ゲームの想い出ノート

ゲームはクリアしたらほぼ手放してしまいますが、ゲームの想い出が薄れていくのは寂しいものがあります。このブログはゲームの想い出が風化する前に形に残したいと考え、綴ったものです。評価やプレイ日記というより、あくまで想い出なので記述内容に偏りや、想い出補正があります(特に昔プレイした作品)。ゲーム攻略の参考にはなりません。

アンリミテッド:サガ(PS2・2002)

・こ、これもサガ…なんですね。

有名なRPGサガシリーズ第9弾です。

前作までのフロンティアまでと、またもやタイトルが一新されています。

そして、そういうわけなのでゲームシステムも一新されました。

 

・出会いはワゴン。

ワゴンに100円で『BOF5 ドラクォ』と肩を並べていたところを発見しました。

2つとも大好きなRPGシリーズです。一体何が起こっているのだろうと戦慄しながら購入した経緯があります。

結論から言えば、どちらも奥深く、面白くて、愛おしいゲームです。

 

・説明書別売。

これは当時、アンサガに対し、まことしやかに言われていたことで、

実際には説明書はちゃんと付属しています。

しかしながら、ぶっちゃけゲーム内容を把握するという意味ではほとんど用をなしておらず、

のちに出た攻略本ありきで、ようやく楽しくプレイできたということで攻略本のことを『説明書』と表現、『説明書別売』と言われるようになりました。

 

・で、結局どういうシステム?

主人公は従来通り、何人かの中から選択する事が出来て、選んだ主人公によってメインシナリオが異なります。

しかし、まず驚かされるのはダンジョン攻略のマップが、いわゆる一般的なRPGのマップではなく、

ボードゲームのように主人公を駒のように移動させていく形になっているところだと思います。

確かにいわゆるテーブルトークRPGならこのシステムで違和感はないわけですが…。

そしてその探索場面はターン制となっており、移動や待機など何らかのアクションを取るたびに、冒険場面の残り制限時間が減り、敵シンボルが移動したり、周囲の環境も変化していきます。

その敵シンボルと遭遇すると戦闘になります。

ターンの始めに5回分の行動を入力することになるのですが、既存のRPGのようにパーティーメンバーである5人がそれぞれ1回ずつ行動させるだけでなく、

1ターンに1人を5回行動させたり、あるいは3人であわせて5回行動させるといった使い分けが出来ます。

サガシリーズお馴染みの閃きシステムもあります。

そして、本作の最大の特徴としてリールシステムがあり、これはボードゲームのようなマップ上での行動の成否判定や戦闘中の技レベル選択など、ゲーム中のあらゆる行動の判定がスロットのようなリールによって決定されるというものです。

やはりサイコロを振ってゲーム上の成否を判定するテーブルトークRPGを意識したゲームシステムなのだろうと思います。

あと、戦闘に話を戻すと、

戦闘終了後の経験値取得や、従来のような『○○がアップ!』的なパラメータ上昇は一切無く、

キャラクターの成長はシナリオ終了後のパネルという技能の交換によってのみ行われます。技能だけでなく、パネル自体に設定されたパラメータ上昇があって、

これを必ず1枚交換しなければなりません。つまり、2枚交換したり、交換を拒否することはできません。

そのため、その時点でのステータスと出現したパネルによっては逆に弱くなってしまう状況も十分にありえます。また、交換で捨てたパネルに対応した技能は失ってしまうため、パネル交換はこのゲームをクリアする上で非常に重要な要素となっています。

…以上がざっくりとした本作ゲームシステムの主な説明です。細かいところは省いています。

記憶だけではあやふやだったため、Wikipediaも参考に作成しました。

これだけ読むと別に攻略本なくても行けそうなゲーム感がありますが、

まあ個人的な意見を述べると、アンサガをもし今買う人がいれば、攻略本ないし攻略サイトは最初から全力で使った方がストレスは少ないとは思います。

 

・主人公は7人から選ぶ。

 本作では7人から主人公を選ぶことができます。こちらもWikipediaを基に作成しています。あと、本作からキャラクターボイスが付いています。 

 

・未亡人ローラ。

30歳女性で、夫を亡くし将来の希望を失うなか、亡国の王子アンリと出会い、追っ手に追われるアンリと共に旅に出ることになります。
仲間となるキャラクターの性能のバランスが良く、難所・強敵やわかりにくい点も少ないため初心者向けのシナリオといわれています。しかし、初心者向けかどうかは主人公選択の際には一切判らないのがつらいところです。

終盤のイベントバトルの結果でストーリー分岐が起き、攻略面で言えば、その際のバトルに勝てばラスボスが手強く、負ければ比較的簡単となりますが、エンディングに変化はありません。

 

・運び屋ヴェント。
19歳男性で、運び屋としては駆け出しです。運びの途中で行方不明になった兄の謎を解くために、自らも運び屋となりドラゴンハートと呼ばれる秘宝を追います。
他の主人公が基本的にキャラクターを成長させられる機会が有限であるのと異なり、無限に鍛えることのできる『運び』のシステムが大きな特徴と言えます。そのため初心者からやり込みをする上級者まで幅広く推奨されているそうです…が、そんな事はやはり初見には判りません。

 

・天才魔法少女ジュディ。
10歳女性で、禁呪を求める男クライドにより祖父は鏡の中に囚われ、家族は世界に離散してしまいます。祖父の救出と、家族を求めて旅に出ます。
ラストダンジョンまでの道程が最も簡単で初心者向けとされますが、逆に言うと簡単すぎてキャラクターの成長が十分でないままラストバトルへ突入する可能性が高く、ラストダンジョン前にサブシナリオで鍛える事が推奨されます。あと、複雑であるゲームシステムを理解するためにも最適な主人公とも言われています…がもちろんそんな事は選択時には知る由もないのです。


・元辺境騎士キャッシュ。

32歳男性で、名門バーガンディ家の長男です。呪いのガントレットの謎を解くため冒険に出ます。そのガントレットの呪いにより一定プレイ時間ごとにモンスターと主人公キャッシュとの一対一の戦闘が発生しますが、敗北してもゲームオーバーとはなりません。

また、序盤に2人で難所越えをしなければ話が進まないため難易度が高く、初めてのプレイには向かないとされます…もちろんやってみないとそんな事は判りません。

本筋と関係ないサブシナリオを一定数クリアすることでストーリーが進んで仲間が増え、更にシナリオクリアするか、前述のガントレットの呪いによるバトルで一定数勝利することでラストダンジョンへ行けるようになります。


・占い師ルビィ。

17歳女性で、突然占いの力を失ってしまった姉・サファイアが力を取り戻すための旅に同行し、やがて、イスカンダールと呼ばれる男に導かれ、自分自身の運命を探すことになります。やがて彼らは『七大驚異』と呼ばれる遺跡と対峙することになります。
『7大驚異』とは本作世界に存在する7つの遺跡を指し、各主人公それぞれのラストダンジョンでもあります。それら遺跡群を全てクリアする総括的な内容となっています。

 

・発明家マイス。
28歳男性で、遺物鑑定家でもある女好きで、フォートに描かれた少女に恋をして、その少女を探すべく旅に出ます。
主人公以外の仲間キャラが全員女性であり、パーティーの平均LPも低く、ラストバトルは他の主人公と比べて長期戦を強いられることから難易度が高いそうです。

 

・チャパ族のアーミック。
「チャパ族のアーミックですーよろしくー」というのんきなキャラボイスが流れますが、よくよく聴いてみれば子安武人さんだというある意味では作中の7大驚異よりも驚異のキャスティングがなされています。

干ばつに見舞われたチャパの村を救うため、村長は雨乞いの儀式を行うことを決意します。その儀式に必要な材料を集めるという重要な役の1人としてアーミックは選ばれます。
銅や黒曜石といった素材単位でアイテムを購入なり宝箱なりで集め、規定数をコンプリートするのが基本的な流れとなります。一定量クリアごとに『特別なアイテム』のイベントが発生し行ける町と仲間が増えます。

サブシナリオの攻略法や宝箱の開け方、金の稼ぎ方、買い物の仕方、改造屋の使い方などゲームプレイの知識があればあるほど楽に、無ければ難しくなるシナリオです。

というわけで、どう考えても初回プレイ向きではない主人公ですが、

チャパ族はとても可愛らしいビーバーのような姿の種族であり、きっと可愛いもの好きの女の子、あるいは子安さん好きの女の子は軽い気持ちでこのアーミックを選択すると思うのですが…。

サガフロのクーンに続いて、可愛らしいマスコット的容貌のキャラが最初の主人公にあまり向いてないとは、どういう罠なのでしょうか。

ともあれ、

1人クリアするごとにキャラクター選択画面のキャラクターに星印が付き、7人全員クリアすると7人目のエンディングの後に『天翔ける翼』という楽曲が流れる真のエンディングが観られます。

 

・美しいグラフィック、美しいBGM。

ここらへんはなんの心配もいりません。

サガシリーズお馴染みの小林智美さんの美しいキャラデザインを、なんか良い感じの表現方法で堪能できます。

BGMも前作から続いて浜渦さん担当です。