ゲームの想い出ノート

ゲームはクリアしたらほぼ手放してしまいますが、ゲームの想い出が薄れていくのは寂しいものがあります。このブログはゲームの想い出が風化する前に形に残したいと考え、綴ったものです。評価やプレイ日記というより、あくまで想い出なので記述内容に偏りや、想い出補正があります(特に昔プレイした作品)。ゲーム攻略の参考にはなりません。

Yonder:青と大地と雲の物語(PS4・2018)

・インディーズゲームのようです。

このゲームは、

2018年発売とはなっていますが、

もっと前に発売された海外のインディーズゲームをローカライズしたもののようです。

謎の島に漂着した主人公が、島を覆う霧を晴らす冒険をするアクションアドベンチャーゲームである一方で、

島での生活をのんびり楽しんだりできるスローライフゲームとしての側面もあると聞いて、DL購入しました。

2Dドット画で元祖牧場物語風であるという売りのインディーズゲーム『スターデューバレー』とどっちにしようかギリギリまで悩みましたが、

とりあえずこっちにしてみました。

こっちはゼルダbowとかの影響を受けて作られたもののようです。

ゲームをはじめると、

悩む余地などほとんどない、必要最低限のキャラメイクののち、

誰かが語っているモノローグが表示されます。

何だかよくわかりませんが、

主人公が持っている天のコンパスは、主人公の故郷『ジェメア』へと至る道を示しているらしく、

その誰か曰く、国を侵していた闇から主人公を守る為に、そのコンパスを1つ持たせて主人公を旅立たせたらしいです。

主人公が船に乗って、船員達と喋っているとジェメアらしき島影が見えてきました。

しかし、海はみるみる荒れて、船は沈没。

主人公は、船員達とはぐれてしまいました。

すると、なんか妖精の親玉みたいなのが出て来て、妖精を集めると良いみたいな話をします。

そして、漂着した辺りをうろうろしていると、妖精を発見しました。

妖精の力を借りる事で、霧を晴らす事ができます。世界のあちこちで霧が発生していて、霧は人間にとって良くないもののようです。

妖精1体でとりあえず霧を晴らせるようにはなりますが、

発生場所毎に霧を晴らせる妖精の数が設定されていて、

概ね、メインシナリオが進めば進むほど、たくさんの数の妖精の力を借りないと霧が晴らせない感じになっています。

つまりゲームのメインシナリオを進めるには、妖精を探して集めていかないといけません。

妖精は青く光ったいかにも怪しげな所に隠れているのですが、

調べるだけでついてきてくれる妖精ばかりではなく、ちょっとした謎解きや、お使い的にアイテムを持ってきて問題を解決させることで解放される妖精もいます。

霧を晴らしていって、辿り着いた場所がメインシナリオ的には、主人公の最終目的地になりそうです。

ともあれ、最初に辿り着いた草原地帯で石とか木の枝とか、目についたものを拾いつつ、村を発見し、着きました。

狭い洞窟のような所から草原地帯に、ぱっと視界が開けたときの感じは、

確かにゼルダbowの冒頭で、回生の祠から復活したリンクが出た時の感じに似てたような気がします。

ところで、

海外のゲームって説明無しで、マップの真ん中にいきなり立たされて、訳も判らないままうろうろして、無惨に虐殺される所から始まる印象でしたが、

このゲームはきめ細かく次に行くガイドラインが示され、登場人物もとにかくあたたかくて親切な人々が多いです。

喋るだけで、寝床を提供してくれたり、斧だのハンマーだの気前よくくれる住人達。

何かの罠かと最初は疑っていた私ですが、

農場の霧を晴らしただけで、もうその農場は主人公が自由に使って良いという事になり、更に動物を飼育する小屋だの、餌箱や水飲み場だの、農場区画だのまでプレゼントしてくれて、動物の世話までしてくれるという、住人達の圧倒的な気前の良さの前に、もう疑うことは忘れました。

とりあえず、のんびりスローライフゲームが楽しめれば良いです。

ちなみにこのゲーム、敵はいないそうです。

のんびりきままにスローライフゲームを楽しみつつ、妖精を探し出して、霧を晴らしていき、主人公の故郷に辿り着く。

そういうゲームのようです。

 

・シナリオ。

広い世界をさまよって、

釣りができるようになったり、

作物を育てたり、動物を飼育する事ができるようになったり、

妖精を発見して、霧を晴らして行ける所が増えたりとしていると、

先程述べた『主人公の故郷に辿り着く』というメインシナリオのことなど忘れ去っています。

一応、主人公が持っているコンパスは、

そのメインシナリオの方角を示しているのですが、

陸なので、山あり谷あり、直進して辿り着くはずもありませんし、

エストがあちこちで発生すると、

そのクエストの目的地の方角を示すようにコンパスの設定を変えたりも出来るので、

もう、目先のクエストをクリアするのに夢中になっています。

 

・きれいな世界、自然なBGM。

私がこのゲームを買おうと思ったきっかけが、ゼルダbowを意識しているというこのゲームの佇まいにひかれたからです。

ゼルダbowは、

空気遠近法で霞んだ先まで存在する、広大で美しい世界を、

環境音主体の、必要最低限の美しいBGMが、冒険心をくすぐるゲームでした。

そして、メインシナリオが存在しつつも、気のむくまま思いのむくままに冒険できる仕組みであった所も面白いな、と感じたゲームでした。

このYonderも、メインシナリオを意識しつつも、自分の好きなようにゲームを進めて行くことが出来ます。

そして、

景色が雄大で美しく、BGMも綺麗です。

とりあえず、この世界を歩いてるだけで穏やかな気持ちになれます。

ただ、台詞がちょっと日本語訳が判りにくいというか、掴みづらく感じる事がままあります。

例えば「悪臭のする花は認められません」とか、

たぶん外国風のクールな言い回しだったはずなのに直訳された影響か、かかしが自分の事を「オシャレなネコ」と名乗ったり…

ともかく凄い直訳チックな感じです。

中学生くらいの時、英文を辞書を引きながらたどたどしく理解していくような感じを思い出すというか…。

まあ、私はあんまりシナリオ重視するタイプのプレイヤーじゃないので、

ほとんど読み飛ばすようになっちゃいました。

 

・敵いない。

このゲーム。

敵が存在しません。

今のところ、攻撃をする手段も見当たらないので、動物を攻撃して殺す、あるいは反撃されるといった概念も無いようです。

料理はしますが。

洋服の装備もおしゃれ的な見た目の変化しか無いようです。

ついでにこの手のゲームでよくある、空腹の概念もありません。

特に何も食べなくても、あと寝なくても主人公は元気です。

ただし、今のところ1つだけ厄介な問題があります。

それは、自分の身長以上の水に浸かると一瞬でアウトだという所です。

別に溺れても、すぐに、近くの陸に何事も無かったように立っているので、

まあ、大した問題ではないのですが、

何度も落ちるとちょっと面倒だな、と思います。

ちなみに、高いところから落ちても、

主人公は、レミングスのように傘をさして地面にゆっくり落下するので、それはノーダメージです。

あ、ゼルダbowを意識しているとはいえ、そのリンクのパラセールのように滑空する事は出来ません。残念。

 

・動物を飼育する。農業をする。

農場を解放すると、

最初はだだっ広い空き地が木の柵で囲ってあるだけなのですが、

このスペースに、

飼育小屋と餌箱、水飲み場を設置する事で、動物を飼育する事が出来る状態になります。

で、この状態で動物を手懐けて連れてくる事で飼育が出来るのですが…

チュートリアル的にまずは、牛みたいな動物を手懐けて連れてくるようすすめられ、

早速、農場の目の前にいる牛に好物を与えて手懐けて農場に連れ込むと、飼育が開始されます。

と言っても、以降は特に何もする必要はありません。

牛は一定時間毎にミルクを生産してくれます。

餌と水は勝手に嗜んでくれるようですし、

撫でるくらいしかやることは特にありません。

まあ、撫でるとめちゃくちゃ可愛いです。

糞をしますので、これを掃除する必要があるっちゃありますが、

お手伝いさんを雇うと糞の掃除をしてくれるようです。

牛だけじゃ寂しいので、がんがん動物を連れ込みたいところですが、

実は、これがなかなか面倒くさいです。

先程述べたように、

動物は好物を与えて手懐けて連れてこないといけないのですが、

徒歩でかなりゆっくり歩かないと、

いつの間にか動物を置いてきぼりにしてしまっていたり、

障害物に引っ掛かってたり、

あと、好物を与えてこちらに付いてきてくれる時間も有限であり、時間が切れてしまうと一ミリもこちらに近付いてこなくなります。

なので、また好物を与えないといけません。

まあ、一度連れてきさえすれば、後は何の苦労もないのですが。

そして、もう1つ。畑で農作物を育てる事が出来ます。

これは、農場に畑区画を設置する事で出来るようになります。

後は種を蒔く。これだけ!

種を蒔けばその後は勝手に育ってくれるので、育てば収穫出来ます。

すると、また種を蒔くのかと思いきや、

なんと、そのまままた同じ作物が育ち始めてくれます。なんて便利で親切な設計なんでしょうか。

畑区画とは別の種類の種を蒔ける区画も置けますが、こちらでは樹木の栽培が出来ます。

樹木栽培の方は、木材の生産というニュアンスです。

 

・ストーリーを進める。

一応、主人公の目的は故郷に到達する事なので、霧を除去しつつ先に進みます。

砂漠までたどり着き、なんか良い感じの建物に行くと、妖精の親玉エアリーが出て来て、

時が経ち、時に忘れられた老人という、なんかかっこいい修飾をされたお年寄りを砂漠で探すよう案内されます。

その人物の居場所は主人公のコンパスで明らかだったためすぐに発見できたのですが、

どうみても老人というには若いおっさんでした。魔法使いらしいので、見た目より年寄りなのかもしれませんが…。

魔法使いデュッペルズは、井戸が霧で汚染されているので、それを晴らしに行かないととか言って全然相手にしてくれません。

仕方がないので、その霧を晴らすと、

デュッペルズは「クラウドキャッチャーを見たかい?かつては生命の泉だったのに、今では霧を撒き散らしている」と語ります。

ええと、クラウドキャッチャーってなんでしょうか。

プレイヤーの疑問などもちろん全くシカトで、デュッペルズは、修理に必要な部品は判ってる!と続けます。

部品を持ってきたら、クラウドキャッチャーを直せるらしいです。クラウドキャッチャーがなんなのかは詳しく判りません。

(後でよくよく見たら、先程エアリーが出てきた良い感じの建物付近がクラウドキャッチャーのようです)

とにかく、クラウドキャッチャーを直さないと霧が広がっていくばかりで、良くないらしいです。

ちなみに、必要な部品は、

アルカディア氷』

『スペアパーツ』

クラウドキャッチャーの帆』

以上3つです。全然聞いたこと無い物ばかりです。

しかし、このゲームは親切なので、ちゃんと行き先が示されています。

アルカディア氷は、情報を集めるとアルカディアにあるらしいことが判ります。

アルカディアに行くにはファイアパーム水という水がヒントになると言われ、作成し、

それを指定された場所で使うと、

アルカディア行きの扉が見つかります。

まあ、この扉自体は剥き出しですし、既に見つけてはいたのですが、ファイアパーム水が無いと開かない仕組みでした。

で、中に入るとただの洞窟なのですが、美しい装飾で、アルカディア感がバリバリです。

そこにアルカディア氷っぽい光り物があったのですが、氷の欠片に守られて採る事ができません。

辺りを探索すると大きい鐘があり、それを叩くとつららがたくさん降ってきて、アルカディア氷を守る氷の欠片が壊れます。

で、無事アルカディア氷採れました。

スペアパーツの持ち主・シルヴィアからはなんか経緯は忘れましたが、不毛な洞窟の封印を解いて天の鉱石を持ってこいと言われました。

不毛な洞窟の封印とやらは妖精とか牛の鳴き声だったらしく、なんて事はありませんでした。狭い洞窟をぐるぐる回って天の鉱石を集めてシルヴィアに渡すと、

スペアパーツを準備するので、三日三晩待てと言われます。

暇なので、どっかうろうろしたいところですが、

道が入り組んでいて、このシルヴィアが居る街に行くことがかなり面倒くさかった私はまた戻ってくるのが嫌だったので、その場でステイする事にしました。とはいえ、ただぼーっと待つのももったいないので、自分のランチなぞ作りながら待ってました。

このゲーム、ファストトラベルが今のところ農場限定なので、移動が基本徒歩のみなのです。

一応、ショートカット出来るギミックがあるにはありますが、まあ、やはり徒歩がメインになります。美しい景色とBGMを楽しみにのんびり歩けという事でしょう。

それはさておき、

最後のクラウドキャッチャーの帆は、

クラウドキャッチャーの帆を作った事がある人の孫が作ってくれるらしいのですが、

蛾の聖地に行けと言われます。

微妙に行きたくないネーミングの聖地ですが、ガイドを頼りに到着すると、蛾は一匹もいません。

そこにいる妖精に声をかけると、

なんか「生態系が壊れてしまったんだ!」とか言ってますが、まだ回復させられるらしいです。それにはジェメアの果てから花が必要なので持ってこいとのこと。何かレアなお花でしょうか?

具体的になにかは判りませんでしたが、どうやら手持ちに該当の花があったらしく、ゼロ秒で「ありがとう」とお礼を言われます。

2日後に戻ってこい、と妖精から言われますが、

スペアパーツの時と同じく、ぼんやりと妖精の前に棒立ちして時間を潰します。

妖精と無言で向き合い、2日後、

蛾が戻ってきてミッションコンプリートです。

あちこちに落ちてる巨大な繭を拾って、

クラウドキャッチャーの帆を作ってもらいに、さっきの人のところに戻ります。

繭を渡すと、早速製作に取りかかってくれるのですが、

主人公も三日三晩手伝わされ、しかもしれっと自分の新しい洋服も作っちゃったとかいうクラウドキャッチャーの帆作りの人から、

クラウドキャッチャーの帆を受け取って、

クラウドキャッチャーの所へ戻ります。

やはり、建造物クラスの大きさのものがクラウドキャッチャーで、

帆を張り替え、

パーツを交換してモーターを修理し、

アルカディア氷を使ってフィルターの修理を行います。

無事修理が完了し、クラウドキャッチャーが動き始めます。クラウドキャッチャーが動き始めると、デカい霧に覆われていたお城の跡地みたいな所に行けるようになりました。

クラウドキャッチャーの仕組みは、

モーターで巨大な帆を情報でくるくる回転させ、霧を取り込んで、フィルターで綺麗にする的な感じらしいです。

そんなクラウドキャッチャーが動き出すと、エアリーが主人公の前に現れ、

「これでようやくこの世界を修復できます」

と言い、更に主人公に、

「古王国の遺跡で探している答えが見つかるでしょう」

と告げます。

先程のお城跡地みたいな所が、その古王国の遺跡でしょう。

早速行ってみると、

お城に飾ってある絵画や、遺されていた子供のおもちゃ等から、

この王国に王と王妃とその子供が居たことや、

霧対策の薬や書籍などが見つかります。

ついでに、手紙の断片も見つかり、

その断片を全部集めると、

手紙が王と王妃からのものであることが判明します。

もう主人公が読む事は、王と王妃は確信してたらしく、

簡単にジェメアの王と王妃です。と、自己紹介を済ませると、

主人公が、この二人の子供であることが記されていて、

主人公は生まれた時から病にかかっていて、体も弱く、日に日に衰弱していったため、

クラウドキャッチャーを使って、主人公を治し、強く育てるために、生命の源をどんどん利用していった、と説明します。

しかし、クラウドキャッチャーはそういう使い方をするものではなかった為に、

クラウドキャッチャーは壊れ、国も滅びたのだそうです。

つまり、宮殿が霧に覆われてしまい、エアリーが主人公を連れて行ってくれたらしいのですが、

王と王妃はそのまま霧に覆われて滅びるばかりの城に残ったようです。

なんとなく、モブ住人達がそんな話を断片的に語っていたので、うすうす想像はしていたのですが、

それが、古王国の遺跡で明かされた真実でした。

そして、

クラウドキャッチャーの修理の時に知り合ったデュッペルズが、唐突に現れ、

「ようこそ故郷へ!」かなんか言うと、

感慨に耽る間もなく即エンドロールです。

エンドロールかー、と思いつつ、文字列を見送り終わると、

デュッペルズが、まだやることはたくさんある。的な事を話し、

メインシナリオはクリアしたけれど、ゲーム自体はそのまま続く、という感じになりました。

確かにまだやり残したことはあります。

遺跡に人もちらほらとしれっと現れていて、クリア後に開放されるクエストもあり、

まだまだ楽しめそうです。

 

メインシナリオクリア日:2019年3月1日