ゲームの想い出ノート

ゲームはクリアしたらほぼ手放してしまいますが、ゲームの想い出が薄れていくのは寂しいものがあります。このブログはゲームの想い出が風化する前に形に残したいと考え、綴ったものです。評価やプレイ日記というより、あくまで想い出なので記述内容に偏りや、想い出補正があります(特に昔プレイした作品)。ゲーム攻略の参考にはなりません。

ファイナルファンタジーⅩ(PS2・2001)

ファイナルファンタジーシリーズ第10弾。

有名なRPGシリーズファイナルファンタジーシリーズの第10弾です。

私はFFは5~10までプレイしていて、

8が一番好き~、いや9かも~とか時と場合によって一番好きが、ふわふわしていますが、

10も好きです。一番ではないですが。

 

PS2ならではの高画質。

当時、ムービーのあまりの美しさに度肝を抜かれた記憶があります。

とにかくグラフィックがきれいだと感じました。

 

キャラクターボイス付になりました。

ファイナルファンタジーシリーズ初のキャラクターボイス付作品です。

確かこの作品が森田成一さんの声優デビュー作だったと思います。

 

・ないわーこの主人公…から始まって。

主人公ティーダはいわゆるチャラそうでいけいけな今時の男の子です。

個人的にとても苦手なタイプです。

ないわー…と言うのが素直な第一印象ですが、物語が進むにつれ彼は成長を遂げていき、最終的には非常に好感が持てる人物へと印象が大きく変わっていきました。

 

・世界観設定の素晴らしさ。

スピラという世界が舞台なのですが、とにかく世界観設定がかなり緻密で、本当に素晴らしいの一言です。

スピラは『シン』という途方もない化け物のようなものの存在による脅威にさらされていて、都市のようなものはほぼなく、あちこちは村のような集落しかないような状態です。

物語の実質的な始まりも熱帯的な小さな島から始まり、そこからしばらくはアジア風であったりとにかくオリエンタルな雰囲気が今までのファイナルファンタジーシリーズでは見られない雰囲気で、それまでの作品とはかなり違った魅力を感じました。

 

・召喚士と召喚獣

従来作でも世界観を彩る要素の一つであり、美しいけど召喚のたびに観るにはやたら長いムービーなどで我々を楽しませてくれた召喚獣ですが、

本作世界観においてはとても重要なポジションにつきました。

召喚士は先程述べた、本作世界を蹂躙する恐ろしい存在である『シン』を倒すため、各地をまわり、まず各地のエボン寺院を巡る旅をします。本作ではエボン教が浸透していて、エボンの教えという言葉を各地の住人だけでなく仲間からも聴くことになります。

『シン』を倒すには召喚士が旅の果てのザナルカンドにて『究極召喚』を得て、それを用いるしかないということになっています。

『シン』は歴史上繰り返し現れ、それを倒す手段自体はこの世界では既に確立されています。

一番最初に現れた『シン』はエボン教の神聖なる存在となっているユウナレスカが倒し、そういう歴史を繰り返し、

そしてヒロインである召喚士ユウナの父も、かつて現れた『シン』を『究極召喚』にて倒し死んだのでした。

そういったわけで、本作では『召喚士ユウナのザナルカンドへの旅』へ、ティーダは彼女のガードとして随伴するといった形から始まっていきます。

 

・祈り子。

各地のエボン寺院に安置されていて、各召喚獣の根源といってもいい存在です。

色々複雑な設定があって、忘れてしまったし、いざ書くと途方もない文量になってしまうので、詳細はWikipedia辺りで読んでいただけたらと思います。

ざっくり書くと召喚士は各地のエボン寺院で、安置されている祈り子と心を通わせることでその祈り子に応じた召喚獣を使えるようになっていきます。

祈り子はこれまたざっくり書くと、死んでなお「僕の考えた最強の召喚獣」の夢を見続けているような存在で、

召喚士はこの祈り子と精神をシンクロさせてその幻想を共有するようなイメージです。

そして、ある召喚士がある召喚獣、仮に『A』を召喚した時、その他の召喚士は『A』は召喚出来ません。

 

・幻光虫。

本作では、人間を含めあらゆる物に宿る生命エネルギーのような物として幻光虫という概念があります。

 光の玉のように漂い、これがまた本作の幻想的な雰囲気を盛り上げていると思います。

特に人の幻光虫はその人の想いを宿しているとされ、ほぼ魂と同じように表現されています。

この幻光虫は本作世界の『スフィア』という人の想いや思念を留め伝える媒体を始め、様々な技術に用いられていますが、とにかくゲームをプレイしたらなんとなく感覚で理解できる事なので、ここでは割愛します。

そして、本作で登場する魔物は、何らかの強い想いを残して人間・動植物が死んだ時、他の幻光虫と結合し、それが実体化して、

生前の記憶なく暴れまわる魔物となってしまう、とされていて、本作で戦う魔物は大体そういったもののようです。

しかし人が死んだ時、とにかく強い想いを持っていた場合は、具現化した姿が魔物ではなく元の姿のまま留まることがあって、このような存在を死人(しびと)と呼んでいます。

重要なキャラも割とこの状態の人がいます。

一見不老不死状態のようですが、

この状態は、想いによって支えられた存在であるため、力の元となる想いが消えれば消滅してしまいます。

 

・異界送り。

本作世界独自の仕組みで誕生する魔物達は、基本的には普通のモンスターと同じ扱いで討伐されていますが、

人から生じた魔物に対しては、元となる人物との関わりなどで討伐するのには抵抗がありますし、本作世界では人が魔物にならないよう異界送りという儀式があります。

これは召喚士の重要な役割とされていて、

各地を巡る旅の途中で、異界送りをすることが義務となっているようです。

詳しい説明は省いて…幻想的な雰囲気を漂わせた美しいシーンです。

 

・ことほどさように…。

ざっくり述べたのみですが、本作世界観の独自性と宗教的なものも絡んだ幻想的な雰囲気を少しでも伝えられれば幸いです。

あと、ヒロインのユウナは着物をカスタムしたような服装をしていて、より一層本作のムードを盛り上げていると思います。

続編では、かなりはっちゃけておいででしたが。

 

・ザナルカンドにて。

本作の旅では『ザナルカンド』にたどり着く事が目的ですが、

最終目的はもちろん『シン』を倒すことです。

主人公ティーダを始め私達は、この意味を単純に『究極召喚』とかいう凄い召喚魔法で『シン』をやっつける、くらいの感覚でいましたが、

はたしてザナルカンドの地で明かされる真相は我々の予想を裏切る…というか、かなり悲壮なものでした。

本作世界にある『死の螺旋』…そしてティーダという存在。色々なものが明らかになっていく終盤はかなりゲームプレイにも力が入っていった記憶があります。

 

・主人公ティーダ

上に述べた通り、最初は「ないわー」という気持ちしかない典型的ちゃらちゃらした今時の男の子でしたが、ストーリーが進み、彼自身の成長を目にするにつれ、ぐんぐん好感度が上がっていったキャラです。

突然自分の住んでたザナルカンドから、謎の化け物『シン』の影響で、見知らぬ土地に飛ばされます。

そして出会った召喚士の少女ユウナが、ザナルカンドへ旅に出ると聞き、その旅に同行することにします。

 

・召喚士ユウナ。

本作のヒロインである少女です。

召喚士として、本作世界の脅威である化け物『シン』を倒すため旅に出ます。

とても真面目というか優しい性格で、悲壮な覚悟をもって旅を続けています。

まるで彼女が主人公であるかのように物語は進んでいきますが、やがて物語の主軸はティーダであることが判ります。

アルベド族とのハーフなので、青と緑のオッドアイがとても綺麗でした。

あと異界送りのシーンがとても幻想的で好きでした。

 

・ワッカ。

仲間キャラの1人の男性で、ユウナを妹のように大切に思っており、旅のガードとして同行します。

なんかボールを投げて戦います。

声が中井和哉さんです。

以上です。

 

・ルールー。

仲間キャラの1人の女性で、ユウナを妹のように大切に思っており、ガードとして旅に同行します。

人形を操って戦い、黒魔法も得意です。

見た目は好みでしたが、中身はそうでもなかったので、そんなに想い出がありません。

ワッカと最終的に結婚します。

 

・キマリちゃん。

仲間キャラの1人で、ロンゾ族の青年です。

ロンゾ族は全身真っ青の獣人といった感じで、頭に角が生えています。

が、キマリちゃんは頭の角をへし折られています。

そして、205cmもあるのにロンゾ的には小柄らしく「小さいロンゾ」などと他のロンゾ族から馬鹿にされたりもします。

そんなキマリちゃんですが、物語の最初は寡黙で誇り高いロンゾ族の戦士として、かっこよさげな感じです。

ユウナの旅にもガードとして同行し、非常に頼もしい限りなのですが、

実はどうにも他の人に比べ戦闘面では弱いというか…微妙な感じです。

しかし、愛だけはそれなりにあったので、たまには使ってました。

 

・アーロン。

仲間キャラの1人で、渋いおじさんです。

ユウナのガードとして旅に同行してくださるわけですが、かつてはユウナの父のガードもつとめておられました。

でかい剣を持っていますが、「キマリちゃんと同じく見かけ倒しでは?」という心配もいらない本当に頼りになるお方です。

 

・リュック。

仲間キャラの1人で、ユウナと従姉妹のアルベド族の少女です。

アルベド族というのは、 いわゆる別の人種という感じで、使っている言語もアルベド語という独自の言語です。彼女は両方話せるバイリンガルです。

本作世界のエボン教においては機械は禁忌の物であり使用してはならないという教えなのですが、

アルベド族はもりもりつかいます。

FF10には好感度の概念があって、それに応じて一部のイベントにおいて好感度が一番高いキャラとそのイベントを過ごしたり、ティーダのある技で、その一番好感度が高いキャラが技の演出に登場したりする要素があります。

当時、私はリュックが女の子キャラの中で一番好きで、好感度も彼女が一番高かったのですが、

そんなことメインストーリーにはなんら関係なくユウナと結ばれた時は若干脱力しました。

それはさておき、当時、着信ボイスで、

リュックがアルベド語でメール着信を知らせてくれるやつ(確か、チイシメールガモと言ったと思います。直訳で『きみにメールだよ』)を設定していたのですが、

職場でマナーモードにし忘れてうっかりそれを流してしまったときは、

シラを切るのに苦労しました。

 

・ジェクト。

ティーダの父で、かつてユウナの父のガードとしてアーロンと共に旅をした人です。

とにかく自信満々な明るいおじさんといった感じですが、影で努力をするタイプで、自分の過ちも認め反省もできる人です。

ただただティーダへの愛情表現だけめちゃ下手くそなので、初めティーダの口から語られるジェクト像はあまり良いものではありませんでした。

ティーダの旅の道行きは、かつてユウナの旅をした父のガードとして旅をした父の足取りを辿る旅でもありました。

その旅の果て、親子は再会しますが、それはとても残酷とも言える再会でした。

しかし、ティーダがジェクトと判りあえたときは嬉しかったですね。

 

・アニマ。

召喚獣の中で一番好きです。

すごくかっこいいです。

 

・イクシオン。

FFで雷属性といえばラムウのおじいちゃんでしたが、本作では角の生えた獣のような姿のイクシオンが雷属性担当です。

いつもラムウは華無いなーって思ってたんですが、いざいないと寂しいものですね。