ゲームの想い出ノート

ゲームはクリアしたらほぼ手放してしまいますが、ゲームの想い出が薄れていくのは寂しいものがあります。このブログはゲームの想い出が風化する前に形に残したいと考え、綴ったものです。評価やプレイ日記というより、あくまで想い出なので記述内容に偏りや、想い出補正があります(特に昔プレイした作品)。ゲーム攻略の参考にはなりません。

牧場物語 3つの里の大切なともだち(3DS・2016)

牧場物語シリーズ20周年記念作品。

らしいです。

牧場物語シリーズはかなりたくさん出ていて、Wikipediaによると29作目のようです。

3DS作品としては第3弾で、

私のプレイ履歴としては、3DS作品のナンバリング通りプレイしていて、

これが3作目になります。

 

・どんなゲーム?

ゲーム内容としてはタイトルの通り、牧場の物語でして、まさに牧場を主題に据えたゲームです。

プレイヤーは牧場を運営し、自然やさまざまな動植物と触れ合ったり、作物や畜産物を生産して生活していくというゲームです。

あと、町の住人とコミュニケーションをとって仲良くなっていくことも楽しいゲームとなっています。

本作ではサブタイトルに『3つの里』と冠しているように、この町が3つ存在します。

町はアメリカっぽい雰囲気のウェスタウン、

和風のつゆくさの里、

南国風のルルココ村とそれぞれテイストの異なる3つです。

ゲームの進行に合わせて行ける町が増えていき、

それぞれのテイストに合わせた住人が生活していて、町毎に全く違った魅力と用途があります。

ゲーム内では、起床と共に時計が動き始め、現実世界の1秒につき、ゲーム内で1分経過していきます。

住人達はスケジュールが決まっていて、個人個人、時間や日時に沿って生活をしています。

プレイヤーも自らの分身である、職業・牧場主の主人公を操り、彼らと同じようにこのゲーム内で思いのまま、生活を営んでいくわけです。

スケジューリングも基本的には自由です。

私の例で言えば、起床と共に、畑や動物の世話を行い、

終われば各町の住人達への挨拶周り、

それが終わればまた牧場の世話、あと諸々の雑務…そして22:58までに寝る、という生活を送ってました。

決まった日時にお祭りや、品評会といった各種イベントがあったり、天候によって動き方が若干変わってきたりもするので、

そういう時は適宜調整したりします。

かなりばたばた忙しく動き回るもよし、のんびり今日はここまで、と決めてやっていくもよし、

人それぞれプレイスタイルはかなり違うのではないでしょうか。

 

・やっとほのぼのできた。

個人の感想になりますが、当初、

「なんだかほのぼのしたい。このゲームはのんびり、ほのぼのほっこりできそうだなー」と思ってこの牧場物語を買っていたのですが、

プレイ履歴の一作目『はじまり』にしろ、二作目『つながる』にしろ、あんまりほのぼの出来た気がしないのが本シリーズへの率直な印象でした。

特につながるは、序盤に身近な人の死が描写されていたり、ゲームシステム的にちょっと面白さより面倒に思える要素があって、

牧場をやっていくっていうのも楽じゃないんだなーという、可愛いほんわかしたゲームの雰囲気と裏腹に、結構シビアな現実を突きつけてくるゲームという感想を持ってました。

コミュニケーションに関しても、『はじまり』で、ちょっと話しかけるのにためらいがある住人がいたりした、なんて想い出語ってましたが、

本作には、不愉快な言動をする人物は存在しないと言っていいと思います。

ゲームシステム的にも、牧場運営に的を絞って、かつのんびり自分のペースでやっていけるよう、フォーカスされているような印象を受けました。

あと『つながる』では、ほぼ常に固定の私のスケジューリングが悪かったらしく、何年経っても全然出会えなかった婿候補が居たのですが、

本作ではゲームの決まった日時にイベントが起こって、しっかり全嫁婿候補と出会う事ができました。安心です。

 

・親父に反対されつつ牧場主に。

冒頭、主人公は牧場主になりたい旨を家族に伝えます。

ちなみに家族構成は、主人公、父、母と妹です。

しかし、親父は大激怒で、反対されてしまい、最初から現実を突きつけてきます。

先が思いやられるスタートに、プレイヤーは「またほのぼのさせてもらえないのか…」と頭を抱えるのでしたが、

以後は大丈夫です。親父もただ嫌がらせでブチギレているわけではなく、牧場主である叔父のもとへ行き、そこで見込みがあるかやってみるよう提案してくれます。

そして、主人公はウェスタウンへ行き、叔父さんに牧場主のいろはを教えてもらいつつ、牧場を運営していくことになります。

主人公家族と主人公は離れて暮らしているわけで、彼らは極めて存在意義が希薄に思われたのですが…たまに母と妹は遊びにきたり、親父も終盤、意外な一面が見られたり、意義のある家族設定でした。

特に、結婚後に親父を結婚相手がおもてなしするシーンがあったのですが、なかなか素敵で、いいものでした。

 

ウェスタウン。

最初から訪れることができる町で、開拓時代のアメリカ西部を思わせる町並みが特徴です。郵便局や炭鉱があって、牛や羊をはじめとした多くの種類の動物が売られています。

主人公の叔父であるフランクはじめ、

ヘクター一家や、雑貨屋のミランダ、レストランを営業しているブラッド夫婦といった住人のほか、

嫁候補としてリシェットが、

婿候補としてウェイン、フォードが生活しています。

アメリカンと洋風な感じの人物が暮らす街です。

あとウェスタウンの泉に女神ちゃま(原文まま)が居ます。

フランク叔父さんは、いわゆる主人公のお師匠的存在であり、よくお世話になります。きさくで明るい叔父さんです。

ヘクターは、妻を亡くし、実母でありウェスタウンのまとめ役のメーガンと息子と暮らす強面のおじさんですが、いわゆる『強面・口下手だが優しい』というなかなかチャーミングなキャラです。

リシェットは花屋で働く少女で、やや世間知らずというか夢見がちなところがありますが、可愛らしいお嬢さんです。

ウェインは郵便屋の青年で、話上手で、誰とでも仲良く話せて、女性にモテモテという設定のイケメンキャラ枠です。

フォードは医師で、自他共に厳しく、極めて几帳面なキャラです。なかなか良いキャラではあるのですが、結婚相手として考えた場合、毎日接するのはちょっと…キツそうな感じがします。個人の感想ですが。

女神ちゃまは、ウェスタウンの神ちゃま(原文まま)です。何をする係なのか忘れましたが、まあ、可愛いのでなんでもいいでしょう。

 

・つゆくさの里。

江戸時代の城下町を思わせる町並みで、髪型を変更できる髪結屋があります。お米やうずらといった和風な作物、動物が売られていて、店が開く時間も閉まる時間も早いのが特徴です。

問屋のモリヤや、問屋に住み込みで働くスモモ、イッテツ一家、ウメキチ夫婦に、茶屋の主で、つゆくさの里のまとめ役のギンジロウといった住人のほか、

嫁候補としてカスミ、コマリが、

婿候補としてヒナタ、ユヅキが生活しています。

純和風な皆さんが暮らす街です。

あとつゆくさの里の神ちゃまとしてイナリちゃまが居ます。

イナリちゃまは隠し結婚相手でもあり、男性主人公でも女性主人公でも結婚できるというキャラです。

ふたなり…あ、いえ…神ちゃまですからね!

イッテツ一家は四人家族(父母に子供二人)で、その子供二人ともまだ幼いので主人公の結婚相手にはならないのですが、タツミは将来有望そうな顔立ちの男の子です。経年で美しく育ってくれれば良かったのに…。

カスミは寺子屋の先生をしている女性で、古風な喋り方が特徴の凛とした大和撫子です。極度の男嫌いで、男性にはそっけない態度をとってしまいます。男主人公でやった場合、なんか接するのが楽しそうなキャラです。

コマリは茶屋の看板娘でギンジロウの娘です。関西弁のサバサバした女性です。

ユヅキはかざり職人の男性です。ユヅキ…だと思うのですが…ひょっとしたらユズキだったかもしれません。とても礼儀正しく穏やかな性格で、甘党だそうです。ウメキチ夫婦の孫です。

ヒナタは問屋で住み込みで働きつつ、役者を夢見ているまっすぐな性格の青年です。

あとイナリちゃまはつゆくさの里の神ちゃまであり、隠し婿嫁候補です。

稲荷様がモチーフなので狐の獣人といった見た目で、男でも女でもいける中性的な顔立ち…ケモミミでふたなり…あ、いえ…とにかく需要多そうですね!

 
・ルルココ村。

南国を思わせる町並みで海に面しています。フルーツの苗や魚介類といった食べ物が売られているのですが、昼間は店は閉まっており、朝と夜に営業しています。なんでも屋という店があります。町の奥には古代遺跡が存在しています。

ルルココ村のまとめ役のトトタラをはじめ、ザハゥ一家、 古代史の研究をしている学者の女性ミスラに、助手の男性ロータス、武術の達人だったハルバ爺ちゃんと孫のティグレのほか、

嫁候補としてイゥカ、シゥカが、

婿候補としてルデゥスが生活しています。

南国的で明るく陽気でエキゾチックな皆さんが暮らす街です。

あとルルココ村の神ちゃまとして魔女ちゃまが居ます。

まず、どうしても特筆しておきたいのが、この町にはルルココ語という、独特の言語…というかノリがあります。

挨拶はハロンガ、ありがとうはアリンガ、ごめんなさいはゴミンガです。

ハロンガとアリンガはまあいいとして、ゴミンガはさすがにどうかと思いますが、

これにプラスして語尾がカタカナです。(~なんダ。とか、~だナ。とかです)

つまり、牧場物語シリーズでたまにみかける、独特で、なおかつ、どうにも脱力感溢れる異国アピールの『語尾がカタカナ』という設定を、ルルココ語というものに昇華させてあるニュアンスです。

今まで、この独特カタカナ語尾キャラは基本的に一枠でしたが、遂に村一個丸々、独特なノリのキャラで埋めるという、牧場物語のいわばチャレンジ精神です。

慣れるまではどうにも脱力した笑いを誘ってしまい、なかなか目にくる高度な精神攻撃のようなものだと感じていました。

女の子が喋ってるのはなかなか可愛いのですが、男でゴミンガはもはや高尚なギャグにしか見えない、これは到底結婚相手には選べないわ…と思っていましたが、

気付いたら婿さんにルデゥスを選んでいました。

ティグレが経年で美しく育ってくれればティグレ一択でしたが、何年経っても育たないのだから、もうルデゥスしか居ないでしょう。…というのも失礼な言いぐさですが。

ティグレはハルバの孫で、年のわりに大人びている少年といった風情ですが、好物を差し入れると無邪気に喜んだりと年齢相応なところも見せてくれます。なぜ育ってくれなかった!

イゥカは浜茶屋を営む双子の店主の姉の方で、気が強く毒舌だけど明るくて可愛い女性です。

シゥカは浜茶屋を営む双子の店主の妹の方で、マイペースでのんびりしていて、しれっと毒舌な女性です。

イゥカ&シゥカはなにやらミステリアスな力を持つ巫女でもあります。

ルデゥスはトトタラの孫で、なんでも屋レラシオンを営む青年です。イゥカ&シゥカとは幼なじみで、子供の頃から振り回されっぱなしだったらしいですが、兄妹のような関係です。

そういう背景もあって、頼りになるお兄さんキャラでありつつ、どこか抜けているような感じのキャラです。

なんでも屋というのは、

道具の改造に、自宅改築や、ファームサークルという牧場に設置する置物作成といった大工関係は全て請け負い、

更には南国風の洋服仕立てまで行うという、ガチでなんでも幅広くやる店です。

とどめに釣りざおにエサを取りつけたり外したりもしてくれます。

エサ自体はよその店で手に入れるわけですが、なぜか誰も取り付け&外しはしてくれません。

主人公も自分で釣りざおにエサを取り付け&外しが出来ず、ここでしかエサをつけることが出来ません。不器用な人が多い世界です。

嫁婿候補全てなにかしらの職業に就いているのですが、彼だけ異様に高スペックに見えるのはこのなんでも屋での仕事ぶりの影響でしょう。創造神と呼んでました。

常人離れしたチート級の働きで牧場を運営する主人公の相手など、チート級の創造力を持つ彼くらいにしか勤まらないのではないだろうか。日増しにそんな想いが募っていったものです。

そんな創造神の攻略ですが、なんと本人の店の前によく落ちてる鳥の羽毛を拾ってプレゼントするだけで喜んでくれます。

好きな色らしい青色の羽毛など大喜びしてくれます。

お前はそれでいいのか、と突っ込みたくなるちょろさですが、このゲームで初めて存在を知った食べ物トートマンプラーも作って差し上げましょう。

 

・追加嫁婿候補。

 私がこのゲームを楽しみ尽くしたと考え、売った後のある日、

新たに嫁婿候補が追加されました。

ウェスタウンの女性枠として一人、

ルルココ村の男性枠として一人です。

ルルココ村の男性…ティグレだったら買い直す!と魂を荒ぶらせながら情報を確認すると、

ワンタタンでした。

…えっと、ワンタタンとは犬の着ぐるみ着てて、語尾がワンというノリの人です。ともあれ動物の品評会かなんかの審査員してる人です。

あまりにも特殊な性癖でないと楽しめない…というか、牧場物語のどこかカオスで狂気的な一面が垣間見られた瞬間です。

とはいえ、ネタバレの台詞集だけ見たところ、実は着ぐるみではなかったとか、なかなかミステリアスで奥深いキャラ設定がなされていたようです。

まあ結果として、犬の着ぐるみ男といちゃつくというのは間違いないのですが。

ウェスタウンの追加女性枠はコンテストなどで司会者をしているステファニーです。