ゲームの想い出ノート

ゲームはクリアしたらほぼ手放してしまいますが、ゲームの想い出が薄れていくのは寂しいものがあります。このブログはゲームの想い出が風化する前に形に残したいと考え、綴ったものです。評価やプレイ日記というより、あくまで想い出なので記述内容に偏りや、想い出補正があります(特に昔プレイした作品)。ゲーム攻略の参考にはなりません。

メタルマックス ゼノ(PS4・2018)

メタルマックスシリーズ最新作。

 あの「竜退治はもう飽きた!」ことでお馴染みであり、

極めて時は世紀末であり、

戦車でバンバンであり、

絶望的サバイバル的状況において、しぶとくたくましくしたたかに抗い生き続ける人間達の姿をこれでもかと描写したRPGメタルマックスシリーズの最新作です。(2018年現在)

シリーズ通してプレイ順こそ異なりますが一応全部プレイ済です。

(3→2R→1→4の順です)

分家ともいうべき、メタルサーガの方はプレイしてません。

 

・遂に人間が絶滅危惧種になりました。

シリーズ通して、

かつて地球環境保護のため開発された大型人工知能マザーコンピューター・ノアが、「人類が人類であり続ける限り、地球は破滅する!」と結論づけ起こした反乱によって、機械達が人間を滅ぼそうと行動開始した結果、『大破壊』がもたらされた後の世界であるため、人間は大概減ってはいましたが、それでも幾つかコロニーを形成できるほどには人間は生き残っていたのですが、

本作ではいよいよ人間は絶滅危惧種扱いであり、少なくとも本作の舞台の地域だけ見る限りでは、遂にまじで絶滅しそうです。

プレイ開始ほどなく、わずかな生き残り(人間3名とアンドロイド1体)が暮らす拠点『アイアンベース』に辿り着けますが、

まずはそこから他に生き残っている人間や集落を探すよう求められますが、

探索をいくら進めて行っても、あちこちことごとく機械によって破壊し尽くされています。

今までも結構絶望感は漂ってましたが、本作はかつてない程に世界の終末感が感じられます。

 

・あの赤い戦車にいきなり乗れます。

そんな厳しい世界なので、いきなりですがシリーズおなじみどころかアイコンとまで言われる赤い戦車『Rウルフ』を手に入れて乗る事が出来ます。大盤振る舞いです。

Rウルフの格好よさはアイアンベースの生き残りの1人、メカニックのジンさんが解説してくれます。ご丁寧に説明書にも解説付です。存分に格好よさを堪能できます。

主人公は非常にわかりやすい、機械によって母親を殺された為、復讐心でモンスターを1体でも多く倒したい思考の持ち主で、

左手は非常に危険な性能を持った義手を付けていて、それなりに強いのですが、さすがに生身で冒険は無謀です。即あの世行きでしょう。

最後のモンスター・ハンターとしてRウルフに乗ってこの絶望感溢れる地域を冒険していきます。

 

・アイアンベース。

本作の拠点です。

最初は必要最低限の事しか出来ませんが、冒険を進めていく事で徐々に出来ることが増えていきます。その手段は主に科学技術関係の本を読んで『テクレベル』を上げることです。

本作では街はおろかキャンプにもお目にかかれず、

とにかく、砂漠と廃墟と化した荒れ果てた世界を冒険していくので、ショップの売り物ラインナップの増加や、戦車の改造などなどといった、冒険に有用な機能の拡充は全てテクレベルを上げて、ここの機能を充実させない事には出来ません。

アイアンベースはパーティーメンバー全員の居住スペースであり、

その他に非戦闘要員として、

ショップ店員や酒場のマスター諸々兼任のオネエ言葉のダヌさん、

戦車の改造やパーツ製造、果ては戦車の製造までやってくれるメカニックのジンさん、

可愛く素敵な癒し系女性型アンドロイドのポMさんが居て、それぞれの仕事をやってくれます。

物語に登場するキャラクターは、

主人公一行(最大7人)と、ダヌさん、ジンさん。そしてアンドロイドのポM。

以上です。

いや、嘘だろと思うかもしれませんが、

荒れ果てた世界を行けども行けども、それ以外の人間や犬にすら出くわすことはまずありません。犬、出てこないのです…地味にショックです。アイアンベースにポスター貼ってあるだけです…ずっと眺めてます。

では死体がごろごろ転がってるのかというと、そんなに転がってません。完膚なきまでに破壊されているという事でしょう。

主人公のお師匠的キャラと思われるジードさんは回想のみの出演、主人公の母親はやたら痛ましい死亡シーンの一枚絵のみの出演です。

人類が本気で絶滅寸前です!

ちなみにドクターミンチも本作では登場しません。なので、ドクターミンチのテーマが今回は聴けないのです。

電気ショックもありませんし、「なんじゃこの死体は!まだ生きとるじゃないか!」とかも、もちろん言ってもらえません。

 

・絶滅指数。

とにかく本作では人間は絶滅間近です。

なので絶滅指数(人類が絶滅する可能性を示す値だとか)も90%後半くらいから始まります…本当に絶滅間近ですね。

この指数は、本作で猛威をふるう機械のボスキャラ達『SoNs』(サンズ)を倒したり、生存者を発見したりすると減少しますが、物語のふとしたタイミングでまたぐぐぐと上昇します…。

 

・戦車。 

メタルマックスシリーズおなじみの要素であり、これに乗る事でようやく危険なモンスター達とまともに戦う事が可能となります。

本作では戦車周りのシステムがちょっと変わりました。

まず積載物の概念がなくなりました。

戦車武器などは入手するや否やトランクルームに直行、かつどこでも戦車装備を変えたりできます。鉄くずやハイテクスクラップもアイアンベースへ直行、一括で貯めてくれてます。

よって、純粋に現在装備している装備品の重さにのみ気を使えばOKになりました。

ボス前に装備を変えるのも、お茶の子さいさいです。

従来作では、代わりの戦車武器や拾得した積載物を載せるために、荷物載せる用の戦車を牽引したりしてましたが、そこら辺のストレスは全くなくなりました。便利な世の中になりましたね。

あと装甲タイルが、なにか電気的なシールド(数値の名称は変わらずSPです)に変わっていて、移動中に数値が僅かながら回復していったりします。 

 

・主人公タリス。

左手がなんだかいかにもヤバそうな性能を持つ義手の、まだ少年と言っても差し支えない男性です。

メタルマックスの世界は、子供が子供ではいられない厳しい世界なのです。

母親を『SoNs』という人類最悪の敵と称される、恐るべき機械達に殺された復讐のため戦い続けます。

クールで、モンスターさえ倒せればあとどうでもいいというようなふるまいで、人を突き放すような発言も多いですが、

その内面はとても熱く、他人の事を気遣う優しさもあり、好感が持てるキャラクターでした。

職業はもちろんというかなんというかシリーズ伝統の職業の一つにして主人公の代名詞、ハンターです。

ハンターとは戦車に乗って戦うプロであり、冒険に便利なスキルも覚えていきます。

最後のモンスターハンターなどと言われます…今までのシリーズは同業者と出会うことも多々ありましたが…。

しつこいようですが本当に人類絶滅間近です。

物語が進むと苦しみ倒れたり、(義手をおさえつつ、俺に近付くな的な事を言うので中二病かとわくわくしました)

更に進むと、実は肉体に重大な秘密がある事が明らかになります。

なお、全然どうでもいい話ですが、いつも戦車を気ままにころころ乗り換える私が、本作ではずっと主人公は、Rウルフに乗っていた事をお知らせします。

シャシー特性は『会心の一発』。シンプルに強い、やはり良い戦車だと思います。

 

・ヨッキィ。

アイアンベースの生き残りの1人である、天才的メカニックの少年ですが、

タリスがアイアンベースに辿り着くちょっと前に、アイアンベースの周りにあったという街が滅ぼされ、そこに住んでいたという、ヨッキィが想いを寄せていた女性トニも行方知れずとなった絶望のあまり飲んだくれています。

どうみてもまだ少年なのですが、この世界では子供が子供ではいられない厳しい世界なのです。

シリーズ伝統職の一つ、メカニックなので、それだけでもう活躍が期待できる予感がします。

実際活躍してくれますが、シナリオでは何かとトニに関わっては玉砕して、どうにも気の毒な感じです。

そんなにトニに執着しなくても…と言いたいところですが、なにせこの世界、全然他の人間が出てこないので、他の女に行くことも出来ないという…なんて可哀想なんでしょう。

しかし、どんより落ち込んでたのを見かねたマリアさんが大人の階段を登らせてくれたので俄然元気になりました。本当に良かったですね。

バギーに最初乗せてて、途中で手に入れた対空能力付戦車のタイクーくんにずっと乗せてました。

ラストバトルはさすがに、ダブルエンジン化出来ず、耐久面で心もとないタイクーくんでは厳しく感じられたので、ラストバトル用に調整したヒトマル式に乗せ変えました。

それでも最後の最後でギリギリ死んでしまいました。私の未熟なところです。

面倒なのでやり直しませんでしたが…。

 

・トニ。

胸元がとても主張していますが、本人曰く処女だそうです。「やり方も知らない」などとわざわざ明言する辺り、本質はビッチなのではないか…と個人的には思いますが…。物語進んでいくにつれ実際そうなのではないかと確信しますが…。

ともあれ、危うく死ぬところを無事救助されました。

この絶望的世界において、もしかすると最後の女ではないかと推測されますが、本人は要約すると「子作りするより戦いたい」との由でバトルメンバーに加わります。

初期職業はサバイバーという、ある程度の事はとりあえず出来ますよ的な職業です。

みんなの前でプロポーズしてきたヨッキィをすげなくふった後に、

主人公のところへ行き、主人公に対して「あなたとなら、してもいい」(←ぼかしますが、実はかなり直接的な言葉で言ってきます)という事を清楚な顔して言ってくる辺り、さすがメタルマックス世界の処女はひと味違うと言ったところでしょうか…。震えが止まりません。

とりあえず四人目のメンバーがパーティーインするまではお世話になりました。

 

・四人目が加入しました。え、一気に3人も?!

3人同時にシナリオに出てきたわけじゃありませんが、加入タイミングが同時でした。

軽くパニックを起こしました。一体誰をトニの替わりに加入させましょう。トニ外す前提で物を言うなという話ですが、とりあえず順に紹介します。

 

・ディラン。

やんちゃな見た目通りの性格をした上半身裸の男性です。

ギャングスタという職業です。荒くれ者だそうです。

何気に有益そうなスキルを覚えそうですが、扱い方がよく判らないのでとりあえず放置します。

放置してたら、シナリオで顔を見るたびに下品な言葉を吐くだけの存在になってしまいました。

 

・ミサキ。

小林ゆうさんの声を持つ、一見女性に見える美しい男性です。

メディックという、いわゆる過去作のナースにあたる職業です。

私が持っているナースの知識になりますが、主に戦車を降りた状態で戦う時に有用な回復担当です。バイオ系モンスターを瞬殺出来るスキルも覚えます。

とりあえず、彼が乗ってきた対空能力付戦車『タイクーくん』にはお世話になりました。

 

・マリア。

またしても胸元が非常に主張している女性です。

任天堂ハードではキスシーンと言えば、非常に微笑ましいドット絵キャラによる、ほっぺにチューくらいだったと思うのですが、

PS4ですし…CEROもCですしとばかりに、むやみやたらに肉感的なエロい一枚絵でサービス接吻をかましてくれるのですが、そんな事より、

マリアという名前で「ん?」、

不死身とも称される凄腕の女ソルジャー…と言われるともう反射的に2の主人公の育ての親であるマリアの事を思い出します。同一人物でしょうか。同一人物ですよね。きっとそうです。

女を見るたびにジンさんが人類滅亡阻止という大義の下、子作りの話をしだすのですが、彼女は「色々試したが子供は出来なかった」と語ります。

2の主人公を養育することで母性に目覚めたんですよね…。きっとそうです、もう泣けてきます。

ソルジャーという職は、メタルマックスにおいて伝統の3職の一つであり、車の運転は苦手ですが、いわば白兵戦の専門家です。

そういえば、ソルジャーと相性良かったバイク系乗り物は本作では今のところ見かけてません。

色々選択肢を用意されている中、ハンターメカニックソルジャーでパーティーを組むなんてもはや化石とでもいうべき思考回路と思われるかもしれませんが…。

いやしかし…マリアですよ。やはり使うしかないでしょう。

ヒトマル式に長らく乗せておいて、途中で手に入れた多脚戦車があまりにも可愛かったので乗り換え、最後まで多脚戦車に乗ってました。

やっぱり、運転レベルの低さが災いしてか、他のメンバーがそんなにダメージ喰らってない中、一人だけがんがんSPが削れていき、戦車が早々とあっさり大破します。

ダブルエンジン化し、SPかなり多目に調整した多脚戦車をもってしても、ラストバトルでも最終的には生身で戦ってました。

まあ、うっかり多脚戦車にだけ、迎撃S-Eを載せ忘れていた私が悪いのかもしれませんが…。

しかし、なんとか最後まで倒れずに地面に立ってたのは、さすが不死身のマリアといった風情でした。

というわけで、タリス、ヨッキィ、マリアのパーティーを組んで進んでいきました。 

ちょこちょこ変えようとか比較しようという気はあまりありません。

 

・しれっと加わる7人目のメンバー、イティカ。

可愛い尻尾付の女性です。ミュートと言われる、動物の遺伝子を混ぜられ生まれた存在らしいです。

初期職がサバイバーで、変身能力があるそうです。

ええと…とりあえず、バトルメンバーに変更はありません。

 

 ・バトル。

オーソドックスなコマンド入力式のバトルなのですが、

いわゆるコマンドを入力すると、敵味方1人ずつ行動し、その都度メッセージが表示される形式ではなく、

メタルマックスのバトルは、コマンド入力後は、リアルタイムでバトルが経過し、メッセージも必要最低限の表示でかなりはしょってあり、スピーディーに展開するところが大好きです。

たまに敵からいつの間にか大ダメージを喰らったりした時に、どのモンスターに何をされたのかすら判らず困惑することもありますが。

とはいえ、個人の好みに合わせてバトルの設定は変更することも出来ます。

 

・クエストはほぼ無くなりました。

エストはいわゆるメインシナリオに関わるもののみで、サブクエストは本作ではありません。

従来のような自由にサブクエストをこなしていくところも魅力であるシリーズだったので、これはかなり残念ではありました。

しかし、仕方ないのです。本作では人類は絶滅危惧種であり、クエストを出してくれる人間が居ないのですから…。

 

・エンディング。

発売して、そんなに日が経ってないゲームなのであまり詳しくは述べませんが、

清々しくて希望が持てるエンディングで良かったと思います。

ヨッキィ寄りの心情を持っている私としては、トニが姿を見せた時は清々しさから一転、変な空気になるのでは…と心配しましたが…良い感じに終わりました。

 

・というわけで総括。

 

本作は、シナリオが一本道でした。

従来のような自由に冒険していく場面はなく、人類が必要最低限しか登場しないので、色んな人間とのやりとりもありません。

そこら辺はやはりどうしても、大人の事情が感じられます。主に製作費というあれです。たぶん…。まあ、真相は判りませんが。

ついでにもう一度言うと犬もいません。これ、個人的にはかなり寂しいです…。

ドクターミンチも…。BGMはどこかよそで聴きましょう。とりあえず、iPodに入ってる『REBORN-Dr.ミンチに会いましょう-』を聴いて気をまぎらわせていました。(女性の歌付きで、かなりセンチメンタルというか素敵な歌になってます)

これらは正直、かなり残念ではありましたが、

従来のように戦車をカスタマイズして、モンスターを倒し、拾得物をまた装備して強くなっていったりするバトル面の楽しさは相変わらずなので、そこら辺は問題ないです。

グラフィックも充分美しく、

戦車に好きな装備を付けたりして、ぶっぱなしてるだけでわくわくします。

モンスターも相変わらずやはり魅力的です。新規モンスターも雰囲気満点で良いのですが、おなじみのモンスター達を見ているだけでなんだか嬉しくなりました。特にぐんかんサウルスがもともと好きなのですが、フィールドマップで見るとかっこよくて、迫力ありましたね。

そして、BGMももちろん格好いいです。

二周目からはシナリオほぼ無しにして気ままにマラソンプレイできるハンターモードと、今までと同じシナリオがあるモードと選択ができます。

まだ二周目は始めたばかりですが、とりあえず、ちらっと超改造ができるアイテムがドロップされるのを確認しました。テクレベルなども継続されているので、もっと上げていきたいところです。

触る頻度は他のゲームも色々プレイしたいので、やや下がると思いますが、

アップデート情報を見守りつつ、もうしばらくのんびりやってみようかなと思います。

 

 一周目プレイ終了日:2018年4月30日