ゲームの想い出ノート

ゲームはクリアしたらほぼ手放してしまいますが、ゲームの想い出が薄れていくのは寂しいものがあります。このブログはゲームの想い出が風化する前に形に残したいと考え、綴ったものです。評価やプレイ日記というより、あくまで想い出なので記述内容に偏りや、想い出補正があります(特に昔プレイした作品)。ゲーム攻略の参考にはなりません。

メタルマックス3(DS・2010)

・2010年7月29日。

当時、まだメタルマックスをよく知らないプレイヤーだった私にとって、この日は何て事ない一日に終わったと思います。

しかし、メタルマックスファンの皆様にとってはきっと渇望に近いほど望んだ日であったに違いなく、今か今かと待ちわびておられたことでしょう。

そう、その日は、シリーズナンバリングが絶望視されていたという『メタルマックス』が17年の時を経て、3を発売した日です。

 

メタルマックスシリーズ第3弾。

 人気RPGシリーズメタルマックスシリーズの第3弾です。

私は、3→2R→1→4の順番でプレイしました。

ハードでワイルドかつ、世紀末な独特の世界観と台詞回し、そしてゲームシステムが非常に魅力的なシリーズです。

 

・ゲーム史上最強のレベル1。

既に『伝説の大破壊』により、全てが荒野と化した近未来が舞台です。

そんな世界で主人公は死んでいたのですが、シリーズおなじみの蘇生キャラであるDr.ミンチという怪しげな科学者の電気ショックにより、蘇ります。

しかし、主人公はすべての記憶を失っていました。川上からぼろぼろの状態で流れてきた、という事しか手がかりの無い状態で、主人公は自分の記憶を求めて旅に出ます。

という所から物語が始まるのですが、

なんか滅法強い初期ステータスを持っていて、基本的に最序盤は生身で充分戦って行けます。

ゲーム開始前がそもそも強い存在であったため、その関係で初期ステータスが高いのだと思います。成長はとてもとても緩やかです。

 

・戦う車、戦車。

 シリーズ共通の特徴として、『戦う車、戦車』に乗って戦う事が出来ます。

パトカーといった普通の車からガチな戦車まで幅広く『クルマ』として扱われているのですが、今作ではシリーズ初の車両である『バイク』も登場します。

戦闘中、クルマに乗っていたら全部クルマにダメージが行くのですが、バイクは搭乗者がむき出しなので、ランダムですが、もろに搭乗者がダメージをくらったりします。

その代わり、生身で戦っている状態でもあるので、人間の武装やスキルを併用して使用したりできます。

この『クルマ』は武装から性能まで各パーツを装備品のように装備したり、改造する事でかなり細かくカスタマイズができます。

とにかく口で説明するのが大変なので割愛しますが、かなり楽しい要素であり、

かつ、大砲とかミサイルやら火炎放射器やらその他特殊武装を、派手にぶっぱなして戦うのが前提であるため、ボスはことごとくめちゃくちゃ強いです。

『クルマ』を運転して戦うので、キャラクターには、運転レベルというものまであり、この運転レベルが高い『モンスターハンター』は、本作シリーズの花形的な職業と言えます。

とはいえ、全部が全部『クルマ』に乗って戦えるわけではなく、中には降車状態で戦わざるをえないボスもいます。

 

・特徴的なジョブ。

まず、先に挙げた『ハンター』は、運転レベルが高く、運転や冒険に便利なスキルを覚えるジョブです。本作の主人公は細かい所は違いますが基本的には『ハンター』のジョブです。

しかし汎用キャラのハンターもキャラメイク出来ます。

未プレイの方がご覧になっている場合、

主人公がハンターなので汎用ハンターなどわざわざ作る必要ない、とお思いになるかもしれませんが、

どっこい火力重視の場合、ハンターはパーティーに二人くらい居ても良いのです。

ていうか、ハンター男さんのキャラデザが特に格好いいのでそれだけでもう使う理由があるってもんでしょう。

そして、『クルマ』に乗って戦う世界なので、『クルマ』の修理に関係するスキルを覚える『メカニック』というジョブも存在します。

なんかそれ以外に取り柄がなさそうというか弱そうに思えるジョブですが、機械系のモンスターを瞬殺できるスキルを覚えたり、クルマの運転もうまい方で、割と戦えます。

あと、降車状態で戦う戦闘のプロとして色々な武器を使いこなせる『ソルジャー』というジョブが存在します。

運転技術はいまいちなのですが、本作で登場したバイクは相性が良いです。

従来作は以上の3ジョブのみでした。

本作では新たに、

クルマでなく人間を回復や蘇生までさせるエキスパートであり、生物系のモンスターに対し強い『ナース』、

ソルジャー以上に生身で戦うプロであり、鍛えれば、素手なのに下手すると並の戦車より火力が出る『レスラー』、

なんでも器用にこなせるというか、器用貧乏のようで、一見ネタキャラのようですが、『改造ゲージツ』というやりこみに不可欠なスキルを覚える『アーチスト』というジョブが登場します。

酒場で入れ替えが自由に出来ますので、何人かキャラメイクして育てておき、状況に応じて入れ替えて戦います。

色々個性豊かでどうしようか迷いますが、古式ゆかしい3ジョブももちろん良いですし、

キャラデザが秀逸なので、もう見た目の好みでも充分いけます。

パーティーは、人間キャラは主人公を入れて3人までで、

更にプラスワンとして『犬』を連れていく事が出来ます。

つまり人間3人プラス犬1匹パーティーになります。

(犬はパーティー内に最大3匹までOKで、主人公プラス犬3匹というパーティーも組めます)

犬は、シリーズおなじみの立派な戦闘要員です。

柴犬風の可愛い見た目ですが、普通の犬でなく、戦闘用に強化された軍用犬の子孫という設定があります。

犬は操作できず、勝手に行動するのでおしっこをしたり、役に立たない動きもしますが、かなり強力な犬専用武器もあり、

かつ、本作では犬専用の乗り物も登場します。

乗り物と言ってもアクセサリー扱いであり、基本的に防御面の補強というか属性耐性を上げる効果しかありませんが、この属性耐性がかなり強力で、おかげでかなり犬は死ににくくなり、頼りになる存在になりました。

なお『ポチタンク』(犬用の戦車)だって言ってるのに、犬がむき出しなのが非常にチャーミングです。

『ポチバイク』(犬用のバイク)はハンドルに前足、サドルに後ろ足を乗せてます。可愛いですね。


・主人公ドラムカン。
記憶喪失の赤毛の青年で、ゲーム開始時点では既にご臨終であり、ドクターミンチの電気ショックによって蘇生されます。

記憶喪失なので、自分の名前も判らず、とっさに目にした「ドラム缶」と名乗ったので、しばらくドラムカンという名です。

 一応、ゲーム開始時に名前を設定していて、それが本来の名前であり、自らの素性を知る過程でそちらの名前を名乗るか選択出来るようになりますが、

不思議なものでプレイヤー自身が設定していた名前より、ドラムカンの方がしっくりくるような感覚になっていて、ドラムカンのままで通したりします。

なんとサーベルタイガーのような獣人様の姿に変身する能力があります。変身すると能力が格段に上昇しますが、操作不能になり、変身が解けると瀕死状態に陥ります。

旅の過程で、なぜそんなモンスターのような姿に変身できるのか、そして彼はなぜ死んでいたのか、もろもろ明らかになっていきます。

選択肢によって台詞や行動を選択できるのですが、いわゆる『はい』『いいえ』などではなく、かなりユニークな選択肢だらけなので非常に楽しめます。

 一緒に流れてきたという『チョッパー』タイプのバイクが非常に格好いいのですが…すぐパクられてしまい、物語中盤頃まで『チョッパー』は行方不明になります。

なお、本作にはボイスはありませんが、続編の4にDLCとして登場した折りには鈴木達央さんが声をあてておられます。

 

・ヒロイン・コーラ。 

本作のヒロインなので、色々シナリオ中がっつり絡んできますし、魅力的なキャラだと判ってはいますが、私はシセ派です。

政略結婚をさせられそうになっていて、主人公に駆け落ちを迫ったりしてきますが、

自由の身になるため、主人公のチョッパーをパクって逃げます。

色々性格に難がある女性でしたが、

再会した時には彼女にも色々あって心を入れ替えてるし、主人公に対してもツンデレベタ惚れ状態ですし、可愛らしくなってるんですが…私はシセ派です。

そんなわけで執着心が全くなかったため…初回プレイではカプセルを調べようという気すら全く起こらずにそのまま先に進んでしまい、彼女を救出し損なってます。

 

 

・シセ。

 癒しです。可愛いです。

 ただで泊めてくれるし、弁当付きです。

しかもメカニックの父親は、主人公との結婚にも賛同しています。

まさに、嫁にするにはうってつけですし、結婚エンディングも実はありますが、あくまでおまけ程度といった感じで、ネタエンディングに過ぎません。

 

・グラフィック面。

メインキャラクターデザインは、廣岡政樹さんという方が手掛けておられ、とても格好いいキャラデザになっています。

一部敵のキャラデザも担当しておられ、特にジャガン&ナートは敵でありながら非常に可愛らしかったのを覚えています。

そして、賞金首といういわゆるボスモンスターのほとんどを漫画家の山本貴嗣さんが手掛けておられたと思いますが、かなりユニークで楽しく、かつあり得ないのにあり得そうと思える、説得力のあるデザインのものが多いです。

あと、メカ系や街のイメージビジュアルといった3Dグラフィックデザインを紀世俊さんが主に担当しておられたようです。

 

・格好いいBGM。

とにかくハードな世界観にばっちりの素敵なBGMです。