ゲームの想い出ノート

ゲームはクリアしたらほぼ手放してしまいますが、ゲームの想い出が薄れていくのは寂しいものがあります。このブログはゲームの想い出が風化する前に形に残したいと考え、綴ったものです。評価やプレイ日記というより、あくまで想い出なので記述内容に偏りや、想い出補正があります(特に昔プレイした作品)。ゲーム攻略の参考にはなりません。

サガ フロンティア(PS・1997)

・フリーシナリオRPG

主人公候補7人の中から1人を選び物語を進めていきます。

フリーシナリオというのはある程度物語の進行や、サブイベントがプレイヤーの自由にできるという事です。

各主人公、メインシナリオが個別に存在し、それを進めつつ、サブイベントもこなしていく形になります。

 

・メインシナリオが多彩。

前作にあたるロマサガ3では、メインシナリオはほとんど共通といってよく、目的が違ったり、わずかな差異がみられるだけでした。4人はスタート地点も同じでしたし。

本作ではメインシナリオが各主人公で全く異なり、全キャラ制覇したくなります。

というか、しました。

 

・クーン編。

主人公の1人で、可愛い見た目のモンスター、クーン。

その愛くるしい容姿から、低難易度のお気楽なシナリオを想像し一周目の主人公に彼を選ぶ人が当時どれだけいた事でしょう。

その一人が私です。

ざっくり言うと一周目のプレイにクーンは難しいです。

私は事前情報なくタンザーに突撃し挫折、一旦他の主人公からプレイすることにし、のちにクーン編を最初からやりなおして…

最後の最後の掟やぶりレベルのどんでん返しにやっぱりサガって凄いセンスだな!と改めて思いました。

普通、考えつかないでしょう。

最初期にパーティーインして、ずっとシナリオの牽引役として物語を盛り上げてきたキャラが最後の最後で、ラスボス化って…。

いやまあ、お話的に納得は出来ますけどせめて、ただのボスですよ。ラスボスって凄いですよね。しかも直前にパーティー離脱です。

おかげで、主力で使ってたこのキャラの穴を、二軍の適当なキャラで埋める羽目にあいました。

この事から、人間どころかゲームキャラですら簡単に信じてはいけない、という教訓を得ました。

 

・T260G編。

ロボが主人公で、最終的にかなり壮大なロボまみれのシナリオになります。唯一、パーティーキャラ全員ロボにできるシナリオです。

想像以上に胸が熱くなるシナリオで、またハートフルでもあり、プレイ終わりにはT260Gが大好きになっていました。

そして、このシナリオで特筆すべきなのは、唯一レオナルド博士がパーティーインすることです。 

他のキャラのシナリオでは、マンハッタンという都会の片隅で何かを食しながら「これおいしいんだよ」としか言ってくれないのですが、このシナリオでは人間を辞めてロボ化して一緒に戦ってくれます。

この出来事の前では、T260Gがいろんな形態に変わり、とっても強力で未来感あふれるかっこいいフォルムになることなど些細な事に過ぎないでしょう。

 

・アセルス編。

かなり独特の耽美な雰囲気が漂っています。

籠姫(ちょうき)という言葉をこのシナリオで初めて知りました。

魅惑の君とか呼ばれてる妖魔・オルロワージュの馬車にひかれ、戯れにオルロワの青い血を受け、半分人間、半分妖魔という紫の血を持つ半妖状態になってしまった少女・アセルスの話で、

こちらは充実のマルチエンディングになります。

少女なのですが、オルロワの血を受けた影響で、女性を魅了しまくるうえ、本人もまんざらでもない感じで、なんともお耽美な雰囲気が独特です。特に同行してくれるオルロワの籠姫・白薔薇姫との関係はかなり濃いです。

あと幻魔という名前だったと思いますが、かっこいい剣を序盤から入手できます。

このシナリオは妖魔がたくさん仲間になります。

 

エミリア編。

名前がうろ覚えですが、合ってるといいなと思います。

何かとコスプレするエミリアが魅力的です。

シナリオ難易度は低めで、彼女辺りから始めるときっといいんじゃないかと思います。 

エンディングが確か2パターンあったと思います。

 

・ブルー編。

術の資質を集めるという、他の主人公ならサブイベント扱いのやつをメインシナリオに据えてあるシナリオです。

この主人公は展開によっては主人公交代劇が起こるこれまた珍しいキャラです。

具体的にいうと、サガフロの世界では術の資質は通常、相反するもの同士を同時に持つことは出来ないのですが、

相反する資質を持つ双子を殺す事で全ての資質を得ることが出来るらしく、双子で対決する事になります。

それに勝てば良し、負ければ双子のルージュが以後、主人公になります。

ルージュの方が名前も見た目もかっこいいですが、全然そんな展開になるとも知らなかったので、普通に勝ってました。

術を使う魅力が一番感じられるシナリオです。

 

 ・レッド編。

パッと名前を見ると、ブルーの兄弟なのかと思いますが、全然関係ない人です。

ヒーローで、非常に熱いシナリオです。

パーティーメンバーが全員戦闘不能になってるとヒーローに変身できます。

思い入れが特に無いので以上です。

 

リュート編。

メインシナリオがほぼないです。

普通、主人公は一軍にいて、ボス戦とかは必ず参戦するのですが、自由過ぎるキャラで唯一、二軍落ちが出来る主人公です。

更に言えば、ラスボス戦にも参戦しなくてもいいので、LPという『無くなる=ゲームオーバー』という貴重な数値が対価のお店があるのですが、そこで惜しげもなく買い物したり、どのようにも扱えます。

 

・ヌサカーン。

クーロンの裏通りで怪しすぎる医者として一ネタを披露するような役回りですが、蓋を開けてみれば、まさかの上級妖魔です。

限られた主人公でしか仲間に出来ませんが、怪しげなゲーム画面でのお姿と、小林先生の美しいイラストを頭の中で融合させながら使うと良いかと思います。

 

・リージョン。

星というよりは、街とか大きな施設とかいう単位のもので、このリージョン内を探索したり、行き来してゲームを進めていきます。

宇宙船のようなリージョンシップで各リージョンを移動しますが、宇宙という設定では無かったと思います。

リージョン毎に毛色が異なり、

例えば、ダークで耽美な雰囲気のリージョン・ファシナトゥール、

ICPO的な警察のリージョン・IRPO、

監獄のリージョン・ディスペア、

独特のごった煮感があるリージョン・クーロン、

和風全開のリージョン・京などなど

多彩なリージョンがあり、とても魅力的なサガフロンティアという、1つの世界を表現されています。

 

・バトル。

種族毎に特徴があります。

人間は戦ってるとピカーンと電球を頭に光らせ技を閃いたりします。戦闘終了後にはパラメーターが成長する、使いやすい種族です。

ロボは、機械相手との戦闘終了後にプログラムをダウンロードすることで強化したりできます。

状態異常に強かったと思いますが、仲間がロボまみれのT260G編では、ロボがかかる状態異常が猛威をふるいます。

モンスターは、戦闘終了後に敵を吸収すると技を獲得し、その技の組み合わせやその他の要因で、種類が変わっていきます。

ある程度、仕組みになれると簡単に強化できる便利な種族ですが、運も絡みますし、慣れないと不便です。

妖魔は、妖魔のみが装備している具足とかにモンスターを吸収することでパラメーターを補強する感じです。この意味が判らないと、成長する人間にパラメーターの面で置いてかれて、お荷物になりがちです。私は最初の頃、よく妖魔をお荷物にしてました…もったいないです。

 こういった多彩な種族を組み合わせてパーティーを構成してバトルします。

連携という要素もあって、結構なんでも繋がるし、単発で出すより強力なので、いかに連携繋がる技を出すかも重要です。

 

・ヨークランドの恐怖。

サブイベントの一つに、

ヨークランドというのどかなリージョンにて、泥酔状態でそこの湿地帯を攻略するというものがあります。

この湿地帯、ただでさえ通常より強力なモンスターが目玉をギョロつかせて多数待ち構えているのに、

泥酔状態なので制御ができずエンカウント

更によほどおぞましい酒でも飲んだのか、たくさんのバッドステータスにかかっていて、なかなかの高難易度ぶりです。

 色々イベントあったと思いますが、これはかなりインパクトありましたね。

秘術と印術という術のどちらかの資質を集めるという二者択一イベントで、

こちらが秘術の資質イベントなので、もう一方の印術の資質イベントに行って済ませる事もありました。しかし印術の資質は別に要らなかったりして、とても悩ましいです。

 

・BGM良好。

もちろんです。

 

・魅力的な独特のセリフセンス。

サガフロならではの特徴というよりサガシリーズの特徴ですが、短いセリフ回しが独特の味わいを生んでいて、もっとくれもっとくれという感覚になり、とても楽しいです。

 

サガフロンティアはとても好きなRPGの一つ。

なので、たまに取り出して遊ぶに違いないと思い、PSVに入れてます。

ならエミリアの名前も合っているか、ちゃんと確認すれば良いと思いますが。