を続けるエステルに、クローゼは自分がクローディアなのだと明かします。

ヨシュアはなんとなく気付いていたけど知らないふりをしてた様子。

まあともあれ、無事にクローディア姫を救出しましたが、今度は女王の身が危ないので早く奪還したい。

シェラザードも、強引に王都入りし加勢にやって来てくれて、今度は王城への侵入作戦を立てて実行する一同。

エステルはここにきて初めて、ヨシュアと分かれて作戦をこなすことに。

旅の中、何度も青春してた二人。

エステルはいつしかヨシュアのことを一人の異性として意識しまくっている自分の気持ちに気付き、もうすぐこの気持ちを伝えようという感じになってました。

ヨシュアヨシュアで、自分の過去をエステルに打ち明けようと考えていました。

二人は再会したらお互いに打ち明けるつもりなようですが、まあとりあえずは目の前の大作戦です。

王城はリシャールとロランスが不在で、カノーネが全体の指揮をとっています。

リシャールとロランスは、城の地下深くに潜り、例のゴスペルでやばいことをやりにいってる最中のようです。

作戦は順調に進み、

エステル、シェラザード、クローゼで、飛行艇で女王陛下の部屋前まで強襲に成功。

作戦の結果、近くにカノーネとごく一部しか兵は残っておらず、警備はかなり手薄になっていました。

カノーネらが呪詛を吐きながら襲いかかってきます。カノーネを撃退し、女王の元へ。

するとそこにはロランスがいました。

ロランスは仮面を脱ぎ捨てると、それはこの辺では珍しい銀髪でした。北方の人らしい。

いつぞやヨシュアが探していた銀髪はこいつを探していたということでしょうか?

ともあれロランスは本気で襲いかかってきます。

微妙に勝てそうな感じだったので、頑張ってしまってアイテムを多量に投入してしまったのですが、なんとこれ負けイベントでした。

ならもっと圧倒的に強くしていてくれたら良かったのに…。

ロランスは適当にエステル達を痛め付けたあと、リシャールを止めた方が良いんじゃない?みたいなことを言って、女王を解放すると空に向かってダイブ!

消えてしまいました…何だったのこいつ…。

結局のところ、ロランスはロランスの目的があってリシャールに近付いたけど、もう用は済んだという事なのでしょうか?

ともあれ、女王は無事に救出。残るは地下へ向かったリシャールを止めるだけ。

どうやら地下には伝説の宝『オーリオール』とかいうのが眠ってるらしく、それを手に入れにいったらしい。

オーリオールは全てを支配する力を持つ伝説のアーティファクトらしいです。

でもオーリオールは恐らく危険な代物ゆえに、地下深く封じられている…リシャールは勝手にエレベーターを作って地下へ向かう通路を築き上げていました。

しかしエレベーターはなにやら機構でロックされており、途方に暮れる一同。

そこへラッセル博士が現れます。

ラッセル&ティータ。そしてそれを責任もって逃がしていたアガット。無事だったようでなによりです。

ラッセル博士があっさりロックを解除してくれて、エレベーターに乗り、地下へ。

リシャールによって掘り出された地下は、古代文明の遺跡でした。

ここがラストダンジョンのようで、

キャラ達の口ぶりから、かなり広大な構造であることが伺えます。

また、今まで使用した事あるパーティメンバーの中から任意でメンバーを組むことが出来ます。エステルとヨシュアは固定です。

地下遺跡最奥にはオーリオールの前に佇むリシャールがいました。

リシャールは改めて自分がどういう意図でオーリオールを求めたのか語り始めます。

10年前の帝国侵攻戦争は、カシウスという絶対的な英雄のおかげで乗り切る事が出来た。

だが、カシウスは軍を去った。

では、国力において他国より劣るリベール王国にとって、他国に対して絶対的アドバンテージを築ける何かを探すしかない。

情報部を作り、探して…オーリオールの存在を知ってゴスペルで無効化して手に入れる事が出来ると判り、それを手に入れるべく行動してきたのだ、と。

エステルは、一人の英雄、あるいは一つの強大な力で何とかしようとするのではなく、みんなで力を合わせることこそ大切なのだと説きますが、

リシャールは、みんなエステルのように強い心を持ってない…だから、自分は強大な力にすがると言い、ゴスペルを起動します。

ところで、ヨシュアはリシャールに、女王も知らなかったオーリオールの存在と場所をどういう経緯で知ったのか等々を問いかけます。

答えられないリシャール。

答えないのではなく、答えられない…彼の記憶はそこだけすっぽり抜け落ちているのです。

やっぱり、本作はFC…ファーストチャプターらしいので、お話はSCに続きそうですね。

ともあれ、リシャールとの死闘開始。

彼を倒すと、オーリオールの守護者なる機械が出て来て、

こっちがラスボスでした。

信じられないくらい強い…というわけではなく、そこそこ渡り合えるのですが、

とにかく耐久力が高い…超長期戦でした。

当然のごとく変形するし。

長い戦いの末、

カシウスが現れ、良いとこを取られつつ、

遂にラスボスにとどめをさします。

リシャールはカシウスが居なくなったから、自分はこういうオーリオールという強大な力を求めたんだ!と甘ったれ全開の泣き言を披露。

カシウスからぶん殴られて黙ります。

カシウスは、リシャールを筆頭に有能な家来達がいたから自分は軍を辞めれたし、

大切な者を守れなかった自分にそんな幻想をいつまでも抱かれても困る、と一喝。

良い感じにまとまったところで、

一連の騒動は幕を閉じます。

晴れてエステル達は正遊撃士となり、カシウスはリシャールのせいでぐちゃぐちゃになった王国軍の内部を是正する手伝いの為、

軍に復帰する事となりました。

結局、オーリオールは何だったのか謎のままだし、そのままとなりました。

そしてリシャールを取り調べた結果、彼にゴスペルを渡したのがロランスだと発覚し、

とにかくロランスについては、正体も不明だし、今後も用心しなくてはならないだろうとのこと。

まあ、何はともあれ、正遊撃士になってからもコンビで一緒に頑張ろうとエステルに言うヨシュア

エステルは、一瞬告白かと思い、私の方からしようと思ってたのにと焦りつつ、恥ずかしがって席を外します。

その焦りようからして彼女の気持ちはヨシュアにバレバレなのですが、

まさかね…と、ほのかな期待をすぐに打ち消すヨシュア

1人ぼーっとしていると、アルバ教授が現れます。

アルバ教授というのは、各地でお目にかかっていた、研究熱心でお人好しで貧乏な教授…。

しかしヨシュアはずっと彼を目の当たりにすると、震えたり、何か違和感のようなものを感じていたそうです。

アルバ教授は、ヨシュアに、「君は私が造りました」と言い、

ぱちんと指を鳴らします。

するとヨシュアは全部思い出したようです。

アルバは、対象者の認識と記憶を歪めて操作するという異能力を持っていました。

アルバに対して「7人のアンギス(蛇の使徒)の1人!」と断言するヨシュア。更に「白面のワイスマン」と続けるヨシュア

なんすか…アンギスって…。白面のワイスマンがアルバの本名かな?

ともあれ、

これまで遭遇してきた怪しい事件の犯人達が、記憶を弄られたり、突然性格が変わったみたいな振る舞いをしていたのは、全てアルバ…『白面のワイスマン』が能力を使って関わっていたのです。

ワイスマンは、ヨシュアに対して、

「久しぶりだな。レギオンNo.13」と呼びかけます。

ギオンとは執行者だそうです。

漆黒の牙…ヨシュアアストレイ。それがヨシュアの本当の名前。

ワイスマンは計画の第1段階は終えたので、顔なじみのヨシュアに挨拶に来ただけだよと言います。

オーリオールに至る道を塞ぐ門…例の地下遺跡での騒動は、

まずそれをこじ開けるためのもので、

ワイスマンの狙いどおり、それは達成された。

オーリオールとはなんだ?お前達…結社は何を企んでいるんだ?」と尋ねるヨシュア

ワイスマンはそれには答えず、

「君は計画に協力してくれたから、結社から解放してあげよう」と言います。

計画に協力?と焦るヨシュア

ワイスマンは、ヨシュアは諜報活動をさせるためにわざとカシウスの元へ送り込んだのだ、と明かします。

ヨシュアはワイスマンから暗殺を命じられて、カシウスの元へ行きましたが、哀れな子供としてカシウスに関心を抱かせ、彼に引き取らせる事こそ真の目的だったのだと。

そしてヨシュアは、ヨシュアが無意識のうちに、己が見聞きした事…カシウスの事や遊撃士協会のこと等々…を全て結社の連絡員に報告してしまっていたのです。

そのおかげで、今回のクーデター騒動において最大の障壁となり得たカシウスの性格などを把握し、帝国に誘きだす策を用いて取り除く事が出来たのだと。

ショックのあまり頭を抱え、嘘だ嘘だと竜宮レナ化するヨシュア

更にワイスマンはヨシュアに現実を突き付けます。

ヨシュアは幼年期に何か耐えがたい出来事が起こり、心が壊れてしまった。

その壊れた心を、ワイスマンが一から組み立て直した結果、

ヨシュアは人間らしく振る舞う事は出来るけど、

感情を考慮しない、限りなく合理的な思考を持つようになった。

そして、極限まで鍛え上げた肉体。

即ち、お前は自分が造った最高の人間兵器であり化け物である、と。

化け物が、人と交わるなど所詮無理なのだと。

だから、いつでも結社…身喰らう蛇(ウロボロス)に帰ってくるがいいとワイスマンは言い放ち、去っていきます。

戻ってきたエステルに対して、いつもどおりの顔でいつもどおりの振る舞いをするヨシュア

しかし、五年間一緒に家族として暮らし、旅立ってからは1人の異性として大切な存在となったヨシュアを見つめ続けたエステルには、

ヨシュアの様子がおかしいことはバレバレでした。

夜、ヨシュアの部屋を尋ねるエステル。

彼はハーモニカを吹いていました。

それは、一度心が壊れてしまう前からヨシュアが吹いていたハーモニカだと彼は明かし、

エステルに自分の過去を語り始めます。

子供の頃、心が壊れてしまい、ハーモニカを拭いて死を待っていたヨシュア

それを身喰らう蛇のワイスマンに連れていかれて、都合の良い殺戮マシーンとして養育され彼は、子供ながら、いつしか漆黒の牙と呼ばれる一流の暗殺者となりました。

そして、カシウス暗殺の命を受け、暗殺しに行ったが失敗し、

その身を憐れんだカシウスから養育される事となった…と。

全て明かした上で、エステルにハーモニカを渡し、別れを告げるヨシュア

エステルは自分の気持ちを伝えて、絶対に一緒だと言いますが、

ヨシュアは大切なエステルの為に、自分はそばにいない方が良い…

そして、身喰らう蛇の野望を潰すと言い、

エステルの前から姿を消すのでした。

おしまい

 

なんやかんや別れのシーンは感動して泣きました。

やはり名作と言われているだけあって、笑いあり涙ありの素晴らしいシナリオでした。

久しぶりに昔ながらのRPGが出来て良かったです。

 

クリアした日:2020年9月21日