ゲームの想い出ノート

ゲームはクリアしたらほぼ手放してしまいますが、ゲームの想い出が薄れていくのは寂しいものがあります。このブログはゲームの想い出が風化する前に形に残したいと考え、綴ったものです。評価やプレイ日記というより、あくまで想い出なので記述内容に偏りや、想い出補正があります(特に昔プレイした作品)。ゲーム攻略の参考にはなりません。

ゴースト トリック(DS・2010)

・死の運命を変えていくミステリーアドベンチャー

逆転裁判シリーズ生みの親といって差し支えない方がディレクターを務めたアドベンチャーゲームです。

とりあえず何かで聞いた話ではかなり『逆転裁判』を意識して作ったと本人が仰ってたと思います。

主人公は冒頭から死んでいて魂だけの存在で、かつ記憶をなくしている状態から始まり、なにもかも謎だらけの中で、しかも目の前で見知らぬ女性が殺されてしまいます。

しかし、主人公は死者の力を使う事が出来る、とこれまた謎の電気スタンドから告げられます。その力を駆使して、先程死んでしまった女性の運命を変えることが出来る、と。

こうして電気スタンドに導かれるまま、死者の力を駆使して、その女性の死の運命を変えた主人公は、電気スタンドから、現世に魂が留まれるのは1日だけと告げられ、

死者の力を駆使して、自らの記憶や正体、そして背後にうごめく事件の真相に迫っていきます。

主人公シセルはとにかく行く先で、死んでしまった人や動物と出会い、彼らの死の運命を変えていくことが求められます。

その結果、お話が少しずつ進んでいくわけですが、どうなるの?どうなるの?と先が気になる良いシナリオでした。

また、ゲームシステムの根幹である死者の力を使い死の運命を変える部分が、パズルのような操作感でとても楽しくプレイできました。

エンディングまで非常に味わい深く、とてもいとおしい作品でした。

 

 ・死者のチカラって?
特別な死者の魂が行使できる様々な能力のことで、個人差があります。
まず、死者の力の説明の前に、
『コア』と呼ばれる物体の核が存在します。これは、生き物の魂といった意味合いだけでなく、無機物にも存在するものです。

死体や、死の記憶が残っている者には『コア』が現れ、会話が出来ます。

死者の世界は言語の概念が存在しないという設定なので、動物や外国人とも普通に会話が出来ます。

この設定が、ただ便利なだけではなく意外な伏線になってたりします。

そして死者の力ですが、まず『トリツク』があります。

これは、その名の通り、物体に憑依するものです。しかし、全ての物に憑依できるわけではなく、先述のコアのあるものにしか乗り移れません。更に、ある程度距離が離れたコアには届かず乗り移れません。

その為、コアとコアを渡り歩いて移動したりします。

そして、取り憑いた物体は『アヤツル』事が出来ます。

これは個人差があって、主人公シセルの場合、重く大きいものは動かせない事が多いです。

操る事で物体を操作することで、思いもよらぬ効果が現れたりします。

そして、『過去にモドル』は、亡骸にトリツク事で発動するもので、その者の死から4分前にタイムスリップすることができます。その者の死の経緯をまず、見ることで、どうすればその死を防ぐ事が出来るか考え、死者の力を駆使して、うまく未然に防ぐ事が出来れば、死の運命が更新されます。運命が更新されても、死んでいたはずの本人と、その運命を変えた者の記憶は残ります。

基本的には死者と出会い、過去に戻り、トリツクやアヤツルを駆使してその死者が死ななかったように運命を変えることでお話が進んでいきます。

死の運命を変えるシーンは、パズルのような操作感で、とても楽しいです。しくじると悲惨な事になりますが…。

あと『デンワ線』といって電話にトリツク&アヤツル事で自分の知ってる電話番号の電話先に移動したり出来ます。

 

・スタイリッシュなグラフィック。

キャラデザはアメコミっぽい感じですが、かなりスタイリッシュで格好いいし、女の子や動物は可愛いです。会話劇の時はバストアップ絵が表示されてますが、

いわゆる死の運命更新を行うパズルパートの部分ではドット絵の2Dグラフィックで、物や人物がアニメーションするのですが、すごく綺麗でした。

なんかかなりこだわった手法だったと思います。詳しくないので綺麗でしたとだけ言っておきます。

 

・BGM。

逆転裁判シリーズゆかりの方による曲だったと思います。かなり良かったです。

特に運命更新出来たときに流れる曲が超絶格好いいです。